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パイアオニア新型サイバーナビ LINEで目的地設定 80周年モデルも

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パイアオニア新型サイバーナビ LINEで目的地設定 80周年モデルも

もくじ

ー ニュー・サイバーナビシリーズ登場
ー LINEで目的地登録 「MapFan BOT」とは?
ー オーディオ機能の高みを追及 ハイエンドオーディオカーナビ
ー サイバーナビXシリーズの80台限定モデル発売

『パイアオニア新型サイバーナビ LINEで目的地設定』すべての画像をみる

ニュー・サイバーナビシリーズ登場


2018年4月18日にパイオニアが、カロッツェリア・サイバーナビの2018年ニューモデルを発表した。サイバーナビのニューモデルに加え、ハイエンドオーディオカーナビの導入、車種専用10V型ディスプレイモデル、さらに既報のカスタムフィットスピーカー、11.6V型のフリップダウンモニター、ディスプレイオーディオ、ドライブレコーダーなどと多岐にわたるニューモデルがアナウンスされた。

この発表会の中では、今年からパイオニアがサポートを行う「carrozzeria Team KCMG」のドライバーとして全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する、小林可夢偉選手のトークショーも開催。パイオニアのウェブコンテンツとなる「小林可夢偉のクルマリノベーション」の連載も行っていた小林選手の、音に対するこだわりなどが語られた。

前記の通り2018年のニューモデル発表は多岐にわたっていたのだが、ここではサイバーナビのニューモデルに的を絞って紹介してみることにしよう。

プラニングからお出掛け中まで、ドライブをサポート

パイオニアがカロッツェリアの上級モデル、サイバーナビシリーズのニューモデルを発表。この6月に販売を予定しており、新たに追加された機能全てがより楽しく、より便利にドライブをサポートするためのものとなっている。

そのひとつがドライバーの行動範囲を広げ、ドライブでの新しい発見の機会を創出するために、スマートフォン(iPhone/Android)と連携し「MapFanコネクト」に対応したこと。これは、スマートフォンではMapFanのアプリ(6月に配信予定・無料)、PCではMapFanのブラウザと車内のサイバーナビとを専用サーバーを通じて結び、端末-サイバーナビの双方向でデータのやりとりを可能とするもの。具体的な機能は以下の通りとなっている。

スポットフォルダー

いつかは行ってみたい場所をアプリやブラウザで検索し、ブックマークすれば、サイバーナビの「スポットフォルダー」に最新の200件を登録できる。もちろん登録されたスポットは、そのまま目的地にも設定可能となっている。自宅などでゆっくり、いつかは行ってみたい場所を調べながら登録できるのがウレシイところだ。

スポットリザーブ

スマートフォンやPCで目的地を設定すると、サーバーを通してサイバーナビに送信。サイバーナビ起動時に目的候補地として表示されるため、ナビ上で住所などを打ち込むことなく目的地のルートを検索できる機能。例えばドライブの前の晩などに自宅で目的地を設定しておけば、出発前に慌てることなくスムーズにスタートできる。

ドライブプラン

出発から帰宅まで、アプリやブラウザでスポットの滞在時間までを含めたドライブプランを設定可能。ルートはもちろん、出発時間やスポットでの滞在時間の指定、最大5カ所の立寄り地点登録などができるため、自宅などで事前にプランを作成できる。高速道路などの料金も確認できるので、予算の管理も可能だ。これで時間が足りなくて予定した場所に全部行くことができない、なんてことも無くなるかも。

マイカーシーク

スマートフォンやPCなどで、自分のクルマの位置や走行軌跡をリアルタイムに確認できる機能。家族などに迎えに来てもらう際や待ち合わせなど、クルマがどこにいるのかを確認できることに加え、盗難の際の自車の追跡などにも役立つ。また「ドライブプラン」と組み合わせることで、会社や出張先などクルマから離れた場所にいても、現在クルマがある地点(自宅の駐車場など)を出発地にしたプラン作成も可能となっている。

これに加え、目的地をLINEで設定してしまう機能も追加されてた。



LINEで目的地登録 「MapFan BOT」とは?


