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F3ランク2位のミニ、マグヌッセンの代役でF1参戦のベアマンに代わり”ひと足早く”F2昇格「来季に向け絶好のチャンスになる」

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F3ランク2位のミニ、マグヌッセンの代役でF1参戦のベアマンに代わり”ひと足早く”F2昇格「来季に向け絶好のチャンスになる」

 F1アゼルバイジャンGPで出場停止となったケビン・マグヌッセンの代役をハースで務めることになったオリバー・ベアマン。そのため併催されるFIA F2のレースは欠場することになるが、そのベアマンの代役を今季のFIA F3をランキング2位で終えたガブリエル・ミニが務めることになった。

 マグヌッセンは直近12ヵ月での累積ペナルティポイントが、先日のイタリアGPで12点に到達したことで、今週末に開催されるアゼルバイジャンGPで出場停止処分を受けることになった。その代役としては、来季ハースからF1フル参戦することが決まっているベアマンが務めることになったが、その結果ベアマンは併催されるF2バクー戦を欠場することを余儀なくされる。

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 その本来ベアマンが乗る予定だったプレマのF2マシンにはミニが乗り、来季メルセデスからのF1デビューが決まったアンドレア・キミ・アントネッリのチームメイトを務めることになった。

 ミニは今季、プレマからF3に参戦。モンツァで行なわれた最終戦の最終コーナーに差し掛かった時の隊列のままゴールすれば、F3チャンピオンに輝くところだった。しかしすぐ後ろでは、トライデントのレオナルド・フォルナローリが、ARTグランプリのクリスチャン・マンセルを抜いたことで大逆転。フォルナローリがシーズン未勝利ながら獲得ポイント数でチャンピオンに……ミニは2ポイント及ばず、ランキング2位でシーズンを終えることになった。

 そのミニは来季F2に昇格する可能性が高いと見られるが、ひと足早くF2マシンに乗り込み、F1を目指す猛者たちと対峙することになった。

「バクーでF2のレースに、プレマから参戦できることを嬉しく思うよ。2024年は好調なシーズンだったし、最終戦の最終コーナーまでタイトルを争っていたんだからね」

「F2は2025年に参戦を目指す主な選択肢だから、バクーでひと足早く体験できることはとても重要だ。新しいマシンとシリーズについて学ぶ、とても良い機会だと思う」

 ミニは2020年にイタリアF4とADAC F4にプレマから参戦。その後はフォーミュラ・リージョナルにも挑んだ。

 2023年にはハイテックからF3デビュー。その年のマカオGPでプレマに戻り、2024年はそのプレマからF3に参戦することになった。

 なおベアマンは、F1サウジアラビアGPでカルロス・サインツJr.の代役としてフェラーリからF1デビューを果たした。その時もF2参戦を諦めることになったが、すでにF2の予選は終わっていた段階だったため、プレマはベアマンの代役を立てることができず、アントネッリひとりのみでレースを戦うことになった。

「ガブリエルがF2にデビューするのを見るのが待ちきれない」

 チーム代表のルネ・ロジンは語った。

「2020年に彼が我々のチームでの最初の一歩を踏み出した時、ジュニアシングルシーターの最高峰シリーズに昇格するのを見るのは、非常にやりがいのあることだ。これは彼とチームの両方にとって、有益な機会となるだろう。一方でオリー(ベアマン)の2度目のF1がうまくいくことを祈り、その後で我々のチームに戻ってくることを楽しみにしている」

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