1月14日、W2RC世界ラリーレイド選手権第1戦『第46回ダカールラリー2024』のステージ7が行われ、バーレーン・レイド・エクストリームのセバスチャン・ローブ(プロドライブ・ハンター)が今回のラリー3度目のステージ優勝を挙げた。現在の総合首位は、ステージ7を4番手で走破したチーム・アウディスポーツのカルロス・サインツ(アウディRS Q e-tron E2)で、総合2番手につけるローブとの差は19分だ。
2024年大会で初めて行われた、“48時間クロノ”と題する2日間で争われるステージ6を終え、後半戦に突入したダカールラリー2024。休息日をなった13日(土)を経て行われたステージ7は、リヤドからアル・ダワドミまでの総走行距離873kmで今大会最長を誇り、スペシャルステージは2番目に長い483kmが戦いの舞台となった。
ローブのギャンブルが大成功、48時間ステージを制し総合3番手に浮上。首位はサインツ【ダカールラリー】
ダカールラリー2024の四輪部門でただひとり複数のステージで勝利を挙げていたローブは、このステージ7でも好調を維持し、その勝利数を3に伸ばした。48時間クロノを制した作戦巧者は、勢いそのままにトップタイムでスペシャルステージを走破。現在総合首位となっているサインツから19分遅れの2番手に浮上し、連日その差を縮めている。
SS連勝を飾り、反撃の狼煙を上げるローブは、「ナビゲーションは本当に難しかったが、大きなミスもなく良いステージだった。僕たちは先頭車両だったので、走行ラインを作り出す必要があったが、時にはその方が良いこともあった。僕たちは、難しい路面部分では丁寧な走りに努め、それ以外ではハードにプッシュするという走り方に集中していたし、今日はそれを非常にうまくやり遂げたんだ」とステージ7を振り返った。
ローブと7分6秒差の2番手タイムを記録したのは、TOYOTA GAZOO Racingのルーカス・モラエス(トヨタGRダカールハイラックス・エボT1U)。ステージ3で自身初のステージ優勝を飾ったモラエスは、213km地点をトップタイムで通過しており、ステージ2勝目へのチャンスを逃すまいと邁進中だ。総合順位では、首位サインツと2番手ローブに続く3番手につけている。
なお、このステージの開始前段階で総合2番手につけていたマティアス・エクストローム(アウディRS Q e-tron E2)は、メカニカルトラブルに見舞われ大きく後退。4時間以上の遅れを取り総合26番手まで順位を落としている。
■二輪部門の総合首位と2番手の差が“たったの1秒”
二輪部門は、モンスターエナジー・ホンダ・チームのホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)が今大会3度目のステージウインを記録。3分12秒差の2番手には、ハスクバーナ・ファクトリー・レーシングのルチアーノ・ベナビデス(ハスクバーナ450ラリー・ファクトリー)、その20秒後方にはレッドブル・KTMファクトリー・レーシングのケビン・ベナビデス(KTM450ラリー・ファクトリー)が続き、483kmのスペシャルステージにも関わらず、各ファクトリーライダーが集う接戦となった。
総合順位では、モンスターエナジー・ホンダ・チームのリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)が依然首位をキープしている。しかし、2番手のヒーロー・モータースポーツ・チーム・ラリーのロス・ブランチ(ヒーロー450ラリー)とは驚異の1秒差となっており、折り返しを迎えたダカールラリー2024の優勝争いは、まだまだ勝利の女神に占われている真っ最中だ。3番手には、ステージ優勝を重ねて追い上げているコルネホがつけている。
日本勢は、日野600シリーズでトラック部門に挑む菅原照仁(日野チームスガワラ)が今大会2度目のステージ7番手タイムを記録し、部門総合順位は8番手をキープしている。トヨタ・ランドクルーザーGRスポーツで市販車部門に参戦するチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、ロナルド・バソが8時間37分23秒でステージを走破し、チームメイトの三浦昂が1時間11分46秒差のクラス2番手で続いた。部門総合順位では三浦が首位、バソが2番手でワン・ツーとなっている。
1月15日(火)に実施されるステージ8は、アル・ダワドミから北東のハイルへ移動する678km、そのうち458kmのスペシャルステージで争われる。
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みんなのコメント
ヤバいよ日本メーカー。
首位のホンダはともかく、特にヤマハは何やってんの?
パリダカでもきっと輝けるはず。
そろそろ勝って良い頃かな?