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ホンダ新型「CR-V 爆速仕様」公開! 超“ド派手”ウイング&ワイドボディ採用マシンはまさかの「手作り」!? 米法人が製作中映像を公開

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ホンダ新型「CR-V 爆速仕様」公開! 超“ド派手”ウイング&ワイドボディ採用マシンはまさかの「手作り」!? 米法人が製作中映像を公開

■800馬力超えの爆速「CR-V」 製作中の貴重映像が大公開

 ホンダの米国法人は2023年6月27日(現地時間)、同法人の子会社HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)が製作し、2月末に初公開された新型レーシングコンセプトカー「CR-V Hybrid Racer(CR-Vハイブリッドレーサー)」に関する詳細動画を公開しました。
 
 動画では、CR-Vハイブリッドレーサーの開発や製作の様子が記録されています。

【画像】もはや「CR-V」じゃない! スゴすぎる「手作りマシン」を画像で見る(50枚以上)

 2023年2月28日に世界初公開されたCR-Vハイブリッドレーサーは、HPDが米国ホンダ開発部門のオートディベロップメントセンター(ADC)に所属するエンジニアや北米オートデザイン部門の所属デザイナーと共同で考案したもので、「究極の高性能ビースト(Beast:野獣)」を目指したとしています。

 デザインは1980年代から1990年代に活躍した幾多ものレーシングマシンや、グループBカテゴリのラリーカーからインスピレーションを受け、カリフォルニア州ロサンゼルスにある量産車スタジオでデザインされました。

 エクステリアは各部にベースの6代目「CR-V」の面影を残すものの、CR-Vとは全く違ったものとなっています。

 ボディフレームにはクロモリ素材のチューブフレームを採用したほか、ボディの幅を大きく超えた大型のリアウイングやフルカーボン製の大型前後オーバーフェンダー、フロントスプリッターを装備。

 フロントのドアは上部に向かって開く「バタフライハーフカットドア」へと変更され、サイド下部には空力を向上させるカナードスポイラーのほか、大きなエアダクトを装着しています。

 インテリアはCR-Vとは全く異なり、フルバケットシートとレーシングステアリングが備わるだけのスパルタン仕様です。

 エンジンは車体後部にマウントされ、インディカーシリーズのマシンに用いられる2.2リッターV型6気筒ツインターボエンジン+モーターのハイブリッド仕様です。これにパドルシフト付きXTRAC社製6速トランスミッションが最高出力は800馬力を組み合わせます。

 足回りには、HPDが開発したアキュラ「NSX GT-3 Evo22」で用いられたフロントサスペンションやフロントブレーキ、ダラーラ「IR-18 インディカー」で用いられたリアサスペンションやリアブレーキに加え、フロント285/35・リア305/35の太いファイアストン製超高性能サマータイヤと20インチアロイホイールを装着しています。

 今回公開された動画では、チューブフレームに車体を架装する工程や、派手な装飾を考案する様子、エンジンをはじめパワートレインを組み付ける作業などが映されています。

 また、ボディの加飾を施す前の貴重な映像も記録されています。

 このCR-Vハイブリッドレーサーについて、HPD社長兼テクニカルディレクターのデイビッド・ソルターズ氏は以下のようにコメントしています。

「CR-Vハイブリッドレーサーは、設計やエンジニアリング、製造に携わるホンダ社員全員にとっての情熱的なプロジェクトです。

 “ビースト”は、これまでのホンダ車で大切にしてきた『運転する楽しさの精神』とレースの伝統を体現しています」

 なお、5月10日にはこの「究極の高性能ビースト」を、2度のF1世界チャンピオンを獲得したレッドブル・レーシング所属のF1ドライバー マックス・フェルスタッペン選手がドライブする動画も公開しています。

※ ※ ※

 ホンダのミディアムサイズSUV「CR-V」は、1995年に登場。

 日本では5代目モデルが2022年8月をもって生産を終了しましたが、北米などの海外市場では現在も6代目となるモデルが販売されています。

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みんなのコメント

1件
  • ワンオフなら手作りなんてあたり前田のクラッカーじゃね?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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