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「注目SUV試乗」四角いキュービックフォルム。ガラスルーフ標準のダイハツ・タフトは,やっぱり楽しいゾ!

掲載 更新 8
「注目SUV試乗」四角いキュービックフォルム。ガラスルーフ標準のダイハツ・タフトは,やっぱり楽しいゾ!

空を感じる爽快な室内。使い勝手を重視した設計思想に好感

NEWSポイント
1:爽快スカイフィールトップ標準装備
2:力強いスクエアフォルム

ダイハツ・トールがマイナーチェンジ。安全性能や使い勝手の向上、内外装の仕様変更などで魅力度アップ

 タフトは、使い心地のよさそうな道具感、フレッシュさを巧みに表現したクロスオーバー。ボディサイズは全長×全幅×全高3395×1475×1630mm。ハスラー比で全高は50mm低い。
 室内は新鮮な印象。高く奥行きがあるインパネに対し、着座位置を相対的に低めにセットしているからだ。乗り込んですぐにパーソナル感覚が高いと実感した。タフトの室内は、「バックパックスタイル」と命名したパッケージングを採用。前席を乗員のためのスペースとし、後席はフレキシブルなフリー空間に仕上げている。

 タフトの大きな魅力は、スカイフィールトップ。全車、前席上に大型ガラスルーフを標準装備する。その名称どおり、空が感じられる魅力的な装備だ。効果は抜群。ガラス面積が大きいこともあり、一般的なガラスサンルーフとは比較にならない開放感が得られる。

満足感の高いパフォーマンス。タフトは日常が楽しい

 試乗車はGグレード、自然吸気エンジン(52ps/60Nm)を積む2WDだった。車両重量は830kgと軽量。自然吸気でも加速に不満はない。街中はもちろん、高速道路でも周囲の流れにスムーズに乗れる。中高速域でのスピードの伸びを期待するユーザーはターボを選ぶとベターだが、満足感の高いパフォーマンスの持ち主だ。

 フットワークは適度にマイルド。ステアリングが軽く手応えがあまりないことが最初は気になった。しかしステアリングにスイッチを配したパワーモードを選ぶとステアリングは重さを増す。加速レスポンスもよくなるので、走行シーンに応じて切り替えるとベターだ。
 タフトは、普段のドライブでも日差しが感じられフレッシュな気分になれる。ライバルとはひと味違うテイストを求めるユーザーに、ぴったりの存在だ。

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