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もう韓国車を馬鹿にはできん!! KIAのFRハッチバックが超絶カッコイイ

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もう韓国車を馬鹿にはできん!! KIAのFRハッチバックが超絶カッコイイ

 かつては「どこかで見たことあるなぁ」というクルマが多かった韓国車。その品質も決して褒められるものではなかったものの、いまや北米などでは自動車メーカーシェアのトップ10に韓国車がランクインしているのは珍しいことではない。それには決して安さ以外にも理由があるはずだ。そんなことを考えていたらなにやらカッコいい韓国車がある、というニュースが入ってきた。その名もKIA(起亜)のスティンガー。名前からしてカッコいい。はたしてその完成度はいかに!?

文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
ベストカー2018年4月26日号

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■もう「韓国車だから」なんて言わせない!!

 KIAのスティンガーが気になるという読者からのお便りが来た。2017年5月に韓国でデビューし、昨年夏頃から欧州、北米で発売を開始したKIA初のラグジュアリーカー、それがスティンガー。

 元アウディの名デザイナーと元BMW Mスポーツ部門のトップエンジニアが開発に携わり、ニュルブルクリンクで走りを鍛え上げたクルマです。直4、2Lターボ(259ps)とV6、3.3Lツインターボ(365ps)の2種類のエンジンを持つFRで、セダンではなくハッチバック。

 BMW440iグランクーペやアウディS5スポーツバックなどがライバルで、欧米市場でもかなり高い評価を得ているよう。試乗経験のあるモータージャーナリスト、ピーター・ライオンさんに印象を聞いてみましょう。

アジアのクルマという雰囲気は皆無だ。ハッチバックのスタイリングも非常にいい

 「BMW、アウディと同レベル。劣るところは何もありません。元BMWのアルベルト・ビーアマンさんが開発を主導した走りはすばらしく、コーナリング、ブレーキ、パワーのすべてがハイレベルで、LAで乗った時には本当に感動しましたよ。

 KIAの品質やコストパフォーマンスの高さとドイツのデザイン、エンジニアリングが組み合わさって、最強のクルマになったと思います。走って1分でよさがわかります。ぜひ皆さんに乗っていただきたいですね」

 現代傘下で小型車中心のラインアップを続けてきたKIAが突然高級車を作り、しかもその評判がこのようにすばらしいというのは驚き。プロモーションも力が入っている。

 全米で1億人が見るといわれるスーパーボウルの中継で、エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーを起用したCMを流して話題になるなど、本気で北米高級車市場の制覇を狙っている感バリバリ。



 ご覧のとおりこれはかなり力を入れたCMだと思います!! 競合車よりも1万ドル以上安いという価格も大きなアドバンテージになっているようです。

 残念なのは日本では買えないことですが、米国仕様を並行輸入してくれる業者の出現に期待しましょう。韓国車、まったくあなどれませんよ。

【スティンガー サイズ】

全長4830mm
全幅1870mm
全高1400mm

だいたいマツダのアテンザと同じくらいのサイズ感だ。北米での価格は3万2000ドル(約340万円)からとなっている。

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