この記事をまとめると
■100万円以下で販売されている中古車で300馬力オーバーのマシンをピックアップ
数千万円だったクルマが中古のプリウスより安い! こんな中古車って本当に買って大丈夫?
■国産車のなかで初めて300馬力を超えた記念碑的なモデルもある
■価格が安いだけでなく実用性も高いモデルが数多く存在するのが魅力だ
300馬力以上のマシンを100万円どころか二桁万円で狙える
「パワーがすべて」、というワケではないものの、あればあった方がありがたいと感じてしまうのがクルマ好き。そこで今回は、中古車で車両価格100万円以下で狙うことも夢ではない格安300馬力オーバー車をピックアップ。
もちろん大パワーが故に購入後の維持費は覚悟する必要があるが、一度は乗ってみたい大パワー車に思いを馳せて見るのも悪くないのではないだろうか。
ホンダ・レジェンド(4代目)
日本車は長らく280馬力の自主規制値が設けられていたが、その数値を初めて破ったのが4代目のレジェンドだった。
ホンダのフラッグシップセダンであり、V型6気筒のJ35A型エンジンは300馬力を発生し、2代目NSXにも採用された4WDシステムの原型とも言えるSH-AWDを搭載。その大パワーを余すことなく路面に伝えていた。
新車時は500万円オーバーの価格となっていた4代目レジェンドだが、現在では100万円どころか50万円を切るものも珍しくなく、非常に買いやすい価格となっている。
日産 スカイラインクロスオーバー
いまでこそ大人気のクロスオーバーSUVだが、このブームが到来するちょっと前に登場し、残念ながらそこまでの人気を獲得することが叶わなかったのがスカイラインクロスオーバーだ。
スカイラインと名前がついてはいるものの、ベースとなっているのは日本国外で販売されていたインフィニティEXであり、車両型式もJ50となっている(ただしプラットフォームはスカイラインと共通のもの)。
そんなスカイラインクロスオーバーには330馬力を発生するVQ37VHR型エンジンが搭載されており、4WDのほかFRモデルも存在していたため、じつは走らせて楽しいクロスオーバーSUVに仕上がっていた。
こちらも現在の中古車では50万円を切るものも多く存在しており、ひと味違うクロスオーバーSUVを求めているのであればオススメできる1台だ。
ハイパワーながら実用性も十分!
スバル・レヴォーグ(初代)
北米市場をメインターゲットとし、代を重ねるごとに肥大化してしまったレガシィツーリングワゴンの後釜として、日本の交通環境で使いやすいボディを纏って2014年に登場したレヴォーグ。
シンメトリカルAWDや水平対向エンジンなど、スバルのアイデンティティはしっかり踏襲しつつ、スポーティなツーリングワゴンとして全車直噴ターボエンジンを採用し、2リッターモデルは300馬力の最高出力を発生している。
まだまだ新しいモデルのような印象もあるが、すでにデビューから9年が経過し、2リッターモデルでも車両価格で100万円を切るものも増えてきているのだ。
ホンダ・エリシオン プレステージ
先日発表となった新型ヴェルファイアがターボエンジンを搭載したグレードを用意し、スポーティなフラッグシップミニバンとして話題を集めたが、それよりも15年以上早く300馬力を発生するエンジンを搭載したフラッグシップミニバンが存在していた。それが2006年にエリシオンに追加される形で登場したエリシオンプレステージだ。
このモデルは300馬力を発生する(2WDモデル)3.5リッターV6エンジンを搭載した最上級モデルとなっており、フロントマスクも堂々としたものに置き換えられていた。もちろん増大したパワーに合わせて18インチホイールや専用サスチューニングがおごられており、ホンダらしいスポーティな走りを楽しむことができるフラッグシップミニバンに仕上がっていた。
新車時は400万円に迫る価格だった同車も、いまでは中古車として販売されているほとんどの個体が100万円以下となっており、手ごろかつハイパワーなミニバンが欲しい人には選択肢に入れてみてもいいかもしれない。
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でもいいよね