■「ヤマハ ビーノ」がどういったスクーターなのか?
「ヤマハビーノ」とは、ヤマハ発動機が販売している原付一種スクーターです。「#かしこくってかわいい」をコンセプトに、レトロでおしゃれなデザインや豊富なカラー展開が魅力のモデルでもあります。アクセサリーポケットやフック、後輪ブレーキなど便利な機能も搭載されており、見た目と使いやすさのバランスが取れた女性に人気の原付なのです。
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そんなビーノの人気に一役買ったのが、アニメ『ゆるキャン△』。『ゆるキャン△』とは、山梨県に住む女子高生たちがアウトドアやキャンプ、学生生活を楽しむ日常系アニメです。登場人物の一人「志摩リン」がビーノに乗っており、普通自動二輪車免許のいらないハードルの低さや可愛らしいデザイン、ビーノへ荷物を詰め込みキャンプを楽しむ姿は、今までバイクに興味がなかった層にも注目されるきっかけとなりました。昨今のアウトドアブームとアニメ人気がうまくマッチした例といえるのではないでしょうか。
ビーノは、使いやすさとデザイン性が人気を集めるポイントです。シート下のトランク容量は約20リッターで、ヘルメットを収納できる広さがあり、右側のインナーボックスは500mlのペットボトルを収納できます。左側にはグローブボックスが設置され、中には、アクセサリーソケットも装備されています。センターにはフックがついているため、シート下に入りきらないカバンや、ちょっとした荷物をかけることができるのでとても便利な装備が付いています。シンプルなデザインのメーターパネルは、時計機能に加え、燃料計とオイル交換時期を表示可能な機能を搭載し、忘れがちなオイル交換のタイミングを教えてくれる、大変便利な機能と言いえるでしょう。
左ハンドル側には後輪ブレーキロックのレバーがついています。キーシリンダーはシャッター付きのため、盗難抑止やいたずら防止に一役買ってくれること間違いありません。そのほか、アイドリングストップ、コンビブレーキ機能も搭載されています。
ビーノの魅力は機能性に加え、おしゃれなデザインとカラーリングにあるといえます。全カラー共通デザインであるフロントの立体エンブレムと、ビトロエンブレムはボディカラーに合わせたカラーリングで、さりげないおしゃれさを演出しており、カラー展開は全6色。レトロでヨーロピアンなレッドやベージュ、シックなブラウンメタリックやブラックは新色で、クールなアーベインデニムブルーメタリックと柔らかなプコブルーは、引き続き販売されています。コロンと丸いフォルムとレトロ感のある丸いヘッドライトやバックミラー、マフラーや足回りは黒で統一されているのもポイントです。
■「ヤマハ ビーノ」をさらに魅力的に彩るアクセサリーをご紹介!
まずおすすめしたいアクセサリーはサイドスタンドです。多くの原付と同じように、ビーノもセンタースタンドのみの装備で販売されています。センタースタンドは安定性が高く、後輪を回すことができるため、洗車やメンテナンス時には便利です。しかし、日常使いを想定した場合、やはりサイドスタンドがあると便利だといえます。すぐに出せてすぐに使用できる気軽さがサイドスタンドの魅力であるほか、風が強い日や極端に傾斜のある場所でバイクを止める場合は、センタースタンドよりサイドスタンドのほうが車体が安定します。
バイクの積載量がアップするため、リアキャリアも追加すると良い方法です。シート下に収納できないような形状の荷物も、ネットやロープ、フックを使用してリアキャリアに積載することができます。前項で紹介した志摩リンの所有しているビーノも、リアキャリアを使ってキャンプアイテムを積んでいます。
寒い季節も乗り回したいという方には、グリップヒーターセットがおすすめ。グリップ部分を電熱で暖めるため、寒い日は手の冷えやかじかみを緩和する効果があります。また、見た目にもすっきりとして生活感が出にくいところも魅力的といえるのではないでしょうか。反対に実用性を重視し、より手元を暖めたい場合はグリップヒーターにグリップカバーやナックルガードを併用すると良いでしょう。物理的に走行風をシャットアウトし、グリップヒーターの熱を逃がさないことで、冬場のバイクの快適性と操作性がアップします。
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人気アニメ『ゆるキャン△』によって認知度が上がったヤマハビーノ。「#かしこくってかわいい」をコンセプトに、おしゃれでレトロなデザインと、日常使いしやすい機能性とのバランスの良さなど、魅力が詰まったモデルです。アクセサリーを追加することで通勤や通学だけでなく、アウトドアやゆるめのツーリングなど、幅広い用途で使用できるようになります。おしゃれさと原付の気軽さや取り回しやすさが融合したビーノは、学生や女性にもおすすめのバイクといえるのではないでしょうか。
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