新型コロナウイルスの影響でレースが開催できない期間を利用し、フォーミュラEは現役ドライバーを集めてのオンラインレース「ABB FORMULA-E RACE AT HOME CHALLENGE in Support of UNICEF」を開催中。その第4戦が行なわれ、パスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)が2連勝を飾った。
今回はバーチャル第1戦の舞台にもなった香港ePrixのコースを使用したが、予選はウエットコンディションに設定されるなど、以前とは異なる条件下でのレースとなった。
【動画】”バーチャル”フォーミュラE第4戦、大混乱のスタートシーン
その予選は、前回のモナコで表彰台を分け合った3人がセッション序盤から白熱のタイムアタック合戦を繰り広げた。まずはランキング首位を快走するマキシミリアン・ギュンター(BMW i・アンドレッティ)が1分11秒820を記録すると、その後方でアタックしていたストフェル・バンドーン(メルセデス・ベンツEQ)が0.006秒差でトップに浮上。そこに前回優勝者のウェーレインがバンドーンをさらに0.017秒上回る1分11秒797を記録した。
そこから順位の変動がなく、ウェーレインのポールポジションかと思われたが、セッション終盤になってエドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)が渾身のアタックを披露。1分11秒523を叩き出し、バーチャルレースで初のポールポジションを勝ち取った。2番手にウェーレイン、3番手にバンドーン、4番手にギュンターがつけた。
決勝はドライコンディションとなり、15周で争われた。ポールポジションのモルタラは抜群のスタートダッシュを決めると、タイトなヘアピン状になっているターン1を少しマシンを滑らせながらも大きなタイムロスなく通過し、トップを死守した。
その後方につけていたウェーレインだが、コーナー進入時にバンドーンに追突されスピン。コースを塞ぐ形になってしまい多重クラッシュが起きてしまった。その混乱の隙をついてジェームス・カラド(ジャガー)が2番手に浮上し、トップを追いかけた。
しかし、クラッシュから復帰したウェーレインとバンドーンはすぐに追いつく。カラドも必死に応戦したが、4周目のターン6でウェーレインにパスされると、翌周のターン1でバンドーンの先行を許し4番手に後退した。
後続でバトルが白熱していた間に着々とリードを広げて独走状態に持ち込んでいた首位のモルタラだったが、5周目のターン3で単独クラッシュを喫してしまいタイムロス。5番手に後退してしまった。
これでトップに浮上したウェーレインは、前回同様に安定したペースで後続との差を広げていき、7周目の時点で2番手のバンドーンに対し3秒のリードを築いた。
一方、ランキングトップで第4戦を迎えていたギュンターにとっては散々なレースとなった。ターン1の混乱で7番手にポジションを落とした上に、スタートでフライングしていたことが判明し、ドライブスルーペナルティを受け13番手に後退した。
その後、順位を上げてポイント圏内に進出していたギュンターだったが、7周目のターン3で単独でクラッシュを喫してしまい19番手に後退。マシンのダメージも大きく、レースをリタイアすることになった。
一方のウェーレインはレース後半もミスのない走りを披露し、最終的に4秒のリードを築いてフィニッシュ。2連勝を飾った。2位はバンドーン、3位にはカラドが入った。
ドライバーランキングは、この勝利で合計70ポイントにしたウェーレインがランキングトップに浮上。リタイアを喫したギュンターは65ポイントのままとなり、2番手に後退した。3番手にはバンドーンが58ポイントでつけている。
バーチャルレースが始まった当初はギュンターが圧倒的な強さを見せていたが、ここにきてウェーレインの速さが際立っており、今後も目が離せないトップ争いが展開されそうだ。
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