エスプリ・オーナーとスペシャルショップの合同ツーリング
’70年代から’00年代にかけて約30年もの長いモデルライフを誇った、ロータスの代表的車種のひとつであるロータス・エスプリ。バックボーンフレームにファイバーボディという、ロータスの伝統的な構造を持ちながら、ジウジアーロが手掛けたそのボディはそれまでのロータスとは一線を画すモダンで直線的なラインを持つ。スーパースポーツカーのルックスとブリティッシュ・ライトウエイトの走り味を併せ持つ独特の存在感で、エンスージァストから熱い支持を受ける一台だ。
『クラブ・エスプリ・オブ・ジャパン&オーセンティックカーズ合同 春のツーリング』すべての画像をみる
わが国のエスプリ・オーナー交流の場として’90年代から活動しているカークラブ『クラブ・エスプリ・オブ・ジャパン』、そして古くよりエスプリ・オーナーの主治医として大きな信頼を得ているスペシャルショップ『オーセンティックカーズ』は、定期的に合同でのツーリングを開催している。今回は春のツーリングとして、海老名から東名、箱根経由で伊豆方面へ向かう約半日のルートを駈けぬけた。
初夏の空気とワインディングを満喫した半日
4月22日の日曜日、早朝の東名・海老名サービスエリアに集合した一行。ニューシェイプ以降の4気筒/8気筒のエスプリ各モデルに、エリーゼ、エキシージにエヴォーラ、ヨーロッパSそしてM100エランといったロータス車が集合した。多いときは50台近い大所帯となるそうだが、今回は20台ほどが参加する、比較的コンパクトな集まりとなった。
休日の渋滞が始まる前に海老名を出た一行は東名高速道路を下り、厚木インターから小田原厚木道路方面へ。その先はアネスト岩田 ターンパイク箱根に伊豆スカイラインと絶景のワインディングロードが続く、ロータス乗りならずとも気持ちよく愛車を走らせることができるルートだ。ターンパイクを抜けた一行は箱根 十国峠レストハウスへ開店時間オンタイムで到着。ここではたっぷりと休憩時間が取られており、同じロータス・オーナー同士、クルマ談義に花を咲かせていた。その後、真っ青な空に囲まれながら伊豆スカイラインを走り抜け、亀石峠インターからは左手に海を見ながら一般道を走り、昼前には目的地である『道の駅 伊東マリンタウン』に到着、海鮮料理に舌鼓を打ちながら歓談し、上り方向の道路が混雑する前に解散、各自が家路に就いた。
エスプリをはじめとしたロータスを愛好するオーナー同士が集い、肩肘張らずリラックスした雰囲気のまったりとしたCEJのツーリング。道程にはロータスのスペシャリストであるオーセンティックカーズのスタッフも同行しているので安心感大きく、途中の休憩時間には愛車のメンテの相談やロータスのマニアックな話でも盛り上がっていた。約四半世紀の歴史あるクラブだが、自然体が心地よいCEJ。興味を持たれたエスプリ・オーナーやオーナー候補の方は、連絡を取ってみてはいかがだろうか。
■クラブ・エスプリ・オブ・ジャパン
■オーセンティックカーズ
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