もくじ
ー ブガッティ・シロンのライバル EVハイパーカー
ー 祖父の夢 生産するのは希少かつ美しいモデル
ポルシェ911タイプ964 30周年を祝う テクノクラシカ2018(1)
ブガッティ・シロンのライバル EVハイパーカー
イタリアのデザインハウスであるピニンファリーナが、ブガッティ・シロンに匹敵するパフォーマンスをもつ完全電動のハイパーカーを発売する。EVのトップに君臨するモデルとなり、ピニンファリーナを自動車メーカーへと変貌させることになる(写真はジュネーブショーで公開されたH2スピード)。
インドの親会社であるマヒンドラから1億ドル/7160万ポンド(106億円)の投資を得て、まだ公表されていないが、自動車メーカーとしてのピニンファリーナは前アウディ・インディアの責任者だったマイケル・ペルシュケによって率いられることになる。その狙いは今後5年のうちに4つのモデルの生産を行うことだ。
社内でプロジェクト・モンタナと呼ばれるこの会社は、ピニンファリーナ・アウトモビリと名乗ることになるだろう。PF-Zeroのコードネームが与えられたトップモデルと、3つのSUVがラインナップされることになるが、そのうち最大のPF-OneのコードネームをもつSUVは、ランボルギーニ・ウルスに対する回答となる見込みだ。その他ふたつのSUVモデルは、それぞれポルシェ・カイエンとマカンのライバルとなる。
それぞれのモデルは、クロアチアのEVスーパーカー・メーカーであるリマックと、マヒンドラのレーシング・フォーミュラEチームと共同開発したモジュラー方式のプラットフォームを使用。ハイパーカーの詳細についてはほとんど明らかにされていないが、AUTOCARではそのパワーはシロンの1500psに匹敵するものになると予測している。
リマックが最近公開したC Twoでは4基の電気モーターが1914psのパワーを発揮、ピニンファリーナのトップモデルのパフォーマンスを暗示している。最速のSUVは約140kWhのバッテリーから953psを発生、0-100km/h加速は3秒以下で走り切るだろう。小型のSUVモデルにはパワーを抑えたパワートレインが搭載されるだろうが、それでもライバルたちのなかでは抜きんでたパフォーマンスを発揮することになる。
祖父の夢 生産するのは希少かつ美しいモデル
マヒンドラは今後5年間でプロジェクト・モンタナに対して総額3億5800万ポンド(543億5900万円)を投資する予定だ。
ハイパーカーの開発は年内に開始され、2020年の発売が予定されている。ピニンファリーナの新たな自動車製造部隊は、親会社のEV部門であるマヒンドラ・エレクトリックとは独立して運営され、オペレーションの拠点は欧州に置かれる。
ピニンファリーナはここ数カ月、自動車メーカーになるというその思いを示唆してきた。会長のパオロ・ピニンファリーナは、ジュネーブ・モーターショーで、彼の祖父で、ピニンファリーナの創業者でもあるバッティスタ・ファリーナの夢だった自動車生産が「近い将来現実のものになる」と語っていた。
内部情報筋はAUTOCARに対して、「ピニンファリーナは常に特別なモデルを創り出してきましたが、たいていは顧客のためでした。一方で、2015年に6台のみ生産されたピニンファリーナ・セルジオ(価格300万ドル:約9600万円)がそうだったように、われわれ自身の手でも常に上手くやってきています。ですから、次にどうすべきかを理解するのは難しいことではありません。われわれが創り出すモデルは非常に限られた台数の、とても美しいモデルになるでしょう」
ピニンファリーナは、4月14日にローマで初めて開催されるフォーミュラEで、自身の計画を正式発表するだろう。
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