現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 衝撃の1025馬力! 世界最強の新型「爆速スポーツカー」発表! 最後の「V8エンジン」搭載した“レトロ顔の悪魔”が北米に爆誕

ここから本文です

衝撃の1025馬力! 世界最強の新型「爆速スポーツカー」発表! 最後の「V8エンジン」搭載した“レトロ顔の悪魔”が北米に爆誕

掲載 13
衝撃の1025馬力! 世界最強の新型「爆速スポーツカー」発表! 最後の「V8エンジン」搭載した“レトロ顔の悪魔”が北米に爆誕

■これが「悪魔」と契約する最後のチャンスだ!

 2023年3月20日、ダッジは同社を代表する2ドアクーペモデル「チャレンジャー」に、1025馬力もの出力を発生するエンジンを搭載したハイパフォーマンス仕様「SRTデーモン170」を設定すると発表しました。

【画像】トヨタが1000馬力、価格も1億円級のモンスターマシンを市販化へ

 ダッジはこのモデルを、同ブランドの100年以上にわたる歴史の中でも最速の生産車両だといい、同じくチャレンジャーのハイハイパフォーマンス仕様「ヘルキャット」をも上回る「世界で最も速く、最もパワフルなマッスルカー」と説明しています。

 ダッジはステランティスグループに属するアメリカの自動車ブランド。かつては日本でも2ドアスポーツカーの「バイパー」などが正規輸入されていましたが、2023年現在ではダッジブランドのクルマの正規販売はありません。

 しかし並行輸入車として国内に入っているモデルもあるため、日本でもダッジ車を見かけることはあります。

 今回発表されたSRTデーモン170は、強力な量産内燃エンジン「HEMI」を搭載した最後のダッジとなるスペシャルエディションで、わずか1.66秒で時速60マイル(約96.5km)に到達。さらに量産車の中で最高となる、2.004gものGフォースを発生する尋常でない加速を実現します。

 SRTデーモン170のパワーユニットは、6.2リッターエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、高エタノール燃料を使用することで1025馬力を発揮。8速ATトランスミッションを組み合わせて後輪を駆動します。

 また、この高出力エンジンにガソリンを送り込むインジェクターは、1時間に約656リットルものガソリンを供給することが可能で、これはアメリカのバスルームで使用される平均的なシャワーヘッドを上回る供給量だということです。

 動力部品をはじめとする車両全体のコンポーネントも高出力化にあわせて大幅なアップデートが実施され、スーパーチャージャーのスロットルボディやプーリーを拡大したほか、リアのプロペラシャフトも設計を変更。ベースモデルの「デーモン」よりも強度を30%高めました。

 加えて、標準装着されるタイヤにはこれまで量産車には搭載されていなかった315/50R17サイズのラジアルタイヤを初めて採用。スタッガードドラッグラジアルタイヤとフェンダーフレアを備えた、史上初の工場生産車だとダッジは説明します。

 リアサスペンションはドラッグレースでの使用を想定して接触面積が増えるように改良され、さらにドラッグレースの技術を活かした特許出願中のトルクシェイピング機能を搭載。

 SRTデーモン170は高性能化のみならず、車体の軽量化も入念に施されました。フロントフェンダーのワイドフレアを取り除いたことなどでベースモデルと比較し、約7kg軽くなったほか、オプション設定された2ピース構造のカーボン製ホイールを装着するなどで、71kgの軽量化を実現します。

 ボディカラーは14色から選択でき、インテリアも4タイプを用意。シートは標準では軽量なクロス地ですが、オプションを選択することでナッパレザーとアルカンターラなどで構成されたプレミアム感のある内装に変更することが可能です。

 ダッジのブランド最高経営責任者であるティム・クニスキス氏は、以下のようにコメントしています。

「ダッジの代名詞である”HEMIエンジン”を用いて駆動するモデルは、2023年末をもって完全に生産を終了します。私たちはHEMIによるマッスルカーの時代の終焉を祝うため、今回の”ラストコール”モデルで、メーカー生産車の発揮するパフォーマンスレベルにおける新たなベンチマークに到達しました。

 振り返れば、ダッジは2015年に707馬力のヘルキャットで世界に衝撃を与え、後の2018年には840馬力のデーモンでそれを繰り返しました。今回は1025馬力のデーモン 170で再び衝撃を巻き起こすでしょう」

 ダッジチャレンジャー SRTデーモン170の生産台数は、アメリカ市場向けに3000台、カナダ市場向けに300台の合計3300台に限定される予定です。

 価格は9万6666ドル(約1281万円)となり、注文は2023年3月27日から開始されます。

こんな記事も読まれています

【KTM】弘前市の KTM 正規ディーラー「RIDING SKETCH HIROSAKI」が12/9にリニューアルオープン!
【KTM】弘前市の KTM 正規ディーラー「RIDING SKETCH HIROSAKI」が12/9にリニューアルオープン!
バイクブロス
トヨタ新型「カムリ“クーペ”」初公開!? 「FF最大・最上級セダン」のデザインまとった爆速モデル! 期待の「ド迫力カムリ」米で発表
トヨタ新型「カムリ“クーペ”」初公開!? 「FF最大・最上級セダン」のデザインまとった爆速モデル! 期待の「ド迫力カムリ」米で発表
くるまのニュース
FIA F2ポストシーズンテスト初日はプレマ勢のワンツー。学びの1日となった宮田は76周を走り20番手
FIA F2ポストシーズンテスト初日はプレマ勢のワンツー。学びの1日となった宮田は76周を走り20番手
motorsport.com 日本版
古いバイクを復活できるかも!? レアパーツを製造する社外メーカーにも興味津々!レーシングライダー大久保光の「EICMA」レポート第4弾
古いバイクを復活できるかも!? レアパーツを製造する社外メーカーにも興味津々!レーシングライダー大久保光の「EICMA」レポート第4弾
バイクのニュース
クラシックジャパンラリーinセブンスターズ閉幕…集大成で一区切り
クラシックジャパンラリーinセブンスターズ閉幕…集大成で一区切り
レスポンス
モリゾウさん激走のワケは「セリカ」!? 小林可夢偉がWRC参戦!? 「ラリーチャレンジ豊田」超豪華メンバーで爆上がり!!
モリゾウさん激走のワケは「セリカ」!? 小林可夢偉がWRC参戦!? 「ラリーチャレンジ豊田」超豪華メンバーで爆上がり!!
ベストカーWeb
ポテンシャルが違う……! ミル、MotoGPバレンシアテストでの進歩に満足「ホンダに来て初めて違いを感じることができた」
ポテンシャルが違う……! ミル、MotoGPバレンシアテストでの進歩に満足「ホンダに来て初めて違いを感じることができた」
motorsport.com 日本版
ヤマハの3輪バイク『トリシティ300』が初のマイチェン、グラフィック一新で排ガス規制に適合
ヤマハの3輪バイク『トリシティ300』が初のマイチェン、グラフィック一新で排ガス規制に適合
レスポンス
多くのドライバーを悩ませる「フロントガラスの曇り」 一番の原因は「ガラスの汚れ」だった!
多くのドライバーを悩ませる「フロントガラスの曇り」 一番の原因は「ガラスの汚れ」だった!
WEB CARTOP
トヨタが斬新すぎる「新型バン」を公開! 次期型「bB」として登場か!? “車中泊”にも本気で使える「最強モデル」を名古屋でお披露目
トヨタが斬新すぎる「新型バン」を公開! 次期型「bB」として登場か!? “車中泊”にも本気で使える「最強モデル」を名古屋でお披露目
くるまのニュース
国道158号、大幅な所要時間の短縮で“酷道”を返上した安房トンネル! その壮絶な難工事の歴史を振り返る。
国道158号、大幅な所要時間の短縮で“酷道”を返上した安房トンネル! その壮絶な難工事の歴史を振り返る。
くるくら
トヨタの中型ピックアップトラックが4代目に、『タコマ』新型は12月米国発売へ
トヨタの中型ピックアップトラックが4代目に、『タコマ』新型は12月米国発売へ
レスポンス
もう取りこぼしはゴメンです。フェラーリF1代表、2024年に向けて逃したポイントを”リストアップ”
もう取りこぼしはゴメンです。フェラーリF1代表、2024年に向けて逃したポイントを”リストアップ”
motorsport.com 日本版
【MotoGP】マルク・マルケス、2024年に向け”腕上がり”の治療で手術受ける。来季のドゥカティデビューに準備着々
【MotoGP】マルク・マルケス、2024年に向け”腕上がり”の治療で手術受ける。来季のドゥカティデビューに準備着々
motorsport.com 日本版
狭い“2大珍バス乗り場”どうなる? 綱島駅から「市営&臨港バス」新綱島駅に全移転へ
狭い“2大珍バス乗り場”どうなる? 綱島駅から「市営&臨港バス」新綱島駅に全移転へ
乗りものニュース
トヨタ、「ランドクルーザー70」発売 国内販売は約10年ぶり フロントデザインとパワートレインを変更 価格は480万円
トヨタ、「ランドクルーザー70」発売 国内販売は約10年ぶり フロントデザインとパワートレインを変更 価格は480万円
日刊自動車新聞
EVの入門用としてもアリかも!? 斬新なルックスのヒョンデ新型「コナ」は日本市場にアジャストした使い勝手のいい電動コンパクトSUV
EVの入門用としてもアリかも!? 斬新なルックスのヒョンデ新型「コナ」は日本市場にアジャストした使い勝手のいい電動コンパクトSUV
VAGUE
マツダ「新型ロータリースポーツカー」実車展示! 「次期RX-7」思わせるリトラライト&2ドアモデルが登場! 再度お披露目で市販化なるか
マツダ「新型ロータリースポーツカー」実車展示! 「次期RX-7」思わせるリトラライト&2ドアモデルが登場! 再度お披露目で市販化なるか
くるまのニュース

みんなのコメント

13件
  • こんな頭おかしいヤツが作ったとしか思えない車を市販するアメリカがバカすぎて愛してる。
  • 1時間に656リットルもガソリン食うって事は
    タンク100リッターだとしても約10分弱でガス欠w
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

287.5331.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0152.0万円

中古車を検索
チャレンジャーの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

287.5331.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.0152.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村