マクラーレンのプラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカーでコンバーチブルモデルの「アルトゥーラ スパイダー」が日本上陸。新たにオープンしたマクラーレン横浜で初公開された。UK 本国からは、マクラーレン・オートモーティブ、チーフ セールス&マーケティング・オフィサーのジョージ・ビッグス、そして APAC・中国担当 マネージング・ディレクターのポール・ハリスが駆けつた。
McLaren Artura Spider|マクラーレン アルトゥーラ スパイダー
マクラーレンから「GT」の後継モデル「GTS」が誕生|McLaren
PHEVスーパーカーのコンバーチブルが日本上陸。横浜で日本初公開
マクラーレンのプラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカーでコンバーチブルモデルの「アルトゥーラ スパイダー」が日本上陸。新たにオープンしたマクラーレン横浜で初公開された。UK 本国からは、マクラーレン・オートモーティブ、チーフ セールス&マーケティング・オフィサーのジョージ・ビッグス、そして APAC・中国担当 マネージング・ディレクターのポール・ハリスが駆けつた。
Text by YANAKA Tomomi
アップデートされたパワーユニットは最高出力700ps、最大トルク720Nmを発生
横浜・みなとみらいに誕生したマクラーレン横浜で「アルトゥーラ スパイダー」が日本初公開された。
アルトゥーラ スパイダーは初代アルトゥーラから大幅アップグレードし、さらにドライバーとの一体感も高められたと謳われるモデル。
パワーユニットはミッドシップに配置された3.0リッターV型6気筒エンジンとモーターの組み合わせで、システム全体での最高出力は700ps、最大トルクも720Nm発生。高剛性なカーボンモノコックボディにより、コンバーチブルモデルでありながら、重量は1,457kgに抑えられた。
最高速度は330km/hで、0-100km/h加速は3.0秒を記録。ちなみに、アルトゥーラ スパイダーの誕生とともに、クーペのアルトゥーラ2025年モデルもコンバーチブルモデルと同様のパワーユニットを採用している。
設計のパワートレイン・マウントにより、俊敏性と精度も向上。プロアクティブ・ダンピング・コントロール・サスペンション・システムの応答速度は最大90%アップしたとし、ドライバーの操作や路面の変化に対する反応が大幅に改善されたという。
このほかにも高速走行時の制動と安定性も増進。新しいブレーキ冷却ダクトにより温度管理も改善された。
ルーフはリトラクタブル・ハードトップを採用。最高速度50km/hまでであれば、11秒で電動開閉が可能だ。またオプションとしてエレクトロクロミック・ルーフパネルも用意されている。
キャビンは、クーペと同様ドライバーにフォーカスしたデザインを継承。ステアリングホイールには操作系のボタンはなく、ホイールと連動して動くパドルギアシフトが用意された。
安全装備では、新たにブラインドスポット・モニタリング(道路標識認識)とクロス・トラフィック・ディテクション(車線逸脱警報)が標準装備されている。
今回披露されたアルトゥーラ スパイダーとアルトゥーラの2025年モデルは現在注文を受け付け中。価格はスパイダーが3650万円、クーペが3300万円となり、デリバリーは2025年初めごろの予定だ。
McLaren Artura Spider|マクラーレン アルトゥーラ スパイダー
ボディサイズ|全長4,539×全幅1,913×全高1,193mm
ホイールベース|2,640mm
トレッド|前1,650 / 後1,613mm
車両重量|1,457kg
エンジン|2,993cc V型6気筒ツインターボ
最高出力|<エンジン>605ps <モーター>95ps
最大トルク|<エンジン>585Nm <モーター>225ps
トランスミッション|8段SSG
駆動方式|後輪駆動
バッテリー実効容量|7.4kWh
EV航続距離|33km
最高速度|330km/h
0-100km/h加速|3.0秒
サスペンション前|ダブルウィッシュボーン
サスペンション後|アッパーウィッシュボーン
ブレーキ|カーボンセラミック・ディスク
タイヤサイズ|前235/35ZR19 後295/35/ZR20
マクラーレン オートモーティブ
https://cars.mclaren.com/jp-ja
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