F1への新規参戦を申請していた4チームのうち、3チームがFIAによって却下された。
残る1チームはアンドレッティ・グローバル。ゼネラル・モーターズ(GM)が傘下ブランドのキャデラックを通して支援するマイケル・アンドレッティのチームは、FIAがF1に11番目のチームを迎え入れる上での最有力候補であり、現在はF1参戦に相応しいかどうかの評価が続けられている。
■アンドレッティ、F1新規エントリー承認に向け一歩前進? 既存チームは未だ警戒態勢解かず
F1直下のFIA F2やFIA F3などに参戦するハイテックやローディン・カーリン、そしてアジアの振興チームであるLKYSUNZも、アンドレッティと並んで申請を行なっていた。
どのチームの申請が受理されるのか、FIAからの正式な発表はまだ行なわれていないが、motorsport.comの姉妹サイトであるMotorsport-Total.comは、アンドレッティだけが最終審査に達したと伝えている。
グランプリレースへの新規参戦を認めるかどうかの最終決定権はF1にある。F1のステファノ・ドメニカリCEOは、付加価値をもたらさない限り新規チームは必要ないと繰り返している。アメリカに拠点を持ち、インディカーやフォーミュラEなどで成功を収めてきたアンドレッティだが、彼らがF1に進出することに対して既存チームも冷ややかな態度を示している。
現在のコンコルド協定では、新規チームは2億ドル(約296億円)のエントリーフィーを支払うことが求められ、これが新規チーム参入による損失の穴埋めとして、既存チームに分配されることとなっている。
ただ既存チームは、このエントリーフィーの金額が不十分だと考えており、シンガポールGPの際にはアンドレッティの新規参入に反対することを複数のF1チーム代表が改めて認めていた。
9月22日(金)に行なわれたLKYSUNZの発表によると、フロリダの資産家からの支援により、6億ドル(約889億円)のエントリーフィーを支払う用意があるという。
しかしLKYSUNZのスタッフ側からは、FIAに申請を却下され、他への応募を促したとの憶測が流れていることから、既存F1チームのクルーは驚きを持ってこの発表を受け止めている。
FIAは金曜日にこの件について公には認めなかったものの、Motorsport-Total.comが明かしたところによると、LKYSUNZとハイテック、ローディン・カーリンの3チームはいずれも、提出した情報が十分ではないと判断されたようだ。
LKYSUNZのベンジャミン・デュランCEOは次のように述べた。
「我々はFIAと対話中だ。しかし我々はNDA(秘密保持誓約書)に従う必要があり、それを尊重している。そのため、現時点で詳細を述べることはできない」
LKYSUNZは、FIAが評価を修正することを期待して新たな書類を提出したとされているが、FIAの入札期限は過ぎており、今回の却下は最終的な判断だと言われているため、評価が覆る見込みはない。
LKYSUNZやハイテック、ローディン・カーリンがF1新規参戦の申請を却下された正式な理由は、現時点では分かっていない。
FIAの申請プロセスでゴーサインをもらうためには、新規チームはF1参戦を継続できる十分な資金力があることを証明するだけでなく、2030年までにCO2排出量のネットゼロ(実質ゼロ)化を実現するために、プロジェクトをどうやって環境的に持続可能なモノにするのかという計画を示す必要があった。
さらに、スタッフの多様性を中心に、プロジェクトがどれだけの好影響を社会に与えるかを示さなければならなかった。
LKYSUNZは東南アジア、おそらくはマレーシアのクアラルンプールに本部を置くことを想定しており、仮にF1参戦が実現すれば、新しいエンジニアやメカニックがF1に参加する道を開くことになるだろう。
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みんなのコメント
ちゃんと白人至上主義の人種差別でないと
とにかくカネとホワイト
色付きは要らないんだよ