輸入車 [2023.06.05 UP]
輸入車の真価を発揮するグランドツーリングのススメ! 低燃費コンパクト3選+オススメ中古車
グランドツーリング特集/輸入車の実力は長距離を走ったときにこそ、実感できる![グランドツーリングのススメ]
【フェラーリ、ベントレー】コーンズ・モータースの新ショールームを体験
写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年7月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2023年5月調べ。
冒険は突如訪れる。それは、ロングドライブも同じかもしれない。日常生活のなかで、ふと予期せぬときにできた時間、そんなときはクルマに乗って遠くへ出かけたくなる。あてもなく、ただ 「走る」 ことを楽しみに出かけるツーリングは贅沢だ。そして、クルマは長距離を走るといろいろなものが見えてくる。通勤などの日常使いでは気づかないが、ボディ、パワーユニット、足まわりの特性や室内の居住性と静粛性など、ハイスピードクルージングではじめて気づかされることも多い。今回はエコ性能で注目を集めるフランス、ドイツ、イタリア各国のコンパクトモデル3台を選び、実際にロングツーリングを実施した!
RENAULT LUTECIA×四国|欧州車の面目躍如|超低燃費を見せつける骨太ロングツアラーだった!
文と写真●ユニット・コンパス
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
クルマ社会のヨーロッパ。長距離移動を想定して作られた輸入車の真骨頂はツーリング性能。今回のグランドツーリング企画のトップバッターはルノー・ルーテシアE-TECHフルハイブリッド。その魅力を横浜と愛媛松山の往復1600kmで堪能した。
これなら燃費を気にせず走りまわれる!
グランドツーリング企画、まず最初はルノー「ルーテシア」だ。
じつは今回ルノー・ジャポンが、横浜から愛媛松山市までのロングドライブで燃費コンテストを開催し、「優勝賞品はフランスの取材旅行」ということで、グーワールド編集部は気合十分でこれに挑戦した。 結果的には優勝を逃してしまうのだが、せっかく横浜から四国まできたので、風光明媚な瀬戸内のドライブなどを満喫しながら戻ろうということになった。総距離およそ1600kmにおよぶ、本場ヨーロッパのグランドツーリングにも負けない本格的なロングドライブとなった。
ヨーロッパの移動は基本的にクルマ。バカンスともなれば長い距離を走行するフランス車のシートは伝統的に優れている。ルーテシアはそのよいところは受け継ぎながら、市街地ではちょっとカタめの感触があったフットワークも、高速になるとフラットで理想的な乗り心地を誇った。クルーズコントロールも優秀で、肉体的にも精神的にもストレスなく走ることができた。
F1で培った技術を投入したというルノーの「EーTECH フルハイブリッド」は、1.6L直4エンジンに発電とエンジン始動を行うサブモーター、そして駆動用のメインモーター、さらに電子制御式ドッグクラッチマルチモードATという構成。発進時はモーターだけで走行し、その後は状況に応じて「モーターのみ」と「モーター+エンジン」を瞬時に切り替えて走行する。市街地に焦点を当ててセッティングされている日本製ハイブリッドと比べて高速走行に強いのが特徴で、高速走行時にアクセルを踏み込んだときにアクセルの踏み方と車体の加速感、そして音がシンクロするので気持ちがいいのだ。まさに速度レンジの高い欧州で生まれたシステムといえる。
瀬戸内海に浮かぶ島々を7つの橋で結ぶ全長約60kmの「瀬戸内しまなみ海道」を快走しながら、青い海と緑豊かな島、美しい橋が織り成す風景に心も身体もリフレッシュされたのを感じた。これぞグランドツーリングの効能だろう。
今回のツーリングで、行きは燃費テストのためエコドライブを徹底し、 カタログ数値の25・2km/L よりも優秀な27km/L を記録した。帰りはリラックスして胸のすくようなキビキビした走りを存分に楽しみながら帰ってきたのだが、驚いたのはその燃費。行きも帰りもほとんど変わらなかったのである! 運転にあまり影響されない燃費性能の優秀さに、改めて驚いた。
本州側から明石海峡大橋を渡ったところに位置する淡路サービスエリアにある大観覧車の前でひと休み。 駐車スペースの枠の中にすっぽりと収まるルーテシアを見て、そのコンパクトさを実感。
蓄えた電気で走るEV走行のほか、エンジン発電してモーターで走るシリーズハイブリッド走行、モーターがエンジンをアシストするパラレルハイブリッド走行を行う。それぞれレベルが高く切り替えもスムーズだ。
