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1000万円超え高級セダン「紅旗H9」販売本格化! センチュリー並の豪華さ! 日本初店舗が12月中旬に大阪に上陸!

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1000万円超え高級セダン「紅旗H9」販売本格化! センチュリー並の豪華さ! 日本初店舗が12月中旬に大阪に上陸!

■最高級グレードは1000万円超え!? 超高級セダン「H9」とは

 2021年2月に日本へ初めて上陸を果たした中国の最高級ブランド「紅旗」。
 
 その後、順調に日本国内の購入者に対してデリバリーがおこなわれています。
 
 そして、同年12月に日本で初めてとなるショールームが大阪・なんば駅前に誕生することとなりました。

【画像】中国版センチュリー!? 紅旗「H9」がとくかくスゴい! 超豪華な内外装を見る!(42枚)

 紅旗は1953年に設立された中国初の自動車メーカーである国営の「第一汽車」が展開する高級車ブランドで、長年にわたり、中国の要人たちに愛されてきました。

 中国ブランドの乗用車として初めて日本での販売が始まった紅旗「H9」という車種は2020年に発表されたモデルで、紅旗のなかでは最新のセダンとなっています。

 紅旗は現在、大きく分けて「Lシリーズ」と「Hシリーズ」が存在。

「Lシリーズ」は1958年に登場した初代モデルである「CA72」のデザインを汲むレトロルックなモデル、「Hシリーズ」は紅旗が持つ最上級の気品と快適さを、よりモダンなデザインと組みあわせたモデル群となっています。

 H9をはじめ、H7やH5などのセダン、E-HS9やHS7、HS5、E-HS3なども、この「Hシリーズ」に属します。

 さらには近年、EVやPHV、FCVなども「Hシリーズ」から投入されており、上質さのみならず、その高い環境意識にも注目が集まっています。

 また、2019年のフランクフルトモーターショーで発表されたスーパーカーの「S9」が属する「Sシリーズ」も、今後拡大していく計画です。

 そうしたなかで、2021年2月に日本の港に上陸したH9は日本国内の公道を走行するために、各種保安基準や排出ガス試験、加速走行騒音試験などをクリアし、同年5月上旬に無事、日本のナンバーを取得しました。

 輸入元によるとH9はもともと、中国の厳しい排ガス基準「軽型汽車汚染物排放限値及測量方法(中国第六階段)」(日本語訳:小型自動車車排出ガス基準及び計測方法(中国第六段階)、通称「国VI」(くにろく)に合格しているため、これらの試験も何ら問題なく合格できたとのことです。

 今までは海外市場に明るくはなかった中国の自動車ブランドですが、2019年からは海外への進出を積極的におこなっています。

 現在はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、イスラエルなどの中東地域。

 さらに、カンボジアやミャンマー、ラオス、ベトナムなどの東南アジア地域にもその販路を拡大させています。

 2021年1月には韓国、そして同年10月にはノルウェーへの投入も発表されました。

■日本での販売を本格化! 大阪に日本初ショールームをオープン!

 2021年12月上旬現在、日本ではH9のみが販売されており、パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボチャージャー+48Vマイルドハイブリッドと3リッターV型6気筒スーパーチャージャーの2種類が用意されています。

 そのなかでも、2リッターモデルは装備が異なる4つのグレードを設定、3リッターモデルは5座と最上級の4座を設定し、最上級の4座仕様は2種類のグレードが用意されています。

 エントリーグレードである「2.0 Y」は610万5000円、それに続く「2.0 X」は657万8000円、「2.0 R」は720万5000円、そして2リッターモデルの最上級「2.0 SP」は811万8000円です。

 3リッターモデルに関しては、5座の「3.0 SP」は966万9000円、4座の「3.0 G4」は1097万8000円からとなっています。

 また、H9以外にも、純電動SUVのE-HS9や、ミドルサイズSUVのHS5などの日本投入も予定されています。

 そして、日本市場での展開をより推進するためにも、今回、大阪に紅旗のショールームが誕生する形となりました。

 場所は大阪を代表する繁華街の難波。近畿日本鉄道と阪神電気鉄道の大阪難波駅近くの一等地に所在するビルの1階と2階に位置しており、2021年12月4日に展示車両が搬入されました。

 筆者(中国車研究家 加藤ヒロト)が取材に行った12月はじめにはすでにビルのエントランスに掲示されている各フロアのテナント案内に「HONGQI since 1958」と記されたロゴ入り表札が掲げられていました。

 グランドオープンは12月中旬とのことなので、完成すれば、中国の自動車ブランドでは初めてとなる日本国内の一般向けショールームとなります。

 ショールームが入居する予定のビルは交通量の多い国道26号線(国道25号線と重複する区間)に面しており、人通りも多いため、かなり注目されることとなるでしょう。

文:くるまのニュース 中国車研究家 加藤ヒロト
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みんなのコメント

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  • 20年くらい前は国際空港に設置されてるLGとかサムスンのテレビ見て誰が買うんだかとか思ってたけど、いまや国産が少数でLEDなんかLGの独壇場なったな。
    たとえ品質に勝っていても何も考えないで馬鹿にしてるといつの間にか主導権とられるんじゃないかと恐ろしい。
    しかも低価格車じゃなくて高級車で出てきてるからな。
    そのうちEVの安いのを投入されたら事業系は乗り換えるし、それで認知度あがったら庶民もだよ。
  • 自動車評論家が、ちゃんと良い車でビックリしていた。
    本国だとエントリーグレードで500万くらいらしい。
    中国は色々な自動車会社を買収してるから、そこから技術を吸収している。
    想像以上にレベル高いのかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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