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「往年のシビック&インテグラを覚醒させる闘魂ワイドボディ」ワークスフェンダーでタイプRを武装せよ!

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「往年のシビック&インテグラを覚醒させる闘魂ワイドボディ」ワークスフェンダーでタイプRを武装せよ!

M&Mが魅せるハイパーワイドボディキットの世界

高性能車には、それに見合ったルックスが必要だ!

「往年のシビック&インテグラを覚醒させる闘魂ワイドボディ」ワークスフェンダーでタイプRを武装せよ!

NAらしいシャープなレスポンスと、極めて高い組み立て精度がもたらす信頼性や耐久性など、これまで数えきれないほどのホンダ車のスポーツチューニングを手掛けてきたM&M。そんな中、ここ数年特に力を入れているのがグラマラスなフェンダーを核とした「ハイパーワイドボディキット」だ。

このように書くと、なにやら突然変異的に生まれたアイディアという印象を持たれるかも知れないが、実は同社代表の真島さんは以前から「日本のスポーツカーは真面目すぎて、ハイパワーモデルでも標準エンジン車でも見ためがほとんど同じ。性能がウリならヨーロッパ車のように、ひと目でそれと判る視覚的な演出は必要だと思います」と力説していた経緯がある。これらのワイドボディシリーズは、その頃から構想として頭の中に存在していたもので、「機が熟したタイミングが今だった」というのが正しい解釈と言えるだろう。

さて、ここで各車の仕上がり具合を詳しく見てみよう。今回取材現場に持ち込まれたのは4台のハイパーワイドボディ装着車だ。

FD2シビック用(34万円/別途、M&Mエアロバンパー・タイプMRバージョンIIが必要)は、スマートなナローフォルムを攻撃的かつアグレッシブに一新。中でもワイドフェンダーと相まって、印象を激変させているのがフロントのエアロバンパー&アンダースポイラー。レッドカラーのアクセントとしてよく似合っている。

ノーマルではおとなし過ぎるリヤのフェンダーラインがマッシヴ&レーシーに大変身!ちなみにキット装着後の車幅は1920mmとなる。

排気量は2.0Lのままだが4連スロットルの他、鍛造ピストン、強化コンロッドなどが組み込まれている。レスポンス重視のモディファイが施されているのだ。

フェンダー内には295サイズのタイヤが余裕で収まる。ちなみにこのキットはFD1にも装着が可能ということだ。

続いてはDC5インテグラ用(21万8000円)。こちらは、無限製フロントバンパーに対応したワイドフェンダーキット(シーウエストバンパー用もあり)となる。フェンダーの出幅はフロント/リアともに片側65mm。フィッテイングの美しさはもちろん、左リアの給油口部にはカギ付きのリッドを新設するなど、実用性も配慮されている。

ワイドトレッド化により、フォルムの縦横比を理想的にリファインしている。前期、後期モデルを問わず装着可能だ。

AIMのレーシングメーターが備えられていることからも分かるように、この車両のオーナーはオートポリスでのタイムアタックを行っている。走るために作られた本気の1台だ。

エンジンはK24用ブロックとK20ヘッド組み合わせた2.4L仕様。もちろん、M&Mの4連スロットルも装着されている。ECUは普段はHONDATA、アタック時はハルテックに換装しているという。

サーキットメインということで、車内は徹底的に軽量化され、溶接留めのロールケージも与えている。各部のスポット補強も万全だ。

ブレーキはAPのプロ5000Rで強化。サーキットアタック時のタイヤはF295/R225と、極端なフロントワイドトレッド化が図られている。

そして、90’sスポーツブームの影響を受け、中古車相場の高騰が続くEK9シビック用(21万8000円)だ。ボディ加工を行うには気持ちの思い切りも必要かも知れないが、仕上がったフォルムを見ればそんな迷いも吹き飛ぶはず。なお、このキットはEK4にも装着可能だ(後期バンパーが必要)。

タイヤサイズは前後共225幅の16インチ。リヤバンパーのダクトはワンオフ加工によるもの。その下に見えるチタンマフラーもM&M製となる。

B18クランクシャフトを用いたM&Mの1800ccコンプリートエンジンを搭載。サスペンションもM&Mオーリンズを装着する。

最後にDC2インテグラ用(21万8000円)。EKシビック同様、年式的には20年選手となるDC2インテグラRだが、ワイドフェンダー化させれば印象はグッと新鮮なものに。ちなみにコチラのキットはアメリカで爆発的な支持を得ているのだ。撮影車両はシーウエスト製フロントバンパーをセットしてコーディネイトしている。

ノーマルではフラットなリヤフェンダー周囲にボリュームを与えることで、DC2らしからぬ躍動感が演出されている。ワイドボディとベストマッチのGTウイングもM&Mのオリジナルだ。

いずれのキットもリベット留めのスパルタンな造形が特徴だが、車種によって純正バンパーが活かされていたり、張り出し量を微妙に変化させるなど、やみくもにワイド感を強調させただけでなく、ベースフォルムとのより完璧な調和が図られていることがうかがえる。

また、ストリートでのアピール度のみならず、サーキットではノーマルフェンダー内には収めることができないサイズのワイドタイヤを履かせるための、タイムアップ対策ツールとしての使い方もアリ。「タイプR」の名に相応しいインパクトを、M&Mのハイパーワイドボディキットで存分に味わってみてはいかがだろうか。

●取材協力:M&Mホンダ 福岡県太宰府市国分1-18-8 TEL:092-923-1955

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みんなのコメント

1件
  • もうV-TEC乗ってぶん回したら、他社のとろいNAエンジン車なんか乗れないよ!環境問題の勝てないのが悔やまれるな、人間の五感にNAエンジンは合うし音が最高でしょう!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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