マクラーレンF1チームは、飲料会社であるモンスターエナジーとスポンサーシップ契約を結んだことを発表した。その契約は複数年だという。
これにより、モンスターエナジーの象徴的な“M”のロゴが、マクラーレンチームのヘルメットやレーシングスーツ、キャップやドリンクボトル(以前はコカ・コーラのロゴだった)にあしらわれることになる。
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マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンは、その商業・マーケティング分野での豊富な経験を生かし、Netflixが火をつけたF1ブームにも後押しされながら、GoogleやDell、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(VELO)など、知名度の高いスポンサーを次々と獲得してきた。特にモンスターとの契約に関してはメルセデスから引き抜く形となるため、より大きな意味を持つ。
ここ十数年で8度のコンストラクターズタイトルを獲得するなど、近年のF1で存在感を発揮してきたメルセデスは、ドライバーのスーツやヘルメットにモンスターの“M”のロゴがあしらわれてきた。今後はメルセデスとモンスターのパートナーシップは終了となるが、ハミルトンは個人的なスポンサー契約を結んでいるため、この提携は継続される見込みだ。
モンスターエナジー・カンパニーの会長兼共同CEOであるロドニー・サックスは、次のように語る。
「我々はメルセデスF1チームと、特に(チーム代表である)トト・ウルフに対し、10年以上にわたるパートナーシップと、素晴らしい成功を共に祝うことができたことに、心から感謝の意を表したい。チームの今後の選手権での健闘を祈っている」
「モンスターエナジーは、マクラーレン・レーシングとともにF1の旅における新たな章をスタートできることを誇りに思う。モンスターは、ワールドクラスのチームとそのエリートドライバーとパートナーシップを組むことで、ファンの体験を向上させ、F1の世界中の観客と情熱を分かち合うことに重点を置いている。ランド(ノリス)とオスカー(ピアストリ)と一緒に本当にエキサイティングなプログラムを計画しており、2024年から一緒にレースができることに興奮している」
またマクラーレンのCEOであるブラウンも次のようにコメントを寄せた。
「来シーズン以降、アイコニックなブランドであるモンスターエナジーと手を組めることをうれしく思う」
「モンスターは、大胆なアイデアと素晴らしいコンテンツの制作を通じてアスリートを称賛することに重点を置いている。我々のファンを魅了し楽しませるためのアイデアを模索し、新しい方法を見つけるのが待ちきれない」
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