東京からセリカXXで富山に凱旋。免許を取って初めての体験だった
一番の思い出といえば、免許を取って初めて東京から富山の実家に帰ったときのことが、いまでも最高に印象に残っている。当時まだ富山と新潟の県境付近の北陸自動車道がつながっていなかった。一般道を走っていったのだが、そのあたりの国道8号線というのはずっと海沿いギリギリのところを通っている。行き交うクルマもまばらな中、左に断崖絶壁を、右に夕日がおだやかな日本海に沈みかけた風景を見ながら走ったときのことはいまでも鮮明に覚えている。そして実家についたときには、東京とちゃんと道でつながっていることが、当たり前のことなのに感慨深く思えたものだ。
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東京の近くで印象に残っているのは、20数年前に小田原の国道135号線を走ったときのこと。その先にある友人の別荘に向かっていたときの景色があまりに素晴らしかった。天候にも恵まれて光の加減もすばらしく、凪いだ海面がキラキラと反射する光景を目にしてなんてキレイなんだろうと思ったものだ。
その道はその後もたびたび通る機会はあったのだが、初めて走ったときほど好い条件に恵まれたことはない。
実は近年、その道は護岸工事で堤防が高くされて海が見えない箇所が増えてしまった。安全のためにはやむをえないのかもしれない。だが、せっかくの景観が台無しだ。もう少し考えられなかったものだろうかと思わずにいられない。
【プロフィール】
岡本幸一郎(おかもとこういちろう)/1968年、富山県生まれ。幼少期にクルマに目覚め、小学校1年生で街を走るクルマの車名すべて言い当てるほどになる。大学卒業後、自動車専門誌の編集などを経てフリーランスへ。AJAJ会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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