現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マクラーレンが100店舗目の正規代理店を中国にオープン! セールスネットワーク拡大好調の要因とは

ここから本文です

マクラーレンが100店舗目の正規代理店を中国にオープン! セールスネットワーク拡大好調の要因とは

掲載 更新 2
マクラーレンが100店舗目の正規代理店を中国にオープン! セールスネットワーク拡大好調の要因とは

■次の10年に向けたビジネスプラン「ホライズン2030」の一環

 英国のラグジュアリー スーパーカーメーカー「マクラーレン・オートモーティブ」が2021年後半、100店舗目となる正規代理店を中国にオープンする。

本物のランボルギーニが700万円台で落札! 注目「ミウラ」は8700万円

●マクラーレンのセールスネットワーク拡大の軌跡とは

 マクラーレンは最初の正規販売代理店を2011年夏にロンドンにオープンさせ、同社初のスーパーカー「MP4-12C」を顧客やファンに提供したことが、セールスネットワーク拡大の原点である。それから10年の間にマクラーレンは、全世界40の国や地域にセールスネットワークを拡大。数々のモデルにおいて高い評価を得てきた。

 たとえば、「720S」はベンチマークを打ち立て、「675LT」は現代版マクラーレン・ロングテールの第1弾となった。

 また、世界初のハイブリッドスーパーカーである「P1」や「GT」に加え、極めてエクスクルーシブなアルティメットシリーズとして「セナ」や「スピードテール」、そして最近ではロードスターの「エルヴァ」を誕生させた。

 マクラーレンでは、増加し続けるカスタマーがモダンでラグジュアリーな体験を存分に味わえるよう、ビスポーク部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)をとおして自身のスーパーカーをパーソナライズすることを可能としている。そしてカスタマーは、デザイナ―、エンジニア、職人からなる専任のチームと共に、独創的なビジョンやアイデアを自らの愛車に反映することができる。

 さらにマクラーレンは2018年に2番目となる施設、マクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センター(MCTC)を英国ヨークシャーに設立。MCTCでは、軽量で優れたパッケージングを誇る革新的なカーボンファイバー製アーキテクチャーが生み出され、これを最初に採用したのが、まったく新しいハイブリッドスーパーカー「アルトゥーラ」であった。

 このアーキテクチャーは、次の10年に向けてマクラーレンが描く電動化ビジョンの実現に貢献するものになるという。その理由を、カスタマーがマクラーレンに求める俊敏性や特質の維持・向上のためには、重量削減が命題となるからだと説明された。

 一方で、ロングテール系譜を受け継ぐ最新モデルとして先日発表されたばかりの「765LTスパイダー」は、2021年内の生産分が既に完売している。これは、マクラーレンブランドが既存のカスタマーを引きつけ、新たなファンを獲得している証拠だと分析している。

※ ※ ※

 マクラーレン オートモーティブCEOマイク・フルーウィット氏は次のようにコメントする。

「販売代理店の協力のもと、私たちはわずか10年でロンドンの1号店から始まり、今年後期に中国で100店舗目をオープンするまでに成長しました。目覚ましい成長を続ける中国市場では、多くのファンを獲得しています。

 これはわが社の国際性や今後のビジョンにも合致します。次の10年は、マクラーレンだけでなく自動車業界全体にとっても、極めて刺激的で革新的なものとなるでしょう。電動化の未来を率先して受け入れ、まったく新しい軽量なアルトゥーラを生み出したように、私たちは世界最高のドライバーズカーを生み出すために、これからも限界を押し広げていきます」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
バイクのニュース

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村