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【JMS2023】トヨタ コンセプトモデル出展追加情報

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【JMS2023】トヨタ コンセプトモデル出展追加情報

トヨタは2023年10月21日、「ジャパンモビリティショー 2023」に出展するコンセプトモデルを発表した。

■EV版「ランドクルーザー Se」
SUVでありながらスタイリッシュさと上質感を兼ね備えたスタイリングのEVクロスカントリー・モデルだ。EVならではのトルクフルな走りを提案。グローバル市場の多様なニーズに対応した3列シート/7人乗りモデルで、ランドクルーザー・シリーズの新たな魅力をアピールする。

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ランドクルーザー・ブランドではあるがモノコック・ボディを採用し、意のままに操ることができるハンドリングとラフロード(荒れた道)を安心して滑走できる走破性を追求している。もちろん市街地などのオンロード走行時は、EVならではの高い静粛性による快適な室内空間を両立させている。

ボディサイズは、全長5150mm、全幅1990mm、全高1705mm、ホイールベース3050mというグローバル・サイズのモデルだ。

■EVピックアップトラック「EPU」
ミッドサイズのEVピックアップトラックのコンセプトモデル。高い耐久性を持ち、実用的でありながらもスタイリッシュで、モノコックボディ採用の次世代ミッドサイズのピックアップトラックとしている。

ボディサイズは、全長5070mm、全幅1910mm、全高1710mm、ホイールベース3350mm。5mオーバーの全長を持つダブルキャブ仕様とし、モノコックならではのデッキスペースの使い勝手の良さが訴求点だ。

キャビン背面の大胆なデッキスルー構造を採用し、高い利便性を備えており、アウトドアなどでのユーザーの使いやすさを強調。EVならではの静粛性に加え、低重心パッケージにより優れた操縦安定性・乗り心地を両立させている。

■3輪パーソナル・モビリティ「LAND HOPPER(ランドホッパー)」
前2輪配置の3輪タイプ電動パーソナル・モビリティ・コンセプト。折りたたみ可能で、スペースに制約のあるクルマのトランクにも収納可能。クルマとの組み合わせで、旅先での移動の楽しみを拡大させることが目的だ。

免許を持っていない人(16歳以上)でも運転が可能。免許返納後などの高齢者のライフステージに合わせたモビリティとして利用者の行動範囲を広げ自立を支援することも目指している。

低いシート高により足つき良く乗り降りしやすいコンパクトなボディサイズで、取り回しの良さに加え、チェーンやバネで機械的につなげた左右の前輪を上下させる特徴的なリーン機構の採用により、クルマや自転車とは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実現する。

■電動車いすタイプの新たなコンセプトモデル「JUU」
どこでも自由に1人で移動できることをコンセプトに、走破性とデザイン性を備えた電動車いすタイプの新たなコンセプトモビリティ。従来の電動車いす(車いす)では移動が困難な場所でも移動可能で、より利用者の行動範囲を拡張する。

電動車いす(車いす)での移動を常とする身体の不自由な方の外出や、雇用の機会を増やし自立を支援することができる。階段の昇降時には、左右2つの大きな駆動輪(主輪)で段差を乗り越え、背もたれ後方に格納されたフリッパーが倒れ、車いす本体の傾きを抑制し安定した移動をサポートする。自動制御で最適な姿勢を維持し、最大16センチの階段を昇降可能としている。

駆動系にはクルマで使われているモーターを採用。車載部品を採用することで、高品質で高い信頼性を追求。

将来、ユーザーがJUUからクルマに乗り換えた後、JUUは自立走行にてバックドアまで安全に移動し、そのまま車内へ乗り込むとともに、降車時には運転席まで移動する先進の機能も検討されている。

■宇宙空間、月面で移動する「スペースモビリティ」
宇宙空間、月面で移動するためのモビリティを想定し、特に走行系技術を開発推進するための実験車両だ。

モーター4個、ステアリング4個を各輪に装着し、地上にはない、荒れた過酷な環境でも安全安心に走行するための仕様を開発中。

EVによる高い走破性を持ち、例えば50cm程度の岩であれば乗り越えて走破し、25度の急な坂を上ることも可能。このプロトタイプで磨き上げた技術を、ルナクルーザーなどのスペースモビリティに活用していくとしている。

■次世代コクピット・コンセプト「NEO Steer(ネオステア)」
四角形をベースにした異形ステアリングで、アクセル、ブレーキといった足元の操作系をステアリングホイールのレバーやスイッチに集約した新時代のコックピット・コンセプトだ。

異形ステリングホイールによる広く開けた視界、ペダルレスによる広い足元空間がドライビングポジションの自由度やスムースな乗降性を可能にする。下肢が不自由な方も両手で安心かつ直感的な運転も可能だ。

ジャパンモビリティショー 2023:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/jms2023/

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