プジョーが新型「SUV 2008」とEVモデル「SUV e-2008」の日本での販売を開始。車両価格はガソリンモデルのSUV 2008が299万円~338万円、SUV e-2008が429万円~468万円
グループPSAジャパンは9月16日、プジョー・ブランドのコンパクトSUV「SUV 2008」のフルモデルチェンジを行い、合わせてEVモデルの「SUV e-2008」を新設定して、販売を開始した。
プジョーのBセグメントハッチバック「208」がフルモデルチェンジ。フルEVモデル「e-208」もラインアップ
車種展開は以下の通り
■SUV 2008
SUV 2008 Allure(アリュール):299万円
SUV 2008 GT Line(GTライン):338万円
■SUV e-2008
SUV e-2008 Allure(アリュール):429万円
SUV e-2008 GT Line(GTライン):468万円
なお、ユーザへの納車はSUV 2008が10月中旬以降、SUV e-2008が11月以降を予定している。
プジョーは世界市場におけるブランドのさらなる明確化を目指し、“UNBORING THE FUTURE(退屈な未来は、いらない)”というビジョンを掲げ、新たな車種戦略を精力的に展開している。その一環として登場したのが、多様性を秘め本能的、そしてウルトラモダンなドライビング体験を提供する新型「SUV 2008」だ。
2019年6月に欧州で発表され、今回日本上陸を果たした第2世代となる新型SUV 2008は、基本骨格に新世代のCMP(EMP1)プラットフォーム、そしてSUV e-2008にはEV向けに新設計したe-CMPプラットフォームを採用する。ホイールベースは従来の2008比で70mmほど長い2610mmに設定した。
エクステリアはウィンドシールドをセットバックし、ボンネットをより水平基調で伸びやかに、そして頼もしさと安心感を与える明確なショルダーラインを配して、SUVらしい力強いプロポーションを創出する。また、フロント部は堂々とした垂直なグリル(GTライン、アリュール、EVの3仕様。EVバージョンはボディ同色)、彫りの深いボンネット、ヘッドライトから下に向けて繊細に細くなっていく“セイバー(サーベルの意)”状のLEDデイタイムランニングライトなどを装備して、先進的で存在感のあるフェイスを構築。GTラインには三本爪をモチーフとしたフルLEDのヘッドライトを組み込む。一方、サイドビューはファセット(切り子)状のシャープかつ大胆な面構成にハイライトとシャドーの効果的な対比、前後フェンダーから車体中央に向かって伸びる三角形の2つの面、ブラック基調のダイヤモンドルーフ&ブラックドアミラー&ブラックウインドウストリップ(GTライン)、ブラックアウトしたCピラーなどを採用して、シャープかつアグレッシブな造形を具現化。そしてリアセクションは、最新プジョーのシグネチャーとなったライオンの爪痕をモチーフとする3つのLEDリアライトにゲート幅いっぱいのブラックガーニッシュ、リアウィンドウグラフィックとベルトラインのキックアップなどによって、表情豊かで力強い後ろ姿を演出した。ボディサイズは従来の2008比で145mm長く、30mm幅広く、20mm低い全長4305×全幅1770×全高1550mmに設定。1550mmのボディ高は、日本の多くの立体駐車場に対応できる。また、最低地上高は従来比で+55mmの205mmと十分なロードクリアランスを確保。さらに、最小回転半径はホイールベースの延長にも関わらず、従来より0.1m短縮の5.4mを実現した。
内包するインテリアは、視覚ゾーン/操作ゾーン/ボディゾーンに役割を分けたうえで、新世代バージョンの3次元表示となる3D i-Cockpitを採用したことが特徴となる。まず視覚ゾーンではすべての情報を見やすく、ドライバーの視界のなかに注意深く配置。ステアリングホイール奥の3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネルには、ホログラムによる情報投影が行われて3次元表示がなされる。また、センターコンソール上部には7インチのスクリーンを配し、エアコンのMAXボタンを新装備した空調やオーディオ、ナビゲーションシステムなどを設定できるようにした。一方、ステアリングホイールの横から下の操作ゾーンでは、物理的なスイッチを最新の人間工学に基づいてレイアウト。すべての素材は手触りよく、また各パッドおよびパーツのクリアランスは従来以上に詰められる。シフトレバーはドライブ・バイ・ワイア式だ。そして、ボディゾーンは乗員を優しく包み込むようなデザインで構成。前席はGTラインにホールド性の高いアルカンタラ&テップレザー表地のダイナミックシート(SUV 2008はダークグレー、SUV e-2008はライトグレーのアルカンタラ)を、アリュールに長時間ドライブでも疲れにくいファブリック&テップレザー表地のコンフォートシートを採用した。
ラゲッジスペースについては、後席使用時でクラストップレベルの434リットルを確保。60:40分割可倒式のリアシートバックを倒せば、最大1467リットルの空間が出現する。また、可動式のフロアボードを設定し、ハイポジションにセットした際は荷室を上下に区切ることを可能とした。
パワートレインに関しては、SUV 2008に進化版の“PureTech”1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力130ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm)+EAT8(電子制御8速AT)を搭載。駆動レイアウトにはFFを採用する。燃費性能はWLTCモードで17.1km/リットルを達成。また、ECO/NORMAL/SPORTから好みの仕様を選択できるドライブモードを設定し、さらにGTラインにはあらゆる路面で最適なトラクションが得られるアドバンスドグリップコントロールを組み込んだ。
一方、SUV e-2008には最高出力100kW(136ps)/5500rpm、最大トルク260Nm/300~3674rpmを発生する電気モーターをフロントに、50kWhの容量を確保したリチウムイオン電池を車体中央付近のフロア下に搭載する。航続距離はJC08モードで385kmを実現した。また、ドライブモードとしてECO/NORMAL/SPORTの3モードを設定。ECO(60kW/180Nm)は航続距離の最大化を、NORMAL(80kW/220Nm)は日常的な用途に合わせてチューニングしつつ最上の快適さを、SPORT(100kW/260Nm)はパワーとトルクを最大化して力強い加速を成し遂げる。さらに、エネルギー回生を司るブレーキ強度はDとBの2つのモードが選択可能。Dはアクセルを戻した時の内燃機関のエンジンブレーキの挙動をシミュレーションして馴染みのある自然な減速感を、Bではエネルギー回生を強化し、アクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロールするようセッティングした。なお、充電に関してはコンセントタイプの3kW普通充電器で利用できる専用の充電ケーブルを付属し、これを使用すれば所要約4時間で50km走行分の充電、約18時間で満充電が可能。また、ウォールボックスタイプの6kW普通充電器を使用すれば約2時間で50km走行分の充電、約9時間で満充電できる。さらに、50kWのCHAdeMO(チャデモ)急速充電では、約50分で80%までの充電が可能だ。そして、スマートフォンから充電操作ができる「リモートチャージング」、遠隔で室内のエアコンディショニングを作動させることができる「プリコンディショニング」といった先進の機構も鋭意組み込む。なお、リチウムイオン電池にはエアコンと連動した液冷式ヒートポンプをセットし、バッテリーの温度を最適かつ効率的に管理。これによりバッテリーの長寿命化を果たし、8年間または16万kmの走行を保証している。
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