レッドブルリンクで行なわれているF1オーストリアGP。その併催として行なわれたFIA F3の第6ラウンド・シュピールベルグ戦のスプリントレース(レース1)は、アルピーヌ育成のニコラ・ツォロフ(ARTグランプリ)が激戦を制して優勝を手にした。
21周で争われるスプリントレース。スターティンググリッドは、金曜日に行なわれた予選の上位12台がリバースグリッドとなる方式であるため、予選12番手だったマルティニウス・ステンショーン(ハイテック)がポールポジション、クリスチャン・マンセル(ARTグランプリ)がフロントロウ2番グリッドに並んだ。
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抜群のスタートを決めたのはマンセル。ターン1でステンショーンのインに飛び込み、オーバーテイク完了。ステンショーンも簡単には引き下がらず、マンセルから首位のポジションを取り戻そうと狙うもこれは叶わなかった。逆にターン4の立ち上がりで、ニコラ・ツォロフ(ARTグランプリ)に抜かれてポジションをさらに落とした。
後方では混乱があった。ターン1でディノ・ベガノビッチ(プレマ)がスピン。またさらに後ろではカスパー・シュトゥカ(MPモータースポーツ)がチャーリー・ブルツ(イェンツァー)と接触して右リヤにダメージを負い、コース脇にマシンを止めてしまった。これにより、1周目からセーフティカーが出動する事態となった。
5周目からはセーフティカーランが解除されてレース再開。マンセルが逃げに出るかと思いきや、DRSの使用が解禁されるとツォロフが急接近。首位を奪った。ただツォロフも逃げることができず、マンセルはピタリと真後ろに。コース上に残った全29台が全て1秒以内の間隔で連なる、稀に見る大接戦となっていった。そしてその接戦が故に、各所で激しいバトルが展開された。
先頭争いに動きがあったのは15周目。2番手でじっとタイミングを伺っていたマンセルが、ツォロフに仕掛けて首位を再び奪い返す。ただツォロフは簡単には諦めず首位を奪い返し、ステンショーンも含めた激しい三つ巴の優勝争いとなった。
16周目の最終コーナーでは、隊列の中にいたアービッド・リンブラッド(プレマ)の右リヤタイヤがパンクし、戦列から離脱した。そしてその直後、上位争いに加わろうと5番手を走っていたセバスチャン・モントーヤ(カンポス)が、ターン4で4番手のアレクサンダー・ダン(MPモータースポーツ)と接触してスピン。コース右側のガードレールに激しくクラッシュした。モントーヤは自力でマシンから降りることができたものの、マシンのパーツが広範囲にわたって散乱してしまったため、セーフティカー出動となった。
なおこのクラッシュの間に、ツォロフに仕掛けたマンセルの一瞬の隙を突き、ステンショーンが2番手に上がった。
残り1周でセーフティカーがピットに戻り、レース再開。ツォロフは絶好のリスタートを見せて後続を引き離すと、そのままトップでチェッカーを受けた。ステンショーンが2位、マンセルが3位でのフィニッシュだった。
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