■日本では絶版の「インテグラ」が中国でラインナップ拡大中
2023年2月26日、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)は、ホンダ 新型「インテグラ ハッチバック」を2月28日より発売すると、同社のSNSで明らかにしました。
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インテグラは、初代が1985年にデビューしたスポーティモデル。日本のみならず、北米では1986年にスタートした高級ブランド「アキュラ」の立ち上げ時に導入されるなど、世界展開を果たしています。
その後3代目モデルからはスポーツモデル「タイプR」も追加されるなどラインナップを拡充しましたが、日本では2007年に4代目モデルの販売を終了し、絶版モデルとなっています。
その後2021年に中国で、もうひとつの合弁会社である東風本田汽車(湖北省武漢市)で先行発売された11代目「シビック」(シビックセダン)の広汽ホンダ版として、インテグラの車名を復活しました。
先行発表された新型インテグラ(セダン)のボディサイズは、全長4689mm×全幅1802mm×全高1415mm。
2リッター直列4気筒エンジンに、2モーターを組み合わせたハイブリッドモデルと、1.5リッター直列4気筒ガソリンターボを搭載し、CVTのほか6速MTモデルも設定する「240TURBO」の2タイプがラインナップされています。
インテグラ(セダン)の中国での販売価格は、2021年に先行発表済みのガソリンモデルが12万9900元(約254万円)から、今回発売が開始されるe:HEVモデルが16万3900元(約321万円)からとなっています。
そして今回、2月28日にインテグラへ新たにラインナップされるのは5ドアハッチバックモデルです。
フロントマスクなどはインテグラと同様ですが、日本で売られるシビック(ハッチバック)と同様のボディタイプとなります。
パワートレインなどのラインナップもセダン同様で、先進運転支援機能「Honda SENSING」のほか、コネクティッド機能「Honda CONNECT 3.0」などを採用します。
このほか、ボディサイズや価格などの詳細については2月28日(現地時間)以降に明らかにされる模様です。
※ ※ ※
インテグラは、北米でもアキュラブランドのニューモデルとして2021年に車名を復活させています。
こちらもプラットフォームなどは11代目シビックと共用しますが、独自のデザインやパワートレインを有し、2023年に米国などで発売の予定です。
なお日本では2023年2月末現在、インテグラ復活に関する発表はありません。
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