GMは一時、「アメ車」ではなく、「アメリカ車」だと言っていた時期がありました。アメ車は多くの日本人に染み込んだでっかくて、ふわふわの乗り心地で、直線番長、燃費悪いというイメージだと思うんですが、さすがに今の時代グローバルカーですから、そうした70年代のイメージのクルマからは決別しているわけです。
だけど、日本ではそのイメージが強いので、ドイツ車やフランス車のように、アメリカ車として新たな認識で見てもらいたいということでした。
【コラム】クルマと過ごす日々vol.37 こんなのに乗りました
特にキャデラックATSがデビューしたときは、度肝を抜かれ「これがホントにアメ車?」と思ったものです。たしか2012年頃のデビューで、開発はドイツのニュルブルクリンクで鍛えたというキャッチフレーズもあり、まさにドイツ車のようで、クリビツテンギョー。
そこからはだいぶ時間もたち、かなりの人が新世代キャデラックの魅力を感じ始めていると思います。
キャデラックCTSです。試乗レポートはこちらにあります。ATSの上級グレードでメルセデスのEクラスが競合になりますが、アメリカンラグジュアリーがあるんですね。
※関連記事:キャデラックCTS試乗記 ドイツ車にも勝るダイナミック性能とアメリカンラグジュアリーの融合
ITリテラシーが高い国民なのか、タッチパネルでスマフォに対応したモニターです。いわゆるSDAですね。スマートフォンディスプレイ オーディオで、ナビはスマフォのナビを使ってね、というパターン。ミラーリンクまであったか記憶が・・・
これがまた、ダイナミックモードで走ると、BMWでいうところのMスポーツのような走りになるんですよ。連続可変ダンパーもいち早く導入しているし、しっかり減衰が上がって硬くなります。
日本のマーケットはGMにとってそれほど大きくないのでしょう、右ハンドルは消滅したようですね。左ハンドル好きならキャデラックです。
一方でXT5というSUVですが、これは「アメ車」なんですよ。レポートはここに掲載しました。
※関連記事:キャデラックXT5クロスオーバー試乗記 アメリカンラグジュアリーを味わえるオンリーワン
キャデラックブランドで、アメリカンラグジュアリーをコンセプトにクロスオーバーとして仕上げたということですけど、やはりSUVの走破力なのか、ラダーフレームなのか、アメリカの豪快感があるモデルでした。ロールが大きく、ワンテンポボディの動きが遅れる、あの乗り味です。
インテリアは素材をたくさんつかってキャデラックに相応しい内装にしていますが、セダン系のようにはいかないですね。
とくに、この木目のプリントパネルは頂けない。見るからにプリントと分かるし、写真でもわかりますよね。ここまで木目にこだわらなくてもいいと思うんですけどね。
トランプ大統領はアメリカのクルマが日本で売れないのは、日本が悪い、とのたまいますが、日本にアジャストできないサイズの問題があります。しかし、CTSのように、バッチリなモデルもあるので、好きな方には「アメ車」は魅力です。
かくいうタカハシも実はXT5クロスオーバー嫌いじゃありません。
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