■新型ハリアーの最大のライバルは旧型ハリアー?
2020年6月17日に発売が予定されているトヨタの新型「ハリアー」は、すでに先行予約が始まっています。販売店には展示車やカタログが無い状態にも関わらず、販売店には多くの問い合わせがあるようです。
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新型ハリアーに興味があるユーザーは、どのようなモデルと比較検討しているのでしょうか。
7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型ハリアーは、1997年に初代モデルを発売して以来、従来のカテゴリーにとらわれない都会派SUVとして、独自のポジションを築いてきました。
今回の新型ハリアーは、2020年4月13日に世界初公開され大きな注目を集めています。
展開グレードは、ガソリン車/ハイブリッド車ともに「S/G/G“Leather Package”/Z/Z“Leather Package”」を設定しています。
先行予約期間でのユーザーの反響について、トヨタ販売店のスタッフは以下のように話しています。
「新型ハリアーの問合せでは、先代モデルからの買い替えを検討しているお客さまが多い印象です。
具体的には、先代モデルよりもサイズが大きくなったことや、ガソリン車とハイブリッド車が継続されるものの、2リッターターボ車が廃止されることなど、先代から変更される部分に関する問い合せを頂きます。
また、エントリーモデルの価格が先代モデルよりも低く設定されたことや、それでいて内外装デザインの質感が格段に向上したことなど、さまざまな部分に関心を持っていただいています」
※ ※ ※
新型ハリアーのボディサイズは、全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmに対して、先代モデルは全長4725mm×全幅1835mm×全高1690mmと比べて、長さと幅を拡大しつつも、高さをさげたことにより、低重心のスタイルとなっています。
搭載されるパワートレインは、ガソリン車(2リッター直列4気筒エンジン)とハイブリッド車(2.5リッター直列4気筒エンジン+2モーターシステム)の2種類となり、前述のとおり先代モデルに設定されていた2リッターターボ車は廃止されました。
新型ハリアーでは、ガソリン車とハイブリッド車ともに2WD/4WDの駆動方式を採用し、ガソリン車の4WDは雨の日、雪道、ドライな路面を前輪駆動と4輪駆動を自動的に電子制御する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を設定。
ハイブリッド車の4WDには、前輪をエンジンとフロントモーター、後輪をリアモーターで綿密な駆動制御をおこない、燃費向上と高い操縦安定性を実現する「E-Four」を採用しています。
また、装備面では先代モデルからさまはさまざまな部分が進化しており、トヨタ初の「デジタルインナーミラー」は、エンジン始動時であれば前後のカメラ映像を録画することが可能なため、ユーザーからは「ドラレコ的な使い方が出来る」という点が注目されています。
さらに、これまでオプションとして設定されていたカーナビの代わりに、SとG(レザー含む)には「8インチディスプレイオーデイオ+6スピーカー(ナビ機能はオプション)」を標準装備。
Zグレード(レザー含む)には「12.3インチ T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)」が標準装備されるほか、新型ハリアーからスマホ連携によるApple CarPlayやAndroid Autoが標準で操作可能となりました。
このように、さまざまな面が進化したことにより、意外にも先代モデルとの比較が多いことが判明。また、前出の販売店スタッフは、「乗り換えを検討する先代、先々代ハリアーに乗られているお客さまからすると、新型モデルがイマイチなら他車種へ流れてしまうため、そういう意味では『旧型がライバル』ともいえます」と話していました。
■先代ハリアーと同じく比較されるトヨタの人気SUVとは…
話題沸騰中の新型ハリアーですが、先代モデル以外ではどのようなモデルと比較されるのでしょうか。前出の販売店スタッフは、以下のようにも話しています。
「新型ハリアーを価格面で比較されるお客さまはそれほど多くありません。新型ハリアーはエントリーグレードの『S』、中間グレードの『G』、上級グレードの『Z』があります。
なかでもGグレード以上には、さまざまな装備が標準となることから 売れ筋になると考えられるのは中間グレードの『G』です。
また、比較されるモデルとしては、予約・検討されるお客さまでは、同じトヨタの『RAV4』と比べる人がいらっしゃいます。
RAV4は、新型ハリアーには無いプラグインハイブリッドモデルが2020年6月8日から発売されており注目を集めています。そのため、サイズや価格、装備などが近しい部分があるので比較されるのかもしれません」
RAV4のボディサイズは、全長4600mm-4610mm×全幅1855mm-1865mm×全高1685mm-1690mmというボディサイズで、新型ハリアーと比べ全長が短くなっています。
パワートレインは、これまでガソリン車(2リッター直列4気筒エンジン)とハイブリッド車(2.5リッター直列4気筒エンジン+2モーターシステム)をラインナップ。
そして新たに追加されたPHV車では、ハイブリッド車をベースに新開発のプラグインハイブリッドシステム「THS-II Plug-in」を採用しました。
デザイン面ではガソリン車の「アドベンチャー」は他グレードと違う、タフでアクティブな加飾が施されているほか、ハイブリッド車、PHV車とそれぞれ外観デザインが異なるのも特徴のひとつです。
また、別の販売店スタッフにトヨタ車以外で比較されるモデルについて聞いたところ、次のように話します。
「同じようなサイズとパワートレインを設定しているモデルでは、日産『エクストレイル』やホンダ『CR-V』と比較されているようです。
また、ハイブリッド車は設定されていないものの、マツダ「CX-5」はハリアーと同じようにこのクラスのなかでは高級感あるモデルなため、比較されているお客さまはいらっしゃいました」
※ ※ ※
間もなく発売となる新型ハリアーは、激化するSUV市場においてどのような立ち位置になるのか注目の1台といえそうです。
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みんなのコメント
彼らが経験を重ね真の高級の知った時、人としても一回り大きく成長するであろう。
そんな日が一日も早く来る事を切に願う。