操作系は自然なレイアウトで扱いやすい。特筆すべきは居住性の高さで、クッションが分厚くゆったりと包み込んでくれるシートはグッド。身長180cm以上の大柄なドライバーでも長時間の運転で疲れない。
剛性感の高いボディに先進のパワーユニット、頼もしい足まわり、機能的で快適な室内。 優れた資質がわずか4mの車体に凝縮されているのがポイント。
EV走行時には、メーター上に「EV」の文字が表示される。総容量1.2kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーの残量計は、液晶メーターの左側となる。
ルノー ルーテシア E-TECH FULL HYBRID レザーパック(マルチモードAT) ●全長×全幅×全高:4075×1725×1470mm ●ホイールベース:2585mm ●車両重量:1310kg ●エンジン:直4DOHC ●排気量:1597cc ●エンジン最高出力:91ps/5600rpm ●エンジン最大トルク:14.7kgm/3200rpm ●メインモーター最高出力:49ps/1677-6000rpm ●メインモーター最大トルク:20.9kgm/200-1677rpm ●サブモーター最高出力:20ps/2865-10000rpm ●サブモーター最大トルク:5.1kgm/200-2865rpm ●新車価格帯:286万円~354万円(ルーテシア 全グレード)
ルノー ルーテシアの新車情報を見る
BMW 2 Series Active Tourer×蒲郡|最新ミニバンで最高の夏休み旅を!|最新テクノロジーで全方位快適!やりたいことを全部叶える
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
今年の夏はいよいよ家族や友人たちと連れ立っての旅が叶えられそう。そこで、BMWから登場した最新ミニバン2シリーズアクティブツアラーで、ひとあし先に夏のバカンスを疑似体験する旅に出かけることにした。
進化した運転支援が旅の自由度を高める
グランドツーリング企画が立ち上がったときに、2シリーズアクティブツアラーのことが思い浮かんだ。
最新の運転支援システム、上質で複数乗車でも快適な広さを備えた室内空間、そして運転が退屈にならないスポーティなキャラクター。というか、BMWがこのクルマに授けた名前が旅向きであることを示している。
では、2シリーズアクティブツアラーで出かけてみたい旅とは?
ここは素直にファミリーでの旅行を想定。夏休みに家族で海のリゾートを楽しむ旅をイメージしてプランニングした。行き先は愛知県蒲郡。日本のほぼ中心に位置する海に囲まれた美しい地域で、温暖な気候でみかんの名産地としても知られている。豊かな自然と美味しい食事、そして温泉も楽しめるとくれば、かなりオールマイティに喜ばれる目的地といえるだろう。
東京を朝出発し、首都高速でハンドリングのよさをたしかめながら、東名高速を目指す。今回の相棒は「218d アクティブツアラー エクスクルーシブ」。上質さを際立たせたグレードで、ディーゼルエンジン搭載モデルなので、より長距離向き。なにしろ、満タン時の航続可能距離はメーター表示1200km! 今回の目的地であれば、無給油で往復できてしまう。
東名高速下りの神奈川エリアでいつもの渋滞。こうしたシーンは、全車に標準装備される「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」が活躍する。アクセル、ブレーキ、ステアリングが自動で操作され、車線中央を維持しながら前走車を追従。制御の緻密さや車両の認識力が従来モデルからレベルアップしているため、その気になれば行程のほとんどを半自動でクリアできてしまう。
新型の特徴である2枚の液晶を一体化した「カーブド・ディスプレイ」も使いやすかった。反射が少なく視認性に優れ、表示が美しい。操作も直感的で、わざわざ説明書を調べる必要もない。ナビ操作も音声入力。使い勝手のよさは新型の大きな美点。
BMWといえば運転にこだわる人のためのドライバーズカーというイメージがあったが、時代の要求をいち早く察知してトップレベルの内容を実現させてしまった。運転が楽しそうなシチュエーションは自分でステアリングを握り、そうでないときはクルマに操作を任せることで、疲れを最小限に抑えながら、旅先でのアクティビティを楽しめるだろう。
家族での旅はもちろん、自転車や趣味のアイテムを積み込んで、一人旅に出るのも楽しいだろう。あれもこれも楽しみたい欲張り派にとって、新型2シリーズアクティブツアラーは、最高の相棒に違いない。
