オリジナリティ溢れるコンセプトで一時的な独占に成功!
2代目へとフルモデルチェンジを果たしてもなお、その勢いが衰えることを知らないホンダN-BOX。軽乗用車のスーパーハイトタイプというジャンルで括れば他メーカーからも同様のコンセプトの車両は存在しているものの、その圧倒的な商品力で事実上はライバル不在といっても差し障りない状況だ。
バカ売れN-BOXさえいなければ……魅力十分でも主役になりそこなった軽自動車5選
じつはこういった状況は過去にも存在し、有力なライバル車種が登場するまでは一人勝ち状態だったモデルも存在している。そこで今回は、一人勝ち状態となったことがある車種をいくつかピックアップしよう。
1)日産・エルグランド(初代)
まだ、3列シートミニバンは多人数乗車をするレクリエーションビークルという側面が強かった90年代に、「高級車ミニバン」という新ジャンルを不動のものにしたのが1997年に登場した初代エルグランドだろう。
日産自体はそれ以前にもキャラバンのロイヤルや、3代目となるW30型ラルゴなど、いち早くミニバンに高級車の手法を取り入れてきていたが、それが結実したのがエルグランドなのだ。搭載エンジンもガソリンエンジンは全てV6エンジンとなっており、本革シートやオートスライドドア、電子制御式サスペンションなどが上級グレードにはおごられていた。
ライバルのトヨタもグランビア4兄弟などで対抗したが及ばず、2002年のアルファード登場までは一人勝ち状態だったのである。
2)ホンダ・ストリーム(初代)
それまでレクリエーションビークルを持たなかったホンダが1994年にアコードをベースに造り上げた初代オデッセイ。オデッセイ自体も一人勝ち状態を勝ち取った車種であったが、そのコンセプトを5ナンバーサイズに落とし込んだストリームもまた一人勝ち状態となった車種と言えるだろう。
シビック系のシャシーを流用して誕生したストリームは、その取り回しのよさといざという時に7名乗車ができる点、そしてホンダらしいスポーティな走りが人気を博し、発売からわずか10カ月で販売台数10万台を達成している。
しかし、まったく同様のコンセプトを持ったトヨタ・ウイッシュが登場すると、販売力で上回るトヨタに水を開けられ、フルモデルチェンジ後もかつての勢いを取り戻すことはできなかった。
累計販売台数の世界記録をもつスポーツモデルも
3)マツダ・ロードスター
国産のライトウェイト2シーターとして1989年に登場したロードスター(当時はユーノスロードスター)も唯一無二の存在であり、爆発的な販売台数こそ記録しないものの、このジャンルでは一人勝ち状態といっても差し障りないだろう。
言うまでもなく海外メーカーにも多大なる影響を与えたロードスターは、今年でついに30周年を迎える。前述する一人勝ち車種に対してライバル車種をぶつけてきたトヨタも、MR2をライトウェイト2シーター化したMR-Sを1999年にリリースしたが、ロードスターの牙城を崩すまでには至らなかったのである。
4)スズキ・ジムニー
言わずと知れた軽乗用車の本格オフローダーであるジムニーも、ライバル不在の一人勝ち車種だろう。過去には三菱のパジェロミニやダイハツのテリオスキッドといった軽オフローダーも存在していたが、気付けばどれも絶版車となり、現在はジムニーのみが残る状態となってしまった。
ライバル車種が消えていくなかでジムニーが生き残った理由のひとつとして、ジムニー自体がプロユースをターゲットにしたクルマづくりをしているということが挙げられるだろう。実際に狭い山道を走る林業や、豪雪地帯を業務で走り回るユーザーに対して、真摯に向き合ったクルマづくりをしており、そこが評価されているのだろう。もちろん、現在販売中の現行モデルもこの大前提は変わっていないのだ。
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