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トヨタRAV4新型 TNGA採用 サイズ/内装/日本発売は?

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トヨタRAV4新型 TNGA採用 サイズ/内装/日本発売は?

もくじ

ー 5代目RAV4 日本発売は2019年春予定
ー 新型RAV4 スタイリング/内装/サイズ
ー 2.5ℓダイナミック・フォース・エンジン ハイブリッド車も
ー 第2世代トヨタ・セーフティ・センス

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5代目RAV4 日本発売は2019年春予定


トヨタは、米国で3月30日から開催されるニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新型RAV4(米国仕様)を世界初披露すると発表した。

5代目となる新型RAV4は、”SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD” (Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive)を開発コンセプトに設定し、新たなライフスタイルを切り拓くクルマを目指したという。

TNGAに基づく新プラットフォームの採用を通じて、ボディの高剛性化・低重心化を図っているほか、さらなる燃費性能と高い操縦安定性・走破性を目指して開発した新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」(ガソリン車)および「新型E-Four」(ハイブリッド車)をトヨタで初採用。乗り心地を犠牲にせずに、どのような路面でも意のままに走行できる操舵性と走行安定性を実現した。

新型RAV4の米国での発売は、2018年末頃(ハイブリッドは2019年初)を予定。なお、日本においては、2019年春頃になる見込みだという。



新型RAV4 スタイリング/内装/サイズ

エクステリア

TNGAの思想に基づくプラットフォームの採用により、ボディのワイドスタンス化やタイヤの大径化(19インチ)のほか、最低地上高を現行モデルよりも高くし、SUVらしい力強いスタイリングを実現。フロント・リアオーバーハングの短縮により、高い走破性能を引き立てるという。

また、「オクタゴン(八角形)」をモチーフにしたデザインにより、タフさや力強さのなかにも洗練された遊び心を演出。また、黒色に統一したボディ下部や多角形状のホイールアーチにより、地上高の高さを強調することで、足元を力強く見せた。

アッパーグリルとロアグリル双方を台形形状としたフロントグリルや、切れ長なフロントヘッドランプ、リア・コンビネーションランプ周辺からバンパーにかけて台形形状を強調したリアのスタイリングにより、ワイドかつ安定感のあるスタンスを演出した。

・米国仕様の主要諸元

全長:180.9インチ[4595mm](従来型比マイナス5mm)
全幅:73.0インチ[1855mm](同プラス10mm)
全高:66.9インチ[1700mm](同マイナス5mm ※数値修正)
ホイールベース:105.9インチ[2690mm](同プラス30mm)

インテリア

本格SUVを想起させる機能性と上質感の実現を目指したというインテリア。具体的には、水平基調のインストルメントパネルや幅広く骨太なセンターコンソールにより、視界の良さと膝のホールド性を両立した快適かつ安心な空間を実現。SUVらしさを感じる硬質な素材だけでなく、人の手や身体が触れやすい箇所にソフトパッドを配置することにより、機能性に基づいたメリハリのある構成とした。また、エクステリアと同様、多角形をモチーフにした造形を随所にあしらうことで、統一感と遊び心を表現している。

そのほか、サイドミラー搭載位置の最適化やリア・クオーターガラスの拡大、後方の可視範囲を広げるデジタルインナーミラーの初採用などを通じて、ドライバーの視認性を向上。さらに、6:4分割可倒式リア・シートの採用やクラストップのラゲッジスペース確保など、使い勝手の良い荷室空間を実現した。



2.5ℓダイナミック・フォース・エンジン ハイブリッド車も


走行性能については、ドライバーの感性を重視した走りと乗り心地を両立するために、路面を選ばない安定性(Confident)とドライバーの意のままの操舵性(Natural)の実現を目指したという。

TNGAに基づくプラットフォームを採用することで、ボディの高剛性化、低重心化、リア・サスペンションの最適チューニングのほか、燃料タンク位置見直しなど、クルマのパッケージ全体を一新し、操縦安定性と乗り心地を大幅に向上。

パワートレインには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン「ダイナミック・フォース・エンジン(2.5ℓ)」、8速トランスミッション「Direct Shift-8AT」、2.5ℓハイブリッドシステム(THSII)を設定。エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上およびトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させた。

ダイナミックトルクベクタリングAWDとは?

ガソリン車の上級グレードには、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタで初採用。前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することでコーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮する。

また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載。ハイブリッド車には、「新型E-Four」をトヨタ車で初めて採用。電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現した。



第2世代トヨタ・セーフティ・センス


新型RAV4は、第2世代の予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」を全車に標準装備し、予防安全性能を高めた。トヨタ・セーフティ・センスには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付きの「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などを含めた。


また、新型RAV4は米国で展開しているマルチメディアシステム「Entune 3.0 Audio」を標準搭載し、米Verizon社のWi-FiのHotspot、音声サービスの「Alexa」を利用可能とするAmazon Alexa、iPhoneの機能を車載ディスプレイで操作できるApple CarPlayなどを利用することができる。

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