東京オートサロン2020にて
レヴォーグプロトタイプのSTI Sportがお披露目!!
SUBARU&STI/スバル&STI 東ホール7 ブースNO.722
超速報‼︎レヴォーグプロトタイプSTIスポーツお披露目‼︎|東京オートサロン2020
2019年10月末から開催された東京モーターショーで発表された次期レヴォーグのプロトタイプ。あれから約2ヵ月ちょっと。なんと次期レヴォーグプロトタイプのSTI Sportが東京オートサロン2020でお披露目となった。
もちろん、このSTI Sportもプロトタイプだが、東京モーターショーでのレヴォーグプロトタイプが「ほとんど市販車と同じカタチ」という話がSUBARU関係者からも聞こえてくることから、こちらのSTI Sportもほぼほぼこのスタイルで出てくるだろうと予想される。
2014年4月にレガシィツーリングワゴンの後継モデルとして誕生した「レヴォーグ」。登場後、1年間で約4万台を記録し大ヒットになった人気車種だ。この初代レヴォーグにSTI Sportが追加されたのは、2年後となる2016年夏。以来、標準グレードと人気を二分している。それを考えるとこの時期にSTI Sportがお披露目となるということは。2020年後半と発表されている新型発売と同時にラインアップに加わることが濃厚だ。
さて、そんな「レヴォーグプロトタイプ STI Sport」が標準車と何が違うのか? とっても気になる部分。本日から開催の東京オートサロン2020のSUBARUブースでは、その仕様が垣間見える小冊子が配布されている。レヴォーグ乗りやスバルファンはもちろんのこと、クルマ好きであればぜひ一読して、SUBARUの最新技術がどんなカタチで搭載されるのか? SUBARUの五島PGM(プロジェクトゼネラルマネージャー)と、すでにこのレヴォーグプロトタイプ STI Sportの試乗をしたというSTIの辰己総監督のインタビュー対談から少し紐解いてみよう!
最新技術が搭載された新型レヴォーグ
国産唯一のスポーツワゴンといっても過言ではないレヴォーグ。この新型はその躍動感にさらに磨きがかかったシルエットに。SUBARUのデザインフィロソフィである「Dynamic×Solid」を進化させた「BOLDER」により、停車中でも走り感がある、そんなデザインになっている。
STI Sportでは、専用となるエアロパーツがフロント、サイド、リアのボトムまわりにセットアップされていた。マフラーにはSTIロゴも刻印されていたので、STI専用装備となりそう。また、フロントバンパーアンダー部には、特徴的な大型ヘキサゴングリルの横ルーバーとバランス感の良い、クローム系のルーバーもセットアップされる。
そして現行車でも人気のLEDアクセサリーライナーが装着されていたのも見逃せないポイントだ。もちろんアイデンティティのひとつである、グリル内のSTIエンブレムも健在。全体的にレヴォーグプロトタイプの特徴的なスタイリングに絶妙なスポーティ感がプラスされている印象だ。
初期段階からSTIと共同で開発
これまでのSTI Sportは、完成車をSTIに預けて独自に開発をしていたが、今回は初期段階からSTIの技術者がSUBARUの開発チームに合流したとのこと。現行レヴォーグでも人気のSTI Sportグレードだが、この新型はよりひとつのグレードとして高みを目指しているのがわかる。
この東京オートサロン2020の展示では内装は非公開となっているが、五島氏&辰己氏の対談インタビューやSUBARU関係者からの情報を元にすると、現行STI Sportでも専用内装カラーとなっているボルドカラーを継承し、さらに高級感が高まっていることが予想される。STI Sportは最上級グレードとなるハズなので、特に充実の装備となるはずだ。
またSTI Sportに限らず、フルデジタルメーターの採用、そして北米仕様の新型レガシィなどで採用された大型ディスプレイオーディオマルチユニットも搭載されそうな感じ。もちろんこれは編集部予想なので、続報を待ちたいところだ。
SGP×フルインナーフレーム構造や
電子制御のダンパーシステムも!?
レヴォーグプロトタイプで現在正式発表されている注目ポイントは5つ。
(1)新世代アイサイト
(2)高精度マップ&ロケーター
(3)コネクティッドサービスという安心面での新装備。
そして走り面では、
(4)1.8L水平対向直噴ターボエンジン
(5)SGP×フルインナーフレーム構造が採用される。
特にこの新プラットフォームが相当に高いポテンシャルを持っていると、試乗をしたSTIの辰己氏が語っている。STIのモータースポーツシーンにもフィードバックしたいと言うほどの乗り味を実現していた。
1.8Lの新型エンジンもそのスペックはまだ明らかにされていないが、燃費向上と走る楽しさの両立をコンセプトに、リーン燃焼技術を取り入れているのもポイント。現行VM型の1.6Lに比べて排気量が増えても、燃費アップを実現できた要因となっている。
そしてインタビュー記事でチラッと話に出ていた電子制御ダンパーシステム。ボタンひとつで乗り味が変更できる機能で、五島PGMもイチ押しの装備。現行レヴォーグに装備されている「SIドライブ」のようにパワーユニットの制御だけでなく、ダンパーやステアリング、AWDシステムが合わせて可変するため、そのモードにより劇的にクルマのキャラクターが変化するとのこと。辰己氏がレースにもと言うスポーティなモードだけでなく、高級サルーンのような上質な乗り味をボタンひとつで変更できるなど、1台で様々な役割を持つクルマが実現しそうだ。こちらはSTI Sportの専用装備となるのか? そうなればSUBARU初のシステムとなるだけに、期待が高まる。
まずは東京オートサロン2020会場
SUBARUブースで小冊子をゲット!
このような内容をより詳しく紹介している小冊子が東京オートサロン2020のSUBARUブースで配布されているので、ぜひじっくりと読みこんでみよう。もちろんSUBARUブースではこのレヴォーグプロトタイプ STI Sportが展示されているので、それを読みながらじっくりと実車を観察することができる。発売は2020年後半とされているが、その期待は嫌が応でも高まるばかりだ。
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