■アルファードの「8人乗り最廉価モデル」の仕様とは?
トヨタは2024年12月20日、高級ミニバンである「アルファード」と「ヴェルファイア」の改良モデルを発表しました。
同車は2025年1月7日に発売が予定されており、その中でも特に注目されているのが、新たに追加された最廉価モデルの「X」グレードです。
この新しいグレードの登場は、ネット上でも大きな反響を呼んでいます。
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アルファードが初めて登場したのは2002年、ヴェルファイアはそれから6年後の2008年にデビューしました。
それ以来、両モデルは高級ミニバンの代表格として日本国内外で確固たる地位を築いています。
現行モデルは2023年6月に発売され、アルファードが4代目、ヴェルファイアが3代目となりました。
今回の一部改良では、アルファードに新しく設定されたXグレードがその中でも大きな特徴と言えるでしょう。
Xグレードは必要最小限の装備に絞り、コストパフォーマンスを追求した仕様になっています。
このモデルの外装は、シーケンシャルターンランプやデイタイムランニングランプなどの装備が省略されているほか、ホイールは17インチのシルバー仕上げとされており、上位モデルに見られるスパッタリング塗装は施されていません。
また、ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」と「ブラック」の2色に限定されています。
内装についても簡素化が図られており、ダッシュボードには合成皮革ではなく専用の「グラファイトメッシュ」パターンが採用されています。
さらに、シートはファブリック素材で、ヒーターやベンチレーション機能も省略され、1列目の調整は手動式です。
2列目には6:4分割の3人掛けシートが採用され、チップアップ機能を使って荷室を拡張することが可能です。
3列目にはスペースアップシートを搭載し、座席を跳ね上げることで5人乗車にも対応しています。
装備面では、ムーンルーフやパワーバックドアが省略されている一方で、9.8インチのディスプレイオーディオが標準装備されており、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。
安全性に関しては「トヨタ セーフティセンス」が標準で搭載され、プリクラッシュセーフティや全車速追従型レーダークルーズコントロールなどが備わっていますが、高度な運転支援機能の一部は含まれていません。
パワートレインについては、2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのみを採用。
このモデルは価格面でも魅力的で、2WD(FF)が510万円(消費税込、以下同)、4WDが532万円と設定されており、4人乗り仕様の最上級モデル「スペーシャスラウンジ」(1272万円から1480万円)の半額以下で購入できます。
ネット上では、このXグレードに対して「こういうシンプルなアルファード待ってました」「ようやく待望の8人乗りが追加された…やったー!」「シンプルな黒内装は汚れが目立たなくて良い」など、好意的な意見が多く寄せられています。
また、「最上級モデルの半額以下で買えるのはお得」「この価格でアルファードを所有できるのは嬉しい」「この価格設定は人気出そう」など、価格設定に対する肯定的な声も目立ちます。
そのほか「これなら祖父母も乗せられるし便利よね」「子どもがいる家庭には最廉価グレードが理想的だわ」といった用途を見越した意見がある一方で、「納期が長引かないか不安」「最廉価モデルのリセールバリューが気になる」といった懸念の声も一部で上がっています。
このように、Xグレードの登場は価格を抑えつつも、必要十分な装備を求めるユーザーに新たな選択肢を提供しており、多くの注目を集めているのです。
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みんなのコメント
諸費用払ったら600万弱。
それで廉価バージョンだとバカにされる..
嫌な世の中だな
お買い得どころか割高でしょ