■新型「N-BOX JOY(ジョイ)」の内外装公開!
ホンダは2024年9月26日に新型「N-BOX JOY(ジョイ)」を発表、翌27日に発売を開始することが明らかになりました。
それらに先立ち、9月19日に新型N-BOX JOYの内外装が公開されました。
【画像】「えっ…!」 これが新型「N-BOX JOY(ジョイ)」です!(30枚以上)
N-BOXシリーズは、2011年に登場したホンダの軽スーパーハイトワゴンです。
「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、時代のニーズや技術の進化に合わせて改良が重ねられ、ファミリーカーの新たな基準を築きあげました。
実際に2015年から2023年まで軽自動車の年間販売台数1位を獲得し続けるなど、高い人気を誇っています。
現行モデルとなる3代目は2023年10月にデビュー。
シンプルでポップなベースモデルのN-BOXと、エアロパーツを装備した上級仕様「N-BOX カスタム」の2種類がラインナップされています。
そして2024年8月22日に、N-BOXの新たな選択肢として新型N-BOX JOYが追加されることが明らかになり、今回9月26日に発表、27日から発売されることが分かりました。
第3のモデルとして新型N-BOX JOYを投入した目的について、ホンダの商品企画担当者は次のように述べていました。
「N-BOXの乗り継ぎユーザーの増加により、同じクルマに乗り続けることへの抵抗であったり、人と違ったクルマに乗りたいといったニーズが出てきたことや、今までベースモデルとカスタムモデルの2軸だったニーズが細分化していることが挙げられます。
潜在的なニーズに応え、新たなお客様にも選んでいただくため、新型N-BOX JOYを投入します」
昨今、スズキ「スペーシア ギア」やダイハツ「タント ファンクロス」、三菱「デリカミニ」など、次々とタフなSUVテイストの軽スーパーハイトワゴンが登場するなか、新型N-BOX JOYは競合他社とは異なる価値を提供します。
具体的には、アウトドアのなかに「リラックス」を追求したといいます。
安心で効率的な日常生活をサポートするN-BOXの基本価値にくわえて、もっと気楽に心に余裕を持って毎日を楽しむといった新たな価値を目指しました。
ボディサイズは現時点では非公表ですが、現行モデルの全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm-1815mmに準じたサイズ感となることでしょう。
リラックスを追求したという新型N-BOX JOYは、個性的な内外装の仕上げを特徴とします。
外観は、フロントバンパーやリアバンパー下部に、ボディの汚れや傷が気にならないよう、ブラックで囲うコンビネーションデザインを採用。
サイドに加飾されたドアロアガーニッシュも相まって、アクティブかつ頼れる道具であることを感じさせるようなデザインとしました。
足元には、タフすぎない自然体なデザインのホイールを装備することで、新型N-BOX JOYのならではの独自性を表現しています。
またボディカラーには、「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」のほか、ブラックルーフを設けたツートンカラーとして「スレートグレー・パール」「フィヨルドミスト・パール」「オータムイエロー・パール」にくわえて、N-BOXシリーズの新色となる「ボタニカルグリーン・パール」「デザートベージュ・パール」の全7色が設定されます。
内装では、基本構成となるインパネやドア周りの形状は他のN-BOXシリーズと共通化しながらも、汚れを気にせず、おおらかな気持ちで過ごせるナチュラルリラックスなコーディネートを採用。
具体的には、オシャレかつ汚れが目立ちにくいチェック柄と、Nシリーズ初となる撥水表皮を用いたシートや、インパネ全体に汚れが気にならないタフネスカラーを採用するなど、アウトドア利用にも対応したつくりとなっています。
そして新型N-BOX JOY最大の特徴は、「フラットテラス」と名付けられた後部の空間です。
後席を倒すだけで、広大かつ居心地の良いスペースが広がります。
これは通常のN-BOXに対してフロア後端を80mmアップしたことにより、フラットな床面を実現。
足を伸ばしてのんびり過ごせるかつ、大きい荷物も安定して積載できるといった狙いのもと、広く開放的なテラスのようなスペースを設けたといいます。
新型N-BOX JOYのグレードは、自然吸気エンジン搭載のN-BOX JOYと、ターボエンジン搭載の「N-BOX JOY ターボ」の2種類を設定します。
なお、価格に関しては現在のところ公表されていませんが、前出の開発担当者によれば、N-BOXカスタムに近い価格帯になるとのことです。
※※ ※
新型N-BOX JOYに関して、9月26日の正式発表で、現時点では公表されていない価格などの情報も全て公開されることでしょう。
大人気な軽自動車のニューモデルが、今後どのように展開されていくのか注目です。
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みんなのコメント
デリカミニがデザイン面で盛り上がっただけ。