VWタイプ2のEV版「ID.Buzz」がフォルクスワーゲンのポップアップスペース「ID.SQUARE」にて日本初見参

　フォルクワーゲン ジャパンは2022年12月12日から12月25日にかけて、東京・六本木のTOKYO MIDTOWN ATRIUMにおいてVWブランドが取り組む脱炭素化戦略「Way to ZERO」とその活動を披露するポップアップスペース「ID.SQUARE」を開催。ここに、VWブランドのアイコン的なモデルであるタイプ2をオマージュしてEVとして生まれ変わった「ID.Buzz」を日本初展示した。

　フォルクスワーゲンは「Way to ZERO」というコンセプトのもと、2050年までにCO2排出実質ゼロを実現するための戦略を推進。走行中にCO2を排出しないEVをフォルクスワーゲンおよびそのサプライヤーの工場でカーボンニュートラルに製造し、またユーザーに再生可能エネルギーで走行してもらい、さらに廃車となったEVのバッテリーをリサイクルする、という包括的な取り組みを目指している。ID.SQUAREでは、11月に発表・発売した「ID.4」の静的および動的体験に加え、ブランドの歴史や脱炭素化戦略について、楽しみながら触れられる多様なプログラムを用意。そして、新世代EVミニバンの「ID.Buzz」を参考展示した。

　ID.BuzzはハッチバックモデルのID.3、コンパクトSUVモデルのID.4、SUVクーペモデルのID.5に続く、フォルクスワーゲンの電気自動車「ID.」シリーズの第4弾となる電気自動車で、本国では5名乗りミニバン（2列シート）の「ID.Buzz（ID.バズ）」と3名乗りバン（前席ベンチシート）の「ID.Buzz Cargo（ID.バズ カーゴ）」を設定。エクステリアはフロント中央に配した大型のVWエンブレムとV形状のフロントパネル、スクエア基調のフォルム、短いオーバーハング、横長のリアコンビネーションランプなど、タイプIIへのオマージュが随所に感じられるデザインで仕立てた。ボディサイズは全長4712×全幅1985×全高1927mm、ホイールベース2989mmに設定。基本骨格にはEV用に開発されたMEBプラットフォームを採用し、パワーユニットには最高出力150kW／最大トルク310Nmを発生する電気モーターをリアアクスルに、容量82kWhのリチウムイオンバッテリーをサンドイッチ状で床下に配置して、後輪を駆動する。今回日本に上陸したID.Buzzは、ライムイエローのボディカラーで彩ったアイルランド仕様の右ハンドルモデルだ。

　また、ID.SQUAREではID.4の体験試乗会も実施。大型のパノラマガラスルーフによる開放感あふれる広い室内で六本木の街を楽しみながら、EVならではの静かで力強い走りが満喫できるという。

Comments

若者や女性の車でいい車だと思うけど
興味ない
アホな日本車乗るのならVWから輸入車生活したら良いのにね
ベンツやベントレーとか乗りたくなると思うよ