2023年シーズンのF1は第4戦アゼルバイジャンGPを前に、レッドブル・レーシングが頭ひとつ抜け出し、メルセデス、フェラーリ、アストンマーチンの3チームが2番手以下で接戦を繰り広げているという状況にある。
それを追うアルピーヌとしては、そのランキング2位争いに加わることが目標だとチーム代表のオットマー・サフナウアーは語っている。
■アルピーヌ、”アストンマーチン並”の大躍進は可能? オコン「信じていなくちゃ、レースをする意味はない」
アルピーヌは中団グループ上位チームとして、もう1ステップ上を目指すという立場にあるものの、第3戦オーストラリアGPではチームのエステバン・オコンとピエール・ガスリーが同士討ちに終わったため、大量得点獲得の機会を逃していた。
ただF1 Nationのポッドキャストに登場したサフナウアーは、上位勢に食い下がるペースを発揮できたことで、チームが良い方向に進めていることが証明できたと語っている。
「いくつかの要素には満足している」
サフナウアーはシーズン前半を振り返ってそう語った。
「我々は現在、相対的な競争力を分析して、これまでのところフェラーリとメルセデスに追いついてきている」
「レッドブルには少し負けているが、我々がレースで戦うこととなる、あるいは戦えるかもしれない最も上げ幅の大きなチームはアストンマーチンだ。我々はこの冬にそれなりに良い仕事ができた。しかし、より良くできるし、まだ最適化できていない」
「オーストラリアでは、終盤までは5位を走るなど、良いレースができた……それから赤旗になって、我々は同士討ちとなり、一気にポイントを失ったがね。良いニュースはこの前のレースで競争力が良さげだったこと、悪いニュースは無得点だったことだ」
「私としては、競争力が最も重要なことだ。競争力のあるマシンがある限り、ポイントは自ずとついてくる」
また、サフナウアーはマシン開発競争が今シーズンを決定づけると強調している。
「我々はまだ、自分たちの望むところにはいない」とサフナウアーは言う。
「だから、ライバルを圧倒する必要がある。0.3~0.4秒の遅れを取り戻すためには、我々の開発曲線は他よりもほんの少し急でなければならない」
「他のチームもそう言っているのは知っている。メルセデスも同じようなことを言っているのを目にしたね」
「レッドブルに追いつくためには、より急な開発曲線を描く必要がある。我々が目指すはそこだ。どこかのチームが追いつくはずだが、それが我々のチームだと良いね。追いつくのが我々となるために、我々は懸命に努力しているんだ」
そしてサフナウアーは、ランキング2位争いに加わることができれば、事実上、トップのレッドブルに追いつくための競争に名を連ねることとになると考えている。
「私にとっては、今年ランキング4位を争っているのなら、ランキング2位を争っているのと同義だと捉えている」と彼は言う。
「それくらい接近しているのだ。我々は戦いに加わり、メルセデスやアストン、フェラーリと戦えるようになる必要がある。その3チームのグループが、激しい2位争いを繰り広げていると思う」
「そしてもし我々が0.3~0.4秒速く走らせることができれば、その戦いに加わることができる。そうであるべきだし、たった3レースが終了して20レースが残っている今の我々の目標だ」
そしてサフナウアーは、今季アルファタウリから移籍したガスリーが上手くチームに馴染んでいると語った上で、さらなるパフォーマンスが期待できると考えている。
「(オコンに対して)本当に、本当に接近しているが、まだ改善の余地がある」とサフナウアーは言う。
「マシンと一体になれていないという訳ではないが、F1では全てを手中に収めておく必要がある。たった3レースではできないよ。(ガスリーは)レッドブル、アルファタウリ、トロロッソでキャリアを過ごし、その環境からまた違うところへ移ったわけだ」
「確かにF1に属していることには変わりないし、レースに勝つという目標も同じ。マシンに関してもどれもテクニカルレギュレーションに準拠していて、スポーティングレギュレーションもファイナンシャルレギュレーションも守っている」
「しかし様々な違いがある故、100%馴染むまでには時間がかかる。だから、ピエールから引き出されるモノはもっとあるのだ」
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