現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさかの「ミニ アルファード」登場!? 新型「ノア/ヴォクシー」が快適過ぎ! ミニバンでもトヨタの本気度がスゴい!

ここから本文です

まさかの「ミニ アルファード」登場!? 新型「ノア/ヴォクシー」が快適過ぎ! ミニバンでもトヨタの本気度がスゴい!

掲載 更新 168
まさかの「ミニ アルファード」登場!? 新型「ノア/ヴォクシー」が快適過ぎ! ミニバンでもトヨタの本気度がスゴい!

■“プチアルファード”感覚の新型ノア/新型ヴォクシー

 ひと昔まえに比べて、ミニバンの用途は多様化しています。
 
 子育て世代のファミリーが相変わらずのボリュームゾーンではありますが、子育てが終わってから今度は高齢の親をサポートする世帯や、キャンプでの車中泊やスキーなどを含む、アクティブな趣味のために選ぶ人たち。
 
 そしてリモートワーク増加により、移動できるプライベート空間としての需要も高まりつつあります。
 
 そうした状況下のなか、フルモデルチェンジとなったトヨタの新型「ノア」と新型「ヴォクシー」。
 
 新型では、予想以上に走りの気持ちよさ、運転しやすさ、安心感が進化していますが、使い勝手の進化も見逃せないポイントです。

【画像】新型「ノア」&新型「ヴォクシー」は「プチアルファード」並み? 贅沢な装備を写真で見る!(60枚)

 室内空間の広さや、収納のきめ細かさ、上質感がアップしたインテリアデザインなど、良さがたくさんあったなかでとくに感激したのは3点です。

 まず「2列目、3列目シートの快適性・使い勝手が文句なしに最高」という点。

 話題となった7人乗りのキャプテンシートのオットマンや後席シートヒーターはパッケージオプションで装備されるもので、それがあればまさに“プチアルファード”感覚の贅沢な快適性が味わえます。

 しかし、もしオットマンやシートヒーターがなかったとしても、カップホルダー4個にUSB、エコバックフックなどがついた大型折りたたみテーブルが中央に配され、とても便利。

 アームレストが左右にあり、超ロングスライドの操作も一発で前後に軽く動かせて、足元ひろびろでリラックスできます。

 せっかくロングスライドをしても、乗り心地が悪いと快適性も半減してしまいますが、新型ノア/ヴォクシーはそこが大きく向上していることも、最高の2列目・3列目シートに仕上がっている理由です。

 3列目シートは薄型化されており、見た目には乗り心地が心配になりましたが、実際に座って一般道を走行してみると、いい意味で予想は裏切られました。

 もちろん、風切り音などややノイズはほかのシートより大きめですが、窓が大きく圧迫感は抑えられ、ドリンクホルダーもあって、長距離にも耐えうる居住性になっていると感じました。

 2点目は、「シートアレンジを含めたラゲッジの使いやすさ」です。

 バックゲートが全開にできない場所でも、思い通りの高さで自在に止められると話題の「フリーストップバックドア」を試してみましたが、電動パワーバックドアを装備していなくても、止めたい角度になったら手でバックドアを軽く押し下げるだけで、ピタリとその角度で保持できて感心。

 途中で位置を止められる仕組みは、巻き取り式のメジャーのような構造になっているそうで、壁がある駐車場などで少しだけバックドアを開けて荷物の出し入れをしたいとに大助かりです。

 途中で止めた角度から、さらに大きく開きたいときには一度全閉にしてから、再度開き直すことになるのが少し面倒かなと感じましたが、誤操作で開いてしまうのを防ぐためとのことで、安心です。

 電動パワーバックドア装着車の場合には、ボディ横のリアクォーターパネルにあるスイッチで、任意の角度での開閉が可能となるので、さらに便利。スイッチが両側に備わっているのも使いやすさをアップしています。

 そして、3列目まで使用していても、普段の買い物くらいなら十分な荷室の奥行きがあり、ラゲッジアンダーボックスも深さがあって大容量。

 さらに、先代も同クラスミニバンのなかではダントツに跳ね上げ格納がしやすかったノア/ヴォクシーですが、新型は最後にフックで固定する操作すら省かれ、レバーを解除するだけで勝手に跳ね上がって固定されるという、革新的な使い勝手の良さを実現。

 これなら、小柄な人も力の弱い人でも片手で簡単に跳ね上げ格納ができるようになったと思います。

 また復帰の操作もレバーを引くだけでカチッとフロアに固定されるところまで完了。

 3列目シートをわりと頻繁に使う人たちにとって、これは大きな魅力です。

■繋がる機能や先進安全もトヨタ最新が盛りだくさん!

