ル・マン耐久レースに影響はなし?
text:Jack Warrick(ジャック・ウォリック)
【画像】トヨタのハイパーカー、GRスーパースポーツ【GR010やライバルと写真で比較】 全99枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
トヨタが計画していた新型ハイパーカー、GRスーパースポーツの開発は、プロトタイプのテスト中に重大な事故が発生したため、中止されたと報じられている。
静岡県の富士スピードウェイで行われたテストにおいて、GRスーパースポーツのテスト車両が炎上し、深刻な被害を受けたのが原因だという。
一部メディアは、市販化計画は完全に中止されたと報じているが、米モータースポーツ専門メディアのRacerによると、トヨタのル・マン用ハイパーカー「GR010」の開発には影響がないはずだという。AUTOCARはトヨタに問い合わせたが、公式なコメントは得られていない。
後輪駆動で2人乗りのGRスーパースポーツは、当時のFIA世界耐久選手権のル・マン規定により、公道走行可能なクルマをベースにレーシングカーを作ることが求められていた2018年に発表された。
その後の規定変更により、ホモロゲーションのためにGRスーパースポーツを生産する必要はなくなったが、トヨタは限定生産モデルとして販売することを目指している。
GRスーパースポーツは、現行マシンのTS050の2.4LツインターボV6ハイブリッドを公道用にチューニングしたもの搭載する予定であった。
トヨタは、ハイブリッドシステムの仕組みや電気モーターの搭載数については詳細を明らかにせず、ベースとなるGR010に匹敵する最高出力1000psを目標としていることだけがわかっている。
価格や生産台数なども不明だが、ボディ形状はクーペで、オープンルーフを採用する可能性がある。
また、トヨタはGRスーパースポーツの購入を検討しているユーザーに対し、2000GTやLFAを所有しているかどうか、サーキット走行の経験があるかどうか、レーシング・ライセンスを持っているかどうかなど、「審査」とも言えるアンケートを実施している。
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みんなのコメント
どこの会社にも必ず居る、自分のレベルアップを諦めて他人の足を引っ張ることで相対的に上がろうとする人と同じなんだろうか
ご縁は無いけど夢が有るじゃん。