■日本ではいまも5代目の販売が続くなかメキシコで6代目がデビュー
2022年12月1日、ホンダのメキシコ法人は2023年型の新型「CR-V」を発表しました。
【画像】日本にも来て! ホンダのイケ顔SUV新型「CR-V」の内外装を画像で見る(44枚)
6代目となる新型CR-Vは、2022年7月12日に米国で世界初公開。米国市場では同年9月22日に発売されており、その後、中国でも販売されていますが、日本ではいまも2022年8月末に生産を終了した5代目の在庫販売が続いています。
CR-Vは1995年に初登場したクロスオーバーSUV。現行モデルは、2022年7月12日に米国で世界初公開され6代目モデルですが、国内では2022年8月末に生産終了となった5代目モデルの在庫販売が続いています(2022年12月現在)。
今回メキシコへの導入が発表されたのも6代目モデル。
そのエクステリアは、洗練された力強いスタイリングを採用。水平方向のラインを新たに採用することで、大きくなったボディを強調したうえで、ホイールベースを若干長くすることで、安定性を向上させ、堂々とした存在感を示しています。
Aピラーを約15cm前方に配置することで、ワイドなプロポーションと良好な視界を実現し、ドアマウント型サイドミラーも新たに採用しています。
フロントでは、リフレッシュされたスタイリングを強調する大きくなった新型グリルや長いボンネット、そしてLEDライトを標準装備。また、ボディと同色のスリムなルーフスポイラー、18インチまたは19インチのアルミホイール(仕様により異なる)も装備しています。
インテリアは、ダッシュボードやステアリングなど、キャビンの様々な要素へのピアノ調仕上げ、さらにレザーのシートやステアリングが高級感を演出。ホンダの新しいデザインコンセプトに沿ったモダンかつスポーティな印象に仕上がっています。
インストルメントパネルは、フロントガラスへの映り込みを抑えるため、最小限のラインでデザインされています。ダッシュボードに沿ったメタルハニカムメッシュは、ベンチレーションやクライメートコントロールのエアインテークなどが見た目と機能性の両方を高め、機能的に車内を涼しく保つとともに、エレガントな雰囲気を演出しています。
新しいフロントシートは身体を安定させ、長時間の移動でも疲れにくく、スポーティで快適なドライビングポジションを実現します。前席同士の間には、クラス最大の9リットルの収納力を持つセンターコンソールを設置しています。
また、8段階のリクライニングが可能なリアシートを採用するなど、より快適で広い空間を実現しています。
パワートレインには、最高出力188馬力・最大トルク177lb/ftを発揮するDOHC1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを採用します。このエンジンはVTECシステムの改良により、性能向上と排出ガス低減が図られています。これに騒音や振動を抑えるために改良されたCVT(無段変速機)が組み合わされます。
ボディサイズは、全長4626mm×全幅1855mm×全高1679mmとトヨタ「ハリアー」と同等のサイズ感。ホイールベースは2660mmです。
メキシコでは、ベースグレードの「ターボ」、各種機能や選べるカラーが少し増える「ターボプラス」、ホンダセンシングなど安全機能などをフル装備した最上級グレードとなる「ツーリング」の3つのグレードが設定されます。
価格は、ターボが71万4900ペソ(約495万円)から、ターボプラスが76万9900ペソ(約533万円)から、ツーリングが81万9900ペソ(約567万円)からです。
※ ※ ※
前述の通り、メキシコ以外にも北米市場や中国市場でも発表・発売されている新型CR-V。日本市場への導入については公式なアナウンスはありません。
ホンダ系列販売会社の担当者はこの件について次のように話しています。
「海外では新型CR-Vが発表されました。一部のお客さまからは『次のCR-Vはいつ発売なのか?』と問い合わせを頂きます。
現時点では新型ZR-Vの日本導入を控えていることや、これまでのCR-V販売実績をふまえると日本市場に入れる可能性は低いといえます。
しかし、生産終了となった5代目が海外から2年遅れで導入されたこともあり、数年先に日本でも発売される可能性は否めないです」
デザインもリフレッシュされ格段に進化した新型CR-V。日本に導入されることを期待するばかりです。
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みんなのコメント
墨がメキシコって、漢字検定有資格者でも知らない人が多いんじゃないか。
そう来たかー!