■フラッグシップに「期待する」からこその「厳しい声」も
レクサスは2022年10月13日、最高級セダン「LS」の一部改良を発表し、10月下旬より発売するとしました。
足回りの改良からマルチメディアシステムや高度運転支援機能のアップデートに至るまで多岐に渡る変更を実施します。
そんなフラッグシップモデルの改良について、SNSでは早くもさまざまな声が聞かれます。
【画像】内装の細かなところまで「カイゼン!」 ニッポンのフラッグシップ「LS」改良版の写真を見る(47枚)
LSは、北米でレクサスブランドが開始された1989年から展開されているフラッグシップモデルです。
2017年にフルモデルチェンジした現行型で5代目となります。
エンジンは3.5リッター V型6気筒ツインターボの「LS500」と、3.5リッターV型6気筒にモーターを組み合わせるハイブリッド仕様「LS500h」の2タイプを用意し、駆動方式はそれぞれFRと4WDから選択可能です。
10月の一部改良は、外観上こそ大きな変更点はないものの、さまざまな部分に改良の手が入っています。
まずメカニズムでは、リアサスペンションメンバー取り付け部の形状を変更し高剛性化。サスペンションのチューニングもおこない、乗り心地と操縦安定性を向上させました。
室内では、マルチメディアシステムを最新化し、操作性や音声認識機能の精度を向上するなど機能向上を図っています。さらに「シースルビュー」表示の追加もおこなわれています。
それにともないインパネやセンターコンソールまわりの形状も変更されました。
さらに高度運転支援機能「Lexus Teammate[Advanced Drive]」において、周辺車両への動きに対する性能向上も実施されています。
LS改良モデルの価格(消費税込)は、1078万円から1796万円です。
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SNSでは、そんな新型LSに対し「買える人がうらやましい」「やはり内装が立派」などのほか「(RXやNXなど)SUV系人気のなかでも地道に進化している」「やっぱりレクサスといえばセダン」というように、老舗セダンブランドに対する信頼の声も見られます。
いっぽうで「あんなにレクサスがこだわっていた『タッチパッド』がシレっと廃止!?」「跡地にボタンが並ぶだけ」などと「退化」ともとれる改良に対し不満を持つ声も。
また「(メルセデス・ベンツ)Sクラスに比べると迫力不足」といった現行型に対する不満や、「新型まだ?」などと早くも次期モデルに対する希望の声もありました。
いずれにせよ、1000万円級の高級車に対し少なからず賛否の声が集まること自体、ユーザーの期待や注目度の高さが感じられます。
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