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レクサスESはどこが変わった? 改良新型を世界初公開

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レクサスESはどこが変わった? 改良新型を世界初公開

レクサスは4月19日、中国・上海モーターショーにて改良版のレクサスESを世界初公開した。

エクステリアでは、フロントグリルやヘッドライトのデザインを変更。特にヘッドライトの単眼ランプは新しい小型ユニットに変更。3眼ランプにはブレードスキャン式アダプティブハイビームシステムを採用し、機能性を向上。薄く鋭い表情となった。ホイールデザインも一新されている。

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インテリアでは、マルチメディアシステムをタッチディスプレイ化。ディスプレイを約100mm近づけ、かつ角度を約5度傾けることでドライバーの手が画面隅まで届くように変更された。画面にはガラス素材を採用し、視認性や操作性も向上させている。

オーナメント加飾にはウォールナット素材を採用するとともに、新開発の墨ブラックとダークブラウンを採用。ヘアラインの加飾をレーザーで一本ずつ彫る加工方法に変更し、より細やかでモダンな雰囲気を演出している。カラーにはヘーゼルを新規採用するとともに、ブラウン系でグレイッシュなトーンのモーヴも新規開発。Fスポーツにはホワイトを新規採用するとともに、フレアレッドのシートクッションとシートバックにブラックの配色を加え、スポーティな印象としている。

変わったのは見た目だけではない。

Fスポーツには新型のアクチュエーターを用いた最新のリニアソレノイド式AVSを採用。油圧制御用ソレノイドのオイル流入制御バルブの流路を拡大し、低減衰力にも対応するとともに、減衰力の可変幅を拡大して上質な乗り心地と操縦応答性、安定性を両立している。

また、リヤサスペンションメンバーブレースの剛性も向上。1枚板の構造から2枚の板を合わせた構造に変更。ねじりや曲げに対する剛性を高め、乗り心地を向上させるとともに高速のレーンチェンジなどのシーンにおいてもよりリニアで意のままのドライビングフィールを実現している。

さらに電子制御ブレーキシステムの制御定数を変更、ブレーキのコントロール性も向上している。ブレーキペダルパッドの形状も変更され、足裏との接触範囲を拡大、ペダル踏み込み時の安定性を高めている。またブレーキペダルのリンク構成内のブッシュ取り付け方法を見直し、ペダル横方向の剛性感も向上させた。

ESの特徴でもあるデジタルアウターミラー、インナーミラーともにカメラをアップデート。LEDのちらつきを大幅に低減するとともに画質を向上させ、昼夜ともに優れた視認性を実現している。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

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