ニューヨーク国際オートショー 2019
スバルは2014年4月10日、4月17日~28日までニューヨークで開催される「2019ニューヨーク国際オートショー」に新型「アウトバック」(米国仕様)を世界初公開すると発表した。
レガシィにターボエンジン復活
これに先立ち、2月8日から開催されたシカゴ・オートショー、2月15日からカナダ・トロントで開催された「カナダ国際オートショー」でスバルは新型となる2020年タイプの「レガシィ」セダンを発表している。そして、ニューヨークでは2020年型「アウトバック」のワールドプレミアを行ない、北米における新型セダンとクロスオーバーのラインアップを披露したことになる。
シカゴ、トロントでベールを脱いだレガシィ・セダンは、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)を採用しており、アウトバックも同様だ。いずれもインディアナ工場で生産されるが、注目すべきはインナーフレーム構造を採用している点だ。インナーフレーム構造により、軽量化とボディ精度、ボディ剛性が一段と向上するからだ。
搭載エンジンは、185psの水平対向2.5LのFB25型自然吸気エンジンに加え、264psのFA24型2.4Lターボが搭載される。レガシィ、アウトバックにターボエンジンが復活するのだ。
レガシィ・セダンのボディサイズは、全長4840mm、全幅1840mm、全高1500mmで、ホイールベースは2750mm。従来型と比べ全長が40mm延長されているが、ぞれ以外は従来とほぼ同等のため、新型アウトバックも同様のサイズとなるだろう。
装備では、エンジン始動直後から車内を素早く暖めるPTC電熱ヒーターを2.4L直噴ターボエンジン搭載車に装備し、最上級グレード「Touring」には、蒸し暑い日でも快適なシートベンチレーションを装備。上級グレード(Limited/Touring)は、運転席クッション座面長の調整機能を採用。
また北米仕様だけに、インターネット常時接続、Wi-Fiホットスポット、スマートフォンでApple Carplay、Android Auto、さらにスマートドライバーリンクに準拠したアプリに対応。スマートフォンのOSを問わず、多様なアプリに対応している。ドライバーの居眠りや脇見運転検知に加え、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整するドライバーモニタリングシステム、最新のアイサイトなどを装備している。センターディスプレイは11.6インチの縦型で、大画面に集約した様々な情報をスマートフォン同様の感覚で操作できる。
ニューヨーク国際オートショー
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