トルク制御のエラーを回避せよ!
トライ&エラーを重ねて見えた全開走行対応セッティング
「美女ドリフター下田紗弥加のD1GPライセンス取得物語」2021年はD1ライツシリーズ全戦出場を決意!?
RZとSZ-Rの2グレードを開発用デモカーとして導入し、ECUセッティングを軸にした全方位チューニングを展開する“スクリーン”。クローズドサーキットをメインにテスト走行を繰り返しながらデータを収拾しているが、どうしても克服できない課題を抱えていた。それが「トルク制御異常」だ。
これはECU制御側が目指している数値を上回るトルクが発生した際に、セーフティモードに入ってしまうというもの。発生環境が一定ではなく、再現性が低いため対応に難儀していたのだ。
それでもテストを重ねることで、少しずつ発生の要件が見えてきた。「検証していったら、中規模サーキットよりも速度域が高い国際サーキットで起こりがちですね。とくに旋回Gが大きいコーナーが鬼門です」とは、スクリーンの千葉代表。
こうして検証を重ねながらプログラムをアップデートさせて行った結果、ついに問題を根本から解決することに成功。エラーが一切発生せずに安定して周回を重ねられるセッティングを見つけ出したのだ。
改めてスクリーンのデモカー(RZ)のスペックをおさらいしておくと、現状エンジン内部やタービンはノーマル。吸排気のみを煮詰めた、究極のブーストアップというべき内容の548.2ps/83.2kgm仕様。今後はエンジン本体の強化や大型のウエストゲート式タービンなども試していくそうだ。
サスペンションやブレーキはD2ジャパン製で統一。スプリングレートはフロント16kg/mmのリヤ24kg/mmというセットで、ブレーキはフロントが6ポッドキャリパー+386mmローター、リヤが4ポッドキャリパー+356mmローターという組み合わせだ。
エアロパーツはイングス製でフル武装。ダウンフォース確保による安定性向上と、冷却効率の向上という2つのメリットを実現する高機能なアイテムだ。
課題を克服したことで、他社に対して大きなアドバンテージを手にしたスクリーンのGRスープラチューニング。全開走行を楽しみたいオーナーは、問い合わせてみてはいかがだろうか。
●取材協力:スクリーン 宮城県富谷市成田9-1-17 TEL:022-348-3761
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みんなのコメント
トラブルでもエラーでもなんでもない
メーカーは安全を考えたうえで規定値以上のトルクが出たときにセーフティーモードに入るように設定してるんだから、ノーマルのGRスープラ自体に致命的な欠陥があるような見出しつけるなよ