■ホンダの3選手第10ステージで表彰台独占
ダカールラリー第10ステージが行われ、Monster Energy Honda Teamのホアン・バレダ選手、リッキー・ブラベック選手、ケビン・ベナバイズ選手がトップ3を独占。チームのダカールラリー総合優勝獲得に向け近づいています。なお、第10ステージ後半は、強風から安全確保するためキャンセルとなりました。
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第10ステージは当初2つのセクターからなる534kmのコースでしたが、後半セクターで強風の予報がされていたため、シュビータのビバークに直行するコースへと変更になり一つのスペシャルステージのみに短縮されることになりました。
222kmに短縮されたSSを、バレダ選手、ブラベック選手、ベナバイズ選手は、スピードにこだわるよりも、マシンのCRF450 RALLYのコンディションをキープすることに専念。マラソンステージ前半、ライダーたちは別々のキャンプにて過ごします。シュビータのビバークでは、ライダー以外のメカニカルメンテナンスは禁止とされ、必要であればライダー自身がメンテナンスを行い、規定にもあるようにライダー同士ではタイヤ以外の部品交換は可能です。
総合順位は、ブラベック選手がリードを保ち、総合2位のROCKSTAR ENERGY HUSQVARNA FACTORY RACINGパブロ・クインタニラ選手と25分以上の差をつけています。第10ステージ優勝により、トップから約27分差まで詰めたチームメートのバレダ選手は、総合3位に浮上しています。ホセ・イグナシオ・コルネホ選手は第10ステージを12位でフィニッシュし、総合5位をキープしています。
第10ステージを制したホアン・バレダ選手は、「今日はとてもいいステージにできたと思います。しかし明日のステージはトップでスタートをし、砂丘の中を最初に探索し進んでいかなければいけません。今日の走行ペースには満足しています。前方のトビー・プライス選手(KTM)、クインタニラ選手を目指してプッシュをし、130km地点で追いつくことができました。給油ポイントまで並んで走行をしましたが、たどりついたときに後半がキャンセルになったと伝えられました。
リッキーが総合トップ、そしてナチョ、ケビンや僕も順調に今日の第10ステージまで進められていることは、ホンダにとってもすばらしい結果ではないでしょうか」と語った。
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サウジアラビアで開催中のダカールラリー2020は残り2ステージとなりました。合計744km走行する第11ステージは、マラソンステージの後半が行われ、ライダーたちはハラドのビバークへと引き返します。ステージ序盤は深い砂丘で後半は砂に覆われた硬い路面が続くコース設定です。
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