これらの機能に加え、MapFanアカウントを「LINE」の友だちに登録し、チャット上に公式アカウントを紹介するとMapFan BOTが自動的に応答し、MapFan BOTと会話するように目的地の設定や時間料金などの情報をチャット相手と共有することができる(もちろんMapFan BOTとの、一対一の対話もOK)。さらにその目的地などは、アプリを起動することなく「スポットフォルダー」や「スポットリザーブ」の情報として使用可能となっている。


この他、ナビ機能のさらなる充実に加え、750万曲以上の楽曲から編成されたチャンネルをストリーミング再生できる「ミュージッククルーズチャンネル」に対応。オーディオに関しては、ハイレゾ音源再生対応の他、CDや圧縮音源をハイレゾに近づける「マスターサウンドリバイブ」など、こだわった機能や高音質パーツ採用などパイオニアならではの、高音質を提供するオーディオ機能が備わっている。

オーディオに関しては、今回さらなるトピックスが提供されたが、それは後述するとして、まずはレギュラーモデルで6月販売開始予定のラインナップと実勢価格(価格は全てオープン価格となっている)を紹介しておこう。

サイバーナビ 2018年モデル価格一覧

・LS(ラージサイズ)メインユニットタイプ(8V型ワイドXGA)
AVIC-CL902-M:22万円前後(税別・実勢価格)
AVIC-CL902:16万円前後(税別・実勢価格)

・200mmワイドメインユニットタイプ(7V型ワイドVGA)
AVIC-CW902-M:20万円前後(税別・実勢価格)
AVIC-CW902:14万円前後(税別・実勢価格)

2Dメインユニットタイプ(7V型ワイドVGA)
AVIC-CZ902-M:20万円前後(税別・実勢価格)
AVIC-CZ902:14万円前後(税別・実勢価格)

※型番のMは、先進運転支援機能を搭載した「マルチドライブアシストユニット」連携モデル。

そして、今回の発表の大きなトピックが、ハイエンドの新モデルレンジ「Xシリーズ」の登場だ。



オーディオ機能の高みを追及 ハイエンドオーディオカーナビ

サイバーナビXシリーズを新たに導入


サイバーナビの2018年モデルでは、前記の「MapFanコネクト」対応などナビ、ドライブプランなどのサポート機能の充実に加え、パイオニアがハイエンドオーディオで培ってきた技術とパーツを惜しみなく投入した「Xシリーズ」が新たにラインナップされることとなった。


Xシリーズでは、ノイズコントロールのためにAV一体型ナビゲーションでは初の、銅メッキシャシーを採用すると共に、銅メッキビスの配置によりオーデォブロックに回り込まないようにノイズの流れをコントロール。シャシーの構造に加え、静音タイプのクーリングファン、スリーブ素材にまでこだわりコンデンサー自体の振動も抑え込むフルカスタマイズオーディオ電源用アルミ電解コンデンサーなどを採用することで、静音化と制振化も追及されている。


オペアンプには、ハイエンドオーディオ用となる「MUSES」シリーズを6基搭載、電源&入出力ケーブルにはOFC(無酸素銅)を採用し端子にも金メッキを施すなど細部にいたるまでこだわり抜かれている。こういったパーツのセレクトだけでなく、技術者が試聴を繰り返し、チューニングを重ねることによって「すべてを超越し、クルマで聴く音楽の体験を感動の領域まで飛躍します」という、高音質を追及したモデルとなっている。

音質に関するこだわりと共に、ローズゴールド&ピアノブラック塗装のハードキー、専用のホームメニュー背景デザインを採用するなど、デザイン面でもハイエンドオーディオカーナビとしての仕様が与えられている。

・サイバーナビXシリーズ
AVIC-CZ902-XS:24万8000円(税別・希望小売価格)



サイバーナビXシリーズの80台限定モデル発売

パイオニア80周年を記念して


1938年に創業し、今年80周年を迎えたパイオニア。そのメモリアルイヤーを記念して、サイバーナビXシリーズに専用品や特典をパッケージした80台限定モデルを設定。


パッケージの内容は、以下のようになっている。

・AVIC-CZ902-XS
・シリアルナンバープレート
・カロッツェリア マニュアルケース
・レコチョクBESTライトプラン利用権1年分
・レコチョクプリペイドカード1万円分
・データ通信専用通信モジュール「ND-DC2」
・3年保証書
・カーナビ画面フィルム「AD-FL702」
・専用オープニング画像(SDメモリーカード)
・スペシャルパッケージ

概算で約7万円程度になるともいわれるパッケージをセットして、価格はAVIC-CZ902-XSと同額の24万8000円となるお得な限定モデルとなっている。


・AVIC-CZ902-XS-80
受注開始予定日:2018年5月23日 10:00~
限定台数:80台
価格:24万8000円
http://eshop.www3.pioneer.co.jp/fs/e6673/80th/AVIC-CZ902XS-80

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