2015年5月16日、フォルクスワーゲン・ジャパンは、東京・お台場で開催中の「Volkswagen Fest 2015」の会場で、ゴルフのステーションワゴンとして史上最強となる「ゴルフ R ヴァリアント」と、同モデルの導入を記念した限定車「ローンチ エディション」(限定100台)」を発表し、同日から発売を開始した。納車は6月から。
ゴルフRシリーズは、スポーツカーの高性能と日常での使いやすさを高次元で両立させていることに加え、質感の高い内外装のデザインが特徴だ。今回導入したゴルフ R ヴァリアントもゴルフRと同じく、フォルクスワーゲンのスポーツモデル、レーシングカーの製作を行うなどを一手に手掛ける「R GmbH」が開発・製造する。なおゴルフ R ヴァリアントは、2014年のロサンゼルスショーでワールドプレミアされ、今春からヨーロッパで発売が開始されている。
ゴルフ R ヴァリアントは、「R」シリーズが持つ非日常の圧倒的な走行性能と、日常での使いやすさを両立させ、フォルクスワーゲン社の絶妙なチューニングテクノロジーが注ぎ込まれている。4輪駆動システムを採用しているが、通常のゴルフ ヴァリアント同様にラゲッジスペースは605L/1620Lの積載量を確保している。
ゴルフ R ヴァリアントが搭載するエンジンはゴルフRと同じ280ps/380Nmを発生する2.0L・TSIエンジン(CJX型)で、フルタイム4輪駆動システムの4MOTION、20mmローダウンした「R」専用スポーツサスペンションを備える。なおドイツ仕様はROZ100~102オクタンのスペシャル・プレミアムガソリンの使用を前提に300ps/5500-6200rpm、380Nm/1800-5500rpmの出力だが、日本仕様は100オクタン以下のため280psというスペックとなっている。なおJC08モード燃費は14.2km/L。
「R」専用デザインの前後バンパーやリヤスポイラー、ディフューザー、専用レザーシートなどのR専用の内外装を装備するほか、プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”などの安全装備に加え、ゴルフとしては初となるブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)やリヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)も標準装備している。
また100台限定の導入記念限定車である「ローンチ エディション」は、カーボン調の2 トーン(モダングレー&ブラック)ナパレザーシートと、足元を引き締めるブラックペイントの19インチアルミホイール(リム部にRのロゴマークとブルーのストライプ入り)を専用装備している。
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