■スーパー耐久シリーズ最終戦の富士で「CR-V FCEV」を世界初公開
2023年11月11日・12日に富士スピードウェイで開催された「スーパー耐久シリーズ2023 最終戦」にてホンダは新型「CR-V FCEV」を世界初公開しました。
どのような特徴があるクルマなのでしょうか。
【画像】これが来年発売! ホンダ新型「CR-V」 カッコいいデザインを画像で見る!(29枚)
スーパー耐久シリーズでは、トヨタが水素エンジンカローラで参戦している他、過去には川崎重工業が水素バギーをお披露目するなど、かねてから「水素社会の実現」に向けた重要な場所となっています。
また今回の富士スピードウェイのイベント広場でも未発売のトヨタ「ミライスポーツ」や11月13日に発売する新型「クラウンセダン(FCEV)」の展示。
さらにダカールラリーに参戦予定の「水素バギー」など様々な水素関連モデルが登場していました。
そうした中でホンダは2024年に発売予定のSUV「CR-V」をベースとした「CR-V FCEV」を世界初公開しました。
これまで2023年9月中旬頃からSNSなどで目撃情報が相次いでいたカモフラージュ柄のテストカーがこのモデルだったのです。
このCR-V FCEVはブルーの幾何学模様で覆われているものの、ホンダのエンブレムが残され、さらに水素であることを示す「Hydrogen」の文字が記されています。
カモフラージュ柄のデザインについて、ホンダの広報担当者は次のように話しています。
「2024年にCR-VをベースにしたFCEVを北米と日本で発売する予定です。
今回、スーパー耐久の場所が世界初公開となります。
なおこの柄はラッピングで、ホンダのデザインセンターで製作されたもので、これはボディの擬装に加えて、水素であることをPRする目的もあり、このような目を引くラッピングを採用。
デザインの特徴について担当者は「水素をイメージして、電気が流れるような見た目にしました」
このCR-V FCEVは、海外で投入されているCR-V PHEVをベースに水素タンクを搭載し、燃料電池システムとドライブユニットを一体搭載することで、ベース車の高いダイナミック性能と一体感のあるハンドリングを実現したと言います。
またこのFCEVは家庭で充電出来るプラグイン機能や給電機能を備えた従来のFCEVとは特色の違う個性を持っているのも特徴です。
そんなCR-V FCEVですが、スーパー耐久シリーズに水素エンジンカローラで参戦するモリゾウ選手(日本自動車工業会 会長/トヨタ会長の豊田章男氏)も興味津々。
ホンダブースに来たモリゾウ選手は、ホンダの広報担当者やデザイナーからCR-VのデザインやFCEVシステムの特徴を熱心に聞いていました。
今回の展示についてモリゾウ選手は「スーパー耐久の場所に各社が水素関連の展示をすることで水素社会に向けた動きが活発になっているのは良いこと。ホンダがSUVのFCEVを持ってきたのも良いよね」と語っています。
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またCR-V FCEVのボンネットにはモリゾウのサインとステッカーを貼るなど、メーカーの垣根を超えた光景も見られました。
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皆で日本を引っ張っていこうとする気概を感じる