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1900馬力/2300NmのハイパーEV、ピニンファリーナ「バッティスタ」を日本で販売開始

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1900馬力/2300NmのハイパーEV、ピニンファリーナ「バッティスタ」を日本で販売開始

正規輸入車ディーラーのグループであるSKYグループは、アウトモビリ・ピニンファリーナが製作するハイパーEV「Pininfarina Battista(バッティスタ)」の取り扱いを開始すると発表し、車両を日本で初公開した。

1900馬力と2300Nmを発生し、0→100km/hを2.0秒以下で加速!
SKYグループは、東京・神奈川・神戸・新潟で、ラグジュアリーカーブランドとプレミアムカーブランドを運営する、正規輸入車ディーラーのグループだ。その扱うブランドは、ポルシェ、ランボルギーニ、マクラーレン、アストンマーティン、ベントレー、ロールス・ロイス、マセラティ、ジャガーなど多岐に渡る。

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そんなSKYグループが、新たなプレミアムブランド「ピニンファリーナ」の正規輸入販売を手がけることになった。ピニンファリーナは、クルマ好きなら知らない者はないイタリア最大のカロッツェリアだ。フェラーリやプジョーなど、多くの市販車をはじめ、船舶、電車などの乗り物からオフィスチェアやゴルフクラブ、時計や靴など、さまざまな工業製品のデザインや委託生産を行っている。

2015年、ピニンファリーナ社はインドのマヒンドラ グループの子会社となり、ハイパーEVの開発製造を目的として2018年にアウトモビリ・ピニンファリーナが設立された。同社が開発中の最新モデルが、今回日本初公開となった「バッティスタ」だ。その車名は、ピニンファリーナ社の創業者であるバッティスタ・ピニンファリーナの名に由来する。

いかにもピニンファリーナのデザインらしい、流麗なスタイリングのボディのセンタートンネルとシート後部にT型のリチウムイオン バッテリー(120kWh)を搭載。このバッテリーパックはクロアチアでスーパーEVを製作しているリマック社から供給される。モーターの数などは公表されていないが、最高出力は1900馬力(1400kW)、最大トルクは2300Nmを発生。トルクベクタリング機能付き全輪駆動で駆動モードは5段階の可変式。最高速度は350km/h以上、0→100km/h加速は2.0秒以下、0→300km/h加速は12.0秒以下というハイパフォーマンスを発揮しながら、1回のフル充電で500kmの走行が可能だという。(データはすべて目標推定値)

フルカーボンのモノコックに、前後はアルミニウムのサブフレームを装着。ボディパネルはカーボンファイバー製。ブレーキは前後ともカーボンセラミックの6ピストン。タイヤはピレリのPゼロだが、バティスタ専用に開発され、新デザインの21インチ ホイールに装着されている。

このゼロエミッションのハイバーEVは、トリノにあるピニンファリーナのアトリエで、150台のみが手作業で製作される。日本では数台が輸入販売される予定だが、具体的な台数は未定。購入希望者は、ピニンファリーナの本社で細かい仕様をパーソナライズすることができる。車両価格は198万ユーロ(約2億4000万円!)から。

これまでイタリアで設計・生産された公道走行可能なクルマとしては、最もパワフルなピニンファリーナ バッティスタ。ピニンファリーナ社の創業90周年にあたる2020年にはデリバリーが開始される予定だ。果たして、日本の路上でその姿を見る機会はあるのだろうか。

[ アルバム : ピニンファリーナ バッティスタ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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