F1第18戦メキシコGPの予選で、ポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)。彼はキャリアの中でも、ベストなアタックだったと語った。
下馬評ではレッドブルが有利なのではないかと思われていたメキシコGP。実際、フリー走行からレッドブルが速さを見せていたが、予選ではメルセデスがQ1からQ3までトップタイムを記録した。
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ボッタスは、Q3最初のアタックで1分15秒875を叩き出し、暫定トップに立った。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2度目のアタックでタイムアップを目指したが、前を走るチームメイトのセルジオ・ペレスがコースオフしたこともあって、アタックは不発に終わった。
「すごいラップだった」と、ボッタスは語った。
「特にQ3での1回目のアタックはね。2回目の走行では最後のセクターで同じように走ることが出来なかった。正直なところ、Q3での1本目の走行は、自分のベストラップのひとつだと思う。いい気分だよ」
フリー走行では、メルセデスはあまり快適なようには見えなかった。ボッタスは、午後になって気温が上がったことがチームに有利に働いたと考えている。
「実際、今朝(FP3)は良い感じだったんだ。僕たちは少し、シングルラップでのペースが足りなかったけど、午前中よりも午後のほうが気温が高かったので、それが僕たちに味方したんだと思う」
「タイヤの温度やセットアップなど、すべてを最適化しようとした結果、運転するのが楽しくなったんだ」
メルセデスは、ハミルトンも2番手を確保。スタートからターン1までは長い距離があるが、メルセデスは2台で後続のレッドブル勢を抑えるため、戦略的な動きをする可能性がある。
ボッタスは「長い長いストレートなので、トウ(スリップストリーム)がある後ろのクルマにはいいチャンスがあるだろう」と語った。
「良いスタートをする必要があるけど、チームとしては2台が先行しているのは少なくとも素晴らしいことだ。ポジションをキープできることを期待している」
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