最新世代に進化したコックピット。フロントシートは開放的で、上質な仕立てと相まって快適そのもの。後席は前後スライド、角度調整、3分割可倒式と抜群のアレンジ性能を誇っている。
BMW 218d アクティブツアラー エクスクルーシブ(7速AT・DCT) ●全長×全幅×全高:4385×1825×1580mm ●ホイールベース:2670mm ●車両重量:1620kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1995cc ●最高出力:150ps/4000rpm ●最大トルク:36.7kgm/1500-2500rpm ●新車価格帯:506万円~540万円(2シリーズ アクティブツアラー 全グレード)
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ALFA ROMEO TONALE×房総半島|ただひたすら一般道を走るマラソングランドツーリング|電動化した最新アルファの真価を味わう走りづくしの旅
デザインとスポーティな走りを個性にしてきたアルファ ロメオが電動化した。小排気量+モーターのマイルドシステムは本当にアルファ ロメオらしい走りを備えているのか。あらゆるシチュエーションの一般道を走って実力を試した。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
ブランドにとって初のマイルドハイブリッド車
アルファ ロメオの最新コンパクトSUVであるトナーレでグランドツーリング。ワクワクする話だ。
いろいろと行き先を考えたが、すでに超ロングドライブや家族旅行といったアイデアが出ていたので、改めてアルファらしいグランドツーリングの内容を考えることに。そうして出た結論が、下道を使って1日中走るというマラソン的な旅だった。
トナーレは、アルファ ロメオにおける初の電動化モデルで、パワートレインは、マイルドハイブリッド(1.5L直4ターボ+モーター)、プラグインHV(1.3L直4ターボ+モーター)、そしてBEVといずれも初づくし。日本には現在、マイルドHV仕様が導入されている。その実力をチェックするにも、淡々と長距離を走るよりも、ストップ&ゴーを繰り返すほうが都合がいい。
とにかく、お腹いっぱい走ってみて、トナーレというクルマの真価を味わいたいというのが本音。
関東エリアでそうしたグランドツアーにうってつけなのが、千葉県の房総半島。山あり、海あり、市街地あり、高速道路ありと走行パターンも豊富。道の駅や観光スポットも多いので、疲れたらちょっとひと息できるのもいい。
出発日当日の早朝、対面したトナーレは非常にグッドルッキングで、SUVでありながらスポーツカーのような精悍さを備えていた。往年の「SZ」から着想を得たというフロントマスクは、まさしくアルファそのもの。激戦のコンパクトSUVセグメントではあるが、「デザイン買い」するユーザーも少なくないはず。
都内を出て、まだ交通量の少ない幹線道路を走る。こういうときのトナーレは、意外なほど大人しい。トントンと小気味よくギアがシフトアップされ、いかにも燃費が良さそう。車内の静粛性も期待以上だ。
市街地に入り、ストップ&ゴーが増えてくると、モーターによるアシスト効果を如実に感じることができた。トナーレが搭載するモーターは55Nmと力強く、スーっと滑らかに加速するため電動感が強い。
ワインディングロードに入ったところでドライブモードを「D」に。するとクルマのキャラがガラッとスポーティに変身した。これは気持ちがいい! ステアリングの手ごたえもクイックで、これぞアルファ!と車内で思わず快哉を叫んでしまった。
最初は少し大人しいと思った「N」モードの走りも、日常使いや多人数乗車を考えれば、むしろ好ましいことがわかった。やっぱりクルマは長く走らないとわからない。
グランドツーリングは、目的地がなくても楽しめる。ただしそれは、トナーレのようなクルマに限るが。
デジタル化しながらもアルファらしい造形にまとめたコックピット。フロントのセンターコンソール背面にはUSBポートがタイプAとタイプCそれぞれひとつずつ。後席への気づかいがうれしい。
アルファ ロメオ トナーレ ヴェローチェ(7速AT) ●全長×全幅×全高:4530×1835×1600mm ●ホイールベース:2635mm ●車両重量:1630kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1468cc ●エンジン最高出力:160ps/5750rpm ●エンジン最大トルク:24.5kg m/1700rpm ●モーター最高出力:20ps/6000rpm ●モーター最大トルク:5.6kg m/2000rpm ●新車価格帯:524万円~589万円(トナーレ 全グレード)