 3点目は、すでにスマホが私たちに欠かせない存在となった今、クルマをもっとスマートに乗りこなすために必要だと考えられる、安心・便利・快適なコネクテッドサービスを身近なものにしたこと。

 ベースグレードの「X」以外は、ディスプレイオーディオが標準装備となり、話しかけるだけでナビの設定などができるエージェントをはじめ、専用アプリを使ったリモート操作やヘルプネットなど、多くのコネクテッド機能が登録日から5年目まで無料です。

 またオプションで料金をプラスすれば、デジタルキーやオペレーターサービス、車内Wi-Fiといった、これまでは高級車にしかなかったサービスも利用可能。

 しかも、購入後にこうした機能がどんどん古くなっていくのではなく、ソフトウェアアップデートにより常に最新機能を使い続けることができるようになったのも、ユーザーにとってはなによりありがたい機能です。

これは、今回多くの先進機能を採用した安全性についてもアップデートされていくとのことで、トヨタの交通事故ゼロへの気合を感じました。

 また先進安全機能について、やはり注目は40km/h程度までのハンズオフ走行が可能となったアドバンストドライブですが、残念ながら今回の試乗車には装備されていませんでした。

 ただ、全車速追従機能を試してみると、レーンキープのためのステアリングアシストが自然になり、常にフラフラと修正舵を当てるような動きはなくなり、しっかりと車線の中央を走行。

 停止から3分までは再加速の動作をしなくても追従を再開するようになったということで、ノロノロ渋滞などでの実用性も高まっています。

 このほか、乗降性に関して従来は20万円程度のオプション価格だったというサイドステップが、“からくり”を採用したことでわずか3万円程度のオプションとなり、地上高200mmという低さのステップがより手軽に装着できるようになりました。

 さらに、高度駐車支援システム「アドバンストパーク」が駐車だけでなく「出庫」もできるようになったりと、まさに多様化するミニバンユーザーの「あったらいいな」を叶えていると感じます。

 ミニバンは、自分のためだけに乗るクルマではなく、誰かが大切な人を想って乗るクルマなのだということを、新型ノア/ヴォクシーにてあらためて実感しました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
東京海上日動、顧客連絡先不明の代理店を新たに2社確認 合計124社に
日刊自動車新聞
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
WRC最終戦「ラリージャパン2024」開幕! 日本勢の「TGRチーム」活躍に期待! 会場はすごい熱気に! 高橋プレジデントや太田実行委員長が語る! 今大会の「見どころ」は?
くるまのニュース
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
アストンマーティン、技術責任者ファロウズ更迭は今季の不振が理由と説明「彼は2023年のマシン開発に大きな影響を与えたが……」
motorsport.com 日本版
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
ブルーインパルスがラリージャパン2024開幕を祝う航空ショー。6機が豊田スタジアム上空で華麗なスモーク
AUTOSPORT web
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
[15秒でニュース]首都高速八重洲線通行止め…10カ年計画の新環状線プロジェクト
レスポンス
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
GMのF1計画に新たな動き。アンドレッティの設備引き継ぎ、2026年からキャデラックブランドで参戦か?
motorsport.com 日本版
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
くるまのニュース
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

168件
  • 結局、価格的にも対抗できない地味なステップワゴンは販売面では惨敗することは確実だと思う。
    フィット対ヤリスの再現になるでしょうね。
    販売前は世の自動車評論家とされる者たちはフィットの地味カッコワルイデザインを心地良いとかワケの分からない絶賛をしていましたが、市場が判断しましたね。
  • 勘違いしたアホなヤンキー上がりが買う車

    ほんとにマナーの悪いやつが多すぎ

    トラックの運転手と同じ様に大きい車に乗ると勘違いして自分が偉くなった…煽りオッケーみたいな感じになるのはなぜ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

309.0358.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9574.0万円

中古車を検索
ヴォクシーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

309.0358.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9574.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村