トヨタから86の限定車「Hakoneエディション」、スズキからはスイフトスポーツの限定車「KATANA」が登場した。
これがやたらとカッコイイので、写真てんこ盛りでご紹介したい。
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ただ残念なことにどちらも日本での販売はなし。「Hakoneエディション」は2月に発表された「ブリティッシュグリーンリミテッド」とエクステリア的にはほぼ同じものだとはいえ、和名を冠した限定車が日本で見られないのは寂しい限りだ。
※本稿は2019年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月26日号
■箱根ターンパイクをイメージした「86 Hakoneエディション」
デビューから7年目を経過し、スポーツ系のなかでも古参モデルになってきたトヨタ86。その86に気になる限定車が登場した。その名も「86 Hakone エディション」。
特別設定色「ハコネグリーン」がよく映えている
名前の由来は、「日本で最も愛されている自動車道路」として「箱根ターンパイク」をイメージしたのだという。
ボディカラーには以前に国内でも販売された限定モデルの「ブリティッシュグリーン・リミテッド」と同じカラー、「ハコネグリーン」(呼び名のみ変更)が専用カラーとして用意され、17インチのブロンズホイール、ブラックカラーのスポイラーを装着する。
ブロンズカラーホイールは専用
さらにインテリアはタンをさまざまな部分にあしらい、黒とタンのアルカンターラシートをはじめ、アームレスト、ダッシュボード、ステアリングホイール、シフトブーツなどにもタン色のステッチがあしらわれる。
タン色のステッチが各所に入る
ブラックとタンのコンビカラーがあしらわれたアルカンターラシートをはじめ、インテリア各所にタンの差し色が入る
エンジンは水平対向2L NAのFA20型DOHCで、最高出力208ps、最大トルク21.1kgmを発揮し、6MT車はプラス5psとなる。
今秋に北米で発売予定(予想価格は現地価格で340万円前後)となるが、せっかく「箱根」の名前が付くのなら日本でも発売してほしい!
鮮やかな“ハコネグリーン”が映える
■スズキの名車「カタナ」を名を冠したスイスポ限定車も登場!
一方こちらはオランダで限定30台のみの販売となるスイフトスポーツの「カタナ・エディション」。
フロントグリルに入れられた赤がよく映えている。ボンネットやサイドに入れられたストライプはカタナをモチーフとしたもの
「カタナ」の由来は先ごろ19年ぶりに日本市場に復活したスズキの二輪車「カタナ」だ
こちらの名前の由来は、スズキの二輪車の「カタナ」。このカタナが持つ世界観をスイフトスポーツに持たせた。
インテリアはレザー仕上げスポーツシートやスポーツステアリングを装備。エクステリアではフロントグリル下部に「KATANA」のロゴが入り、足回りには専用スポーツサス&専用スポーツエキゾーストシステムを装着。
これにより車高がベースよりも若干下がる。価格は2万8999ユーロ(約357万円)。
サイドビュー。こちらにも「KATANA」のロゴが
リアに添えられたシリアルナンバー
ハイグレードモデルとしてステアリング、シートもスポーツ仕様
シートにもシリアルナンバーが
赤い縁の中にも「KATANA」の文字が入れられている
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