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アルファ・ジュリアやジャガーFタイプも狙い目 今なら半額!な有能「中古」モデル(3) 高速サルーン/クーペ編

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アルファ・ジュリアやジャガーFタイプも狙い目 今なら半額!な有能「中古」モデル(3) 高速サルーン/クーペ編

レクサスLC 500(2017年式)

走行距離:7万800km 英国価格:4万3750ポンド(約875万円)

【画像】ジュリアやFタイプも狙い目 今なら半額!な有能「中古」モデル 高速サルーン/クーペ編 全166枚

欧州ではメジャーな選択肢とはいえないが、自然吸気のV8エンジンを搭載した豪奢なグランドツアラーとして、魅力的なクーペであることは間違いない。コンセプトカーそのままといえるスタイリングは、今でも見惚れるほど美しい。

レクサスだから、製造水準はスイス製クロノグラフ級に高い。信頼性も折り紙付きだ。

プジョーRCZ-R(2014年式)

走行距離:4万9900km 英国価格:1万4520ポンド(約290万円)

プジョーの1.6Lターボエンジンにラリーカー譲りのブレーキ、リミテッドスリップ・デフで武装したプジョーRCZが「R」。印象的なクーペフォルムは、同時期のプジョー308 GTi以上に軽量で、動力性能はより活発だ。

操縦性は、バレエダンサーのように軽快。往年のホットハッチ、205を彷彿とさせる。

マツダRX-8 R3(2009年式)

走行距離:8万3600km 英国価格:7000ポンド(約140万円)

観音開きのドアに、2+2のシートとロータリーエンジン。やや怪しい信頼性のおかげで、特徴的なRX-8はかなりお手頃なスポーツクーペとなっている。とはいえ、慎重に好条件な1台を探せば、とびきりのドライバーズカーを安価に購入できる。

英国仕様のR3は、エンジンオイルの消費量を大幅に抑えるアップデートを受けた後期型。一層軽快な操縦性を得るべく、シャシーにも改良が加えられている。

BMW M2(F87型/2016年式)

走行距離:6万9200km 英国価格:2万3750ポンド(約475万円)

コンパクトな2ドアボディに、高出力な直列6気筒エンジンと、楽しい後輪駆動のシャシーを融合させたF87型BMW M2の魅力は、今でも霞むことがない。この価格帯にあるのは、130iと共有するN55エンジンとデュアルクラッチATを搭載した、前期型だが。

高性能クーペだから、事故車は少なくない。整備履歴は、良く確認したいところ。

ジャガーFタイプ(2015年式)

走行距離:11万7400km 英国価格:2万ポンド(約400万円)

聴き応えのあるサウンドを放つV6エンジンを、美しいスタイリングで包んだFタイプ・クーペ。そのエグゾーストノートは、精神的な祖先、ジャガーEタイプを彷彿とさせる。

スーパーチャージャーで過給され、内蔵が圧迫されるような怒涛の加速も味わえる。ただし、インフォテインメント・システムは、やや不安定。リアデフからのフルード漏れにも用心したい。

ベントレー・コンチネンタルGT W12(2018年式)

走行距離:5万6300km 英国価格:8万9948ポンド(約1798万円)

乗り手を選ぶような高級車ほど、価格の下落も大きい。ベントレー・コンチネンタルGTもそんな1台といえ、貯金額がみるみる減っていくランニングコストを無視すれば、バーゲンプライスで店頭に並んでいる。

長距離移動時の快適性と洗練性は最上級。大柄なボディだが、正確な操縦性と驚くような敏捷さも叶えた英国車だ。

フォード・プーマ(1998年式)

走行距離:10万4600km 英国価格:3995ポンド(約79万円)

1990年代のクーペ人気を牽引した1台が、フォード・プーマだ。当時のフォード・フィエスタをベースに、ステアリングとサスペンションをアップグレード。エンジンはヤマハが開発した1.7Lで、124psの最高出力を発揮した。

クラシックカーへ片足を突っ込んでいる年式だが、価格は数1000ポンド(数10万円)とお手頃。最大の悩みは、各所で生じるサビだ。

メルセデスAMG C 43(2017年式)

走行距離:6万4300km 英国価格:2万4450ポンド(約489万円)

続いて、走り自慢のスーパーサルーンへ移ろう。メルセデスAMGのCクラスでは、V8エンジンが繰り出す怒涛のパフォーマンスへ目がゆきがちだが、中古車で狙い目といえるのが、V6エンジンを積んだC 43だろう。

367psの最高出力に、四輪駆動のシャシーが組み合わされ、性能は充分に高い。インテリアもラグジュアリーだ。しかも、価格帯は現実的な側にある。

アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ(2016年式)

走行距離:11万5800km 英国価格:2万9995ポンド(約599万円)

フロントフェンダーを四つ葉のクローバーで飾った、情熱的なスーパーサルーン。V6ツインターボは510psを発揮し、ドイツ製のライバル並みに速い。加えて、クイックなステアリングと自在に操れるシャシーは、ワインディングで感動を与える。

初期のジュリア・クアドリフォリオには、いくつかの不具合が報告されていた。しかし、全体的な信頼性は悪くないようだ。

テスラ・モデル3 パフォーマンス(2019年式)

走行距離:9万9700km 英国価格:1万9990ポンド(約399万円)

落ち着いた見た目とは裏腹に、驚くほどの速さを秘めたサルーンが、テスラ・モデル3 パフォーマンス。ツインモーターでの最高出力は450psで、0-100km/h加速は3.4秒。正確なステアリングで、グリップ力も高い。

テスラ水準では、製造品質が1番優れるのも魅力。駆動用バッテリーの性能も、多くのバッテリーEVが積むものより良いようだ。

ジャガーXE V6 S(2015年式)

走行距離:12万2500km 英国価格:1万1000ポンド(約220万円)

ジャガーFタイプ用の3.0LスーパーチャージドV6エンジンを、XEのコンパクトなボンネット内に押し込んだのが、V6 S。傑作のスポーツサルーンではあったが、新車時はあまり支持を集めなかった。今では、お買い得な1台に数えられる。

速さと操縦性は不満なし。インテリアの高級感は、会員制クラブのようだ。

BMW M5 コンペティション(2019年式)

走行距離:5万6300km 英国価格:4万3495ポンド(約869万円)

史上最高のスーパーサルーンの1台といえるのが、BMW M5 CS。こちらは価格が高騰している。しかし、600psを誇る M5 コンペティションも、能力が大きく劣るわけではない。こちらの価格は下降気味で、相対的に選びやすくなっている。

車重は軽くなく、タイヤやブレーキ、サスペンションへの負担は大きい。交換部品の予算は、予め組んでおきたいところ。

ポルシェ・タイカン・ターボS(2020年式)

走行距離:3万5400km 英国価格:6万9250ポンド(約1385万円)

バッテリーEVへの乗り換えに、二の足を踏ませる存在になっている1台が、ポルシェ・タイカン。加速力は唸るほど鋭いが、中古車市場での低調な価格にも驚けるからだ。

ゼロエミッションのドライバーズカーとして、現時点で最高の選択肢であることは間違いないだろう。しかし、761psを発揮する4年落ちのポルシェが、英国では新車時の半額で購入できてしまう。

この続きは、今なら半額!な有能「中古」モデル(4)にて。

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