アルファ ロメオ トナーレの新車情報を見る
[CO2を一切排出しないキャンピングカーが登場]電気を自給自足するキャンピング電気自動車
人気が加速するアウトドアブーム。キャンピングカーの需要も鰻登りだが、電動化を進めるメルセデス・ベンツから、完全電気自動車のキャンピングカーのコンセプトモデルが発表された。
文●ユニット・コンパス
写真●メルセデス・ベンツ
ソーラーパネルを使って出先で電気を充電
車中泊にも電動化の波が押し寄せている。メルセデスが電気自動車のキャンピングカーを発表したのだ。まだコンセプトモデルではあるが、その作り込みから想像するに、発売時期はそう遠くないだろう。
電気自動車「コンセプトEQTマルコポーロ1」は、2022年12月に欧州で発表した「EQT」のロングホイールベース版をベースとしたキャンピングカー。実現すればメルセデス初のキャンピングEVだ。
ベースモデルの「EQT」が商用車でもあるため、車内形状はスクエアでボリュームも十分。そこに加えてポップアップルーフによるエクストラスペースが加わることで、キャンピングカーにふさわしいゆとりの空間が広がる。
なお、駆動用バッテリーを電源として使うことも可能だが、航続距離への影響を抑えるために、シートの引き出しには、着脱式のソーラーパネルも用意されている。これは、電力を自給自足すれば、グランドツーリングがより快適に楽しめるというアイデアである。
「コンセプトEQTマルコポーロ1」は、Tクラス(日本未導入)バッテリーEV版であるEQTのロングホイールベースモデルを元に作られたキャンピングカー。全長4498mm、全幅1859mm、全高1819mm、ホイールベース2716mm。
写真右が折りたたみ式の寝室を車中泊状態にした様子で、縦横ともに十分なゆとりを確保。ポップアップルーフのおかげで、開放感がある。冷蔵庫やキッチンシンク、調理用コンロなどを装備。
[欧州ドライバーに学ぶグランドツーリングテクニック]必要なのは速度ではなく、注意力と判断力
海外からの渡航客も増え、ますます混雑が予想される今年の夏休み。安全で快適なグランドツーリングを楽しむために、長距離運転に慣れている欧州ドライバーからテクニックを学ぶ。
文と写真●ユニット・コンパス
時速150km超でも安心なドイツの高速事情
多くの国が陸続きになっている欧州は、まさにグランドツーリングの本場だ。特に多くの自動車メーカーが本拠地を構えるドイツは、高速道路が無料であることもあって、長距離移動やクルマによる旅を楽しむドライバーが非常に多い。
彼らの運転を観察していると、非常に洗練されていることに感心させられる。どのクルマも周囲をよく見ているし、判断に迷いがなく、意思表示がはっきりしているのだ。
さらに印象深かったのが、クルマの性能や自分の運転能力、ペース配分を踏まえたドライバーが多いということ。追越車線を塞ぐクルマもいないし、トラックが急に飛び出てくることもない。だから、日本の最高速度を超えるようなハイスピードでも、安心して運転できた。これは日本のドライバーも見習いたいところ。
グランドツーリングは、長距離レースにあらず。速く走るのではなく、上手に走る。これからの季節、グランドツーリングに出かけたいという方におかれては、くれぐれも安全運転でいい旅を楽しんでいただきたい。
アウトバーンを走っていると、平日であっても数多くのキャンピングカーやトレーラーを牽引したクルマと出会う。さらにステーションワゴンをよく見るのもヨーロッパの特徴。使い勝手のいいモデルに人気があるようだ。
自転車をキャリアで運んでいるクルマも非常に多く見かける。クルマを使ってどこかに出かけて、アクティビティを楽しむライフスタイルが定着している。運搬方法や運転もスマートだった。
長距離ドライブを楽しく、快適に……ロングツーリングに最適ないま買うべきモデル7選
長距離をいかに速く快適に走るか。これは自動車に求められる性能のひとつ。これはグランドツーリングと呼ばれることが多く、輸入車の得意分野である。今回は、いまオススメのツーリングカー7モデルをご紹介しよう。
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格は2023年5月グーネット調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
BMW 4シリーズ グランクーペ(先代)/低予算でねらえる手頃な4ドアクーペ
アウトバーンで鍛えられたドイツ車は、グランドツーリング性能が高いモデルが多い。特にBMWは、1シリーズから7シリーズまで高い高速安定性を持つ。今回ピックアップしたのは、ミドルレンジの4シリーズ。なかでも、クーペフォルムに4ドアの実用性を兼ね備えたグランクーペは、ロングツーリングにぴったりのモデルといえるだろう。
2014年に登場した先代モデルは、中古車物件が多く、価格も手頃になって買いやすくなった。パワートレインは、2L直4ターボ(420i/428i/430i)、3L直6ターボ(435i/440i)が設定される。特に後者は、伸びやかなエンジンフィールでロングツーリングにぴったりのエンジン。駆動方式はFRと4WDから選べる。
ただし中古車の大部分は4気筒の420iとなっており、6気筒ターボの435iや440iはあまり流通していない。価格の下限は120万円前後で、150万円~250万円の予算でねらえる。希少性の高い6気筒モデルは、400万円台と高額なケースが多い。また、多くの物件はMスポーツ仕様となる。走行距離は5万km以下が多く、状態のよい物件が豊富に揃っている。
中古車参考価格帯:120万円~440万円(14年~20年 全グレード)
クーペフォルムながらも、4ドアで後席へのアクセスがよい。これは実用車として無視できない部分である。後席の足もとも大人が座れるスペースが確保されている。
[ココに注目]
・4ドアによる後部座席へのアクセス性
・エンジンの滑らかなフィーリング
シボレー カマロ/パワフルな走りで快適なドライブを
迫力あるエクステリアとパワフルなエンジンのツーリングカーがカマロ。現行型が登場してから6年が経ち、中古車が買いやすくなっている。エンジンは、2L直4ターボの「LT RS」と6.2LV8の「SS」を搭載。4気筒モデルはコンバーチブルも選べる。物件が多いのは「LT RS」で、400万円台前半の予算から購入可能。一方「SS」はそれより200万円ほど相場が高い。買いやすいのは4気筒モデルだろう。
中古車参考価格帯:440万円~780万円(17年~23年 全グレード)
リアシートを備えた2+2クーペなので、実用性は思いのほか高い。室内も広く、ゆったりとツーリングを楽しめるクルマだ。
[ココに注目]
・V8モデルの豪快な走り
・最新モデルは高水準なハンドリング
メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ/リラックスして走れるオープン4シーター
オープンカーでのツーリングは、クルマ好きなら一度は夢見るシチュエーション。それを実現するのがCクラスカブリオレ。中古車は300万円前後の予算からねらえる。グレードの大半は2Lターボを搭載した「C 180 スポーツ」である。
中古車参考価格帯:280万円~630万円(14年~22年 全グレード)
[ココに注目]
・フルオープンでも快適な空力設計
・後部座席による実用性の確保
メルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレーク(先代)/スタイリッシュで荷物も積める1台
取りまわし性のよいコンパクトボディに実用的な荷室を備えたCLAクラス シューティングブレークもロングドライブにぴったりの1台。先代モデルは100万円台の低予算からねらえる。探しやすいグレードは物件豊富な「CLA 180」。
中古車参考価格帯:120万円~320万円(15年~19年 AMGを除く)
[ココに注目]
・広いラゲッジには小旅行の荷物も積める
・安定感のあるハンドリング
フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン/ファミリー層向けのロングツアラー
7シーターを備えているので、多人数でのロングツーリングに向いているのがゴルフトゥーラン。2016年に現行型が登場し、中古車物件が豊富で買いやすいのが魅力。100万円台前半の物件が目立つ。ディーゼルが選べるのも特徴だ。
中古車参考価格帯:120万円~390万円(16年~23年 全グレード)
[ココに注目]
・7シーターはロングドライブでも大活躍
・ミニバンながら重厚感のある走り
ジャガー Fペイス/贅沢な内外装のスポーティなSUV
ミドルクラスSUVのジャガーFペイスも価格は下がっている。価格帯に幅があるものの、初期型ならば300万円台の物件も目立つ。逆に高額なのは、高性能版の「SVR」。500万円の予算があれば幅広く探せるだろう。
中古車参考価格帯:300万円~1300万円(15年~23年 全グレード)
[ココに注目]
・スポーツカー顔負けの高水準な走り
・スタイリッシュなエクステリア
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みんなのコメント
わざわざ輸入車を選ぶ価値無くて台無しwww