サイズ判明! アルファードと比較
18日に開幕した上海モーターショー2023で、レクサスがミニバンの新型「LM」を初公開した。
【画像】レクサスのミニバンが日本へ 新型「LM」を細部まで見る【RXの顔と比較】 全78枚
なんと、この秋に日本発売するという。
従来型のLMは、中国・アジア地域のショーファードリブンMPVの需要に応えるため、2020年に販売開始。2列シート4座、3列シート7座という2つの仕様をラインナップしていた。
新型には、2列シートの4座、3列シートの6/7座が用意されるのだが、興味深いのは日本仕様は4人乗りから導入を始めるということ。
そのパワートレインは、上海で発表された「2.4L直4ターボ・ハイブリッド」「2.5L直4ハイブリッド」のうち、前者になることも分かっている。
新型の外観は、気品と空力特性を求め、フロントフェイスに新型レクサスRXのような顔立ちを与えた。かつてレクサスを象徴していた「スピンドルグリル」は姿を変え、グリルとボディの境い目がない新世代デザインコンセプト「スピンドルボディ」になっているのが見て取れる。
そのボディサイズは、全長5125×全幅1890×全高1955mm(プロトタイプ値)。
現行型アルファードと比べて、175mm長く、105mmもワイドだが、高さはほとんど変わらない。
ホイールベースは、アルファードと同じ3000mmだ。
4人乗りの内装は? 48インチの大画面
さて、日本にも入ってくる4人乗り仕様について詳しく確認しよう。
上海ショーに展示中の4シーターモデルは、前席・後席の間にパーティションを設置している。
上部には、昇降式のスモークガラスが備わり、ガラス越しに続く空間を感じさせつつ、後席乗員のプライバシーを両立する。
パーティションの中段には、48インチの大型ワイド・ディスプレイが陣取り、見るからにラグジュアリーな空間に仕立てられている。
この大画面は、エンターテイメントに利用できるだけでなく、オンラインのビジネスミーティングにも有用だ。そして下段には、シャンパンなどの瓶が入る冷蔵庫も設けられている。
大きな後席は、専用の独立シートで身体をゆったり包み込む。オットマンの伸縮量をこれまでより長くしたほか、アームレストにもシートヒーターを装備するという特等席だ。
車体を強化 上級ミニバンの乗り心地
乗り心地に関しては、レクサスが次世代に向けて取り組んでいる「素性の刷新」を実践。
大きなワンボックス型となるミニバンの弱点を克服すべく、ラジエターサポートブレース/ロッカーストレート構造/リア床下ブレース/クォーターピラー部レインフォースメント設定などにより、従来型比で約1.5倍のねじり剛性を確保したという。
さらにアッパーボディやフロアに構造用接着剤を採用し、振動の軽減も追求した。
また、「周波数感応バルブ付き電子制御サスペンション」をレクサスとして初採用。きめ細かく減衰して振動を軽減し、レクサスならではの“常に上質な乗り心地”を提供するという。
また、「リア・コンフォート」というドライブモードでは、同サスペンションの減衰特性を後席優先にし、アクセル/ブレーキを統合制御することで、加減速時の姿勢変化が少なくなるようにセッティングしている。
日本における2022年度の登録車の新車販売台数をおさらいすると、20位までにルーミー、シエンタ、フリード、ノア、ヴォクシー、アルファード、セレナ、ステップワゴンが入るほど、ミニバン人気が根強い。
奇しくもホンダ・オデッセイの復活が明かされたタイミングでの今回の発表。トヨタ・アルファードのフルモデルチェンジも近いと噂されている。
高級車ブランドのレクサスが送り出す「4人乗りミニバン」という商品性がどのように受け入れられるか、ユーザーの反響にも注目したい。
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みんなのコメント
アクセス協力、ありがとうね。
物凄く儲かるだろうな。