透明の樹脂の中に花が入っている「水中花シフトノブ」
ATが全盛になって廃れてしまったのが、シフトノブの交換。ATのシフトはボタン機能が内部に組み込まれていて、交換するのは不可能ではないが、かなり難しい。一方、MTであればねじ込まれているだけなので、ネジのピッチが合えば交換は簡単だ。その昔であれば、革巻きやウッド、チタンというのもあった。
「ど派手ペイント」「巨大羽根」「飛び跳ねるクルマ」! 最近激減したクルマの「カスタム」5選
そのなかで異色の存在なのが、透明の樹脂の中に花が入っている水中花のシフトノブだ。水中花とはもともとは部屋を飾るものとして瓶に造花を入れて、水で満たしたもののこと。松坂慶子さんが歌った『愛の水中花』という歌もあった。もちろんこの場合の水中花はクルマのものではない。
乗用車用は、今でもある星光産業が、京都で売られている土産物をヒントにして発売したのがきっかけだ。ただし、現在は生産しておらず。そのほかのメーカーからは販売されていているものの、絶滅寸前といっていい。冒頭で紹介したように、付けるクルマが少ないのだから仕方がないだろう。
一方、健在なのがトラック用だ。MTがまだ主流ということもあるし、長いものにするとテコの原理でシフトしやすくなるというメリットもある。ドリフト車両の中にはトラック用のシフトノブを付けているものを見かけるが、こちらもシフト操作のしやすさが理由だ。
今でも手に入れることが可能!
ただ、トラック用を見ると、中に花が入っていないただの透明樹脂タイプが多い。せいぜい泡をわざと入れたバブルタイプなどクリアで爽快なイメージが全面に出ていて、やはり水中花にすると昭和感が出過ぎるというのもあるのだろう。ちなみに水中花のシフトノブはもともと、アクリルフラワーノブと呼ばれていた。
リアルな水中花シフトノブは、確かに昭和の遺産的なアイテムなのだが、当時モノのなかにはビンテージになっているものもあるほど。花だけでなく、日本人形や五重の塔、コンパスを入れたものや、配線をつなげて光るものもあって、小さなシフトのなかで独自の世界を作り上げているのが魅力となっている。
また、造花ではなく、本物の花を封じ込めたものも。
ジャンルもシフトから派生して、ホーンボタンやドアロックのノブなどもあったり、想像以上に幅広い。今でもボタン機能が頭の部分にないプリウス用にあるなど、まったく楽しめないわけでもない。ネットオークションなどではけっこう出品されているので、コレクションしてみるのもいいかもしれない。実際に装着するときは、ほとんどのものでシフトパターンが表示されていないので、別途シールなどでインパネなどに表示する必要があるので、あしからずだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
世界的に数字の入った車名だらけ! 数え歌的に車名で1から10まで数えてみた
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント