現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > デビュー2年の今も爆売れ! トヨタ「ヤリス」はグレードのピンキリで何が違う? 価格差約110万円の中身

ここから本文です

デビュー2年の今も爆売れ! トヨタ「ヤリス」はグレードのピンキリで何が違う? 価格差約110万円の中身

掲載 更新 40
デビュー2年の今も爆売れ! トヨタ「ヤリス」はグレードのピンキリで何が違う? 価格差約110万円の中身

■「ヤリス」のエントリーモデルは139.5万円

 トヨタのコンパクトカー「ヤリス」の人気が続いています。

トヨタ新型「ヤリス バン」発表! 2人乗り&3ナンバーのデカボディで登場

 ヤリスはハイブリッド車とガソリン車があり、グレードはそれぞれ「X」「G」「Z」の3種類が設定されています。

 価格(消費税込)は、139万5000円から252万2000円ですが、もっとも安いエントリーモデルと、反対に高い最上級モデルとでは、標準装備は何が違うのでしょうか。

 ヤリスは、日本では前身の「ヴィッツ」から数えて4代目が2020年2月に発売されました。それから2年が経ちましたが、販売面では常に上位を維持しています。

 日本自動車販売協会連合会が毎月まとめている登録台数ランキング(ブランド通称名別)を見ると、ヤリスがトヨタの小型クロスオーバーSUV「ライズ」やコンパクトカー「ルーミー」を抑えて2020年7月から2021年10月まで16か月連続で首位に。11月は「カローラ」がトップに立ちましたが、12月と2022年1月は再びヤリスが首位を奪還しています。

 登録台数は、発売の2020年が15万1766台、翌2021年は21万2927台です(ただしこのランキングや登録台数には、シリーズの「ヤリスクロス」「GRヤリス」も含みます)。

 このように販売好調といえるヤリスは、値段が比較的手頃であることや、ボディがコンパクトで取り回しが良いこと、燃費が良いことなどが評価されています。

 ヤリスでもっとも値段が安いのはガソリン車の「X“Bパッケージ”」(2WD)で139万5000円、もっとも高いのはハイブリッド車の「HYBRID Z」のE-Fourで252万2000円です。110万円ほどの差がありますが、どのように違うのでしょうか。

 パワーユニットは、X“Bパッケージ”は1リッターの直列3気筒エンジンを搭載。最高出力は69馬力です。

 HYBRID Zは、1.5リッターの直列3気筒エンジンとモーターを搭載。最高出力はエンジンが91馬力、モーターがフロント80馬力・リア5.3馬力です。

 WLTCモード燃費は、X“Bパッケージ”が20.2km/L、HYBRID Zが35.4km/Lです。

 ボディサイズは全長3940mmと全幅1695mmは共通ですが、全高はX“Bパッケージ”などの2WD車が1500mm、HYBRID ZなどのE-E-Four/4WD車が1515mmです。

 装備面は、HYBRID Zにある足回りのばね上制振制御やエアスパッツ、バックガイドモニターなどが、X“Bパッケージ”では省かれています。

 特に安全運転支援機能の「トヨタ・セーフティ・センス」もX“Bパッケージ”には装備されていないため、プリクラッシュセーフティ(衝突回避支援)やレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロール、自動ハイビームなどの先進機能が必要であれば、他のグレードを選ぶ必要があります。

 ヘッドライトは、X“Bパッケージ”のプロジェクター式ハロゲンランプに対して、HYBRID Zは3灯式フルLEDランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプを装備。テールライトも、X“Bパッケージ”は通常タイプですが、HYBRID Zはライン発行タイプを採用しています。

 さらにHYBRID Zはハンドルやシフトノブも本革巻きで、シート表皮も上級ファブリックとし高級感を演出。運転席と助手席はシートヒーターも備えます。

 このほか空調の機能からスピーカーの数、サンバイザーに至るまで、さまざまな点で差があります。

 主な違いを挙げてきましたが、このように同じヤリスでも、ガソリン車とハイブリッド車、そしてグレード間で装備、燃費、値段が大きく異なります。購入検討時には、機能やデザインの違い、オプションの有無などをしっかり調べて検討したいものです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
AUTOCAR JAPAN
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
Auto Messe Web
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
AUTOSPORT web
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
Auto Messe Web
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
motorsport.com 日本版
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
motorsport.com 日本版
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
AUTOCAR JAPAN
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
AUTOSPORT web
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
Auto Messe Web
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
AUTOSPORT web
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
VAGUE
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
くるまのニュース
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
WEB CARTOP
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
motorsport.com 日本版
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
レスポンス
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

40件
  • ながながと書いてるけど
    高くなってるのはHVシステムと装備の金額ってことだよな
    もっとなんか金額差に秘密が隠されてるのかと思ったわ
  • 取り合えずトヨタ車で安いから売れてるだけ
    それと社用車の数がハンパねなw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索
